＃1058 日中韓、３国の憎悪の連鎖応酬

日本人の遺伝子を調べると、起源がモンゴル、チベット、中国四川省方面にあるといわれています。
漢人はその血を色濃く受け継ぎ、朝鮮人は漢人の血に元からいた人の血が交わってできたのです。
日本人は朝鮮人の血に元から日本にいた人の血が交わり、日本人となりました。
本当はこんな簡単な図式ではなく、もっと複雑な過程を経ていますし、先住民もそのまま生き延びています。

日本人も朝鮮人も中国人も、同じ血を引く兄弟みたいな存在です。
厳寒地のきびしい環境を生き延びてきた共通の先祖を持つ３国民は、まさにきつい性格となりました。
きびしい生存競争に勝ち残った者の後裔は、やはり欲が深くて競争心に富んでいます。

こんな日中韓ですが、このところお互いの相手に対する憎悪がかしましいのです。
政権が憎悪をあおり、マスコミが囃（はや）し立てることにより、憎悪の連鎖が起きています。

もっと、おおらかにならなければいけません。
同族同士でいがみ合ってばかりではいけません。

大昔、中国の属国だった朝鮮と日本。
日清戦争後でしょうか？、また、豊臣秀吉の朝鮮出兵や、伊藤博文の朝鮮植民地化、元による朝鮮支配や日本襲来もありますす。
日本人に両国を敬う気持ちが薄れました。
そして、両国民に日本に対する憎悪が生まれたのです。
植民地支配終了から60数年も経つのに、未だ憎悪は消しがたいものがあるのでしょう。

３国民の多くは穏健な思いを持っているのだと思います。
しかし、一部の民族主義者が憎悪を煽り立てます。
民族主義者は声が大きいものですから、それらの声が国民を代表する声と勘違いされていることもあるように思います。
そんな作られた憎悪の応酬が続いています。