アナーキー小池の反体制日記

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#730 原発停止決議

2011年06月25日 | 国内の話題
各自治体の議会で、今ある原発の停止を求める決議がなされています。
その殆んどの地方議会は昔、原発容認の議決を行っているんです。

原発は昔も今も変わらず危険です。
地域の首長や議員に、原発は危険だと知らなかったなんて言わせません。
本当に絶対安全だなんて思っていたのなら、かなりのおバカです。

原発立地を許した自治体に原発停止を語る権利などありません。
原発建設には多大な費用を要します。
また、住民対策として多額なお金が投入されていることも知っています。

今ある原発は寿命が来るまで使わなければなりません。
今停止中の浜岡原発だって、防災工事が終わったら運転再開しなければなりません。

地方は原発の危険を知っていて原発建設を容認したのです、多大な見返りを得て。
その見返りは先払いされています。

・・・
日本は昔も今もエネルギー小国です。
今稼動している原発を即時に廃止したなら、日本の産業は成り立たなくなります。
再生可能エネルギーを開発するとして、この先20年も30年も先でないと原発エネルギーの代替とはなりえません。

ボクは強固な反原発論者ですが、造ってしまったものを寿命も尽きていないのに壊してしまうのには反対します。
原発を受け入れた地方には、原発の寿命が来るまで、ないしは原発停止後の汚された用地の処理が終わるまで、耐え忍ばなければなりません。

・・・
福島第一原発事故の被害者の方、大変お気の毒に思います。
国とか東電から損失に対する補償を受けるのは当然です。
また、この先何十年も定期健康検査を受け、放射線の影響を追跡するのも国と東電の大事な義務です。
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