アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#2178 昔の田舎の福袋

2017年01月02日 | 昔の思い出
今は元旦から開いている店があるようですが、昔は2日が初売りでした。
今、その初売りに付き物の福袋って大騒ぎですが、それって大昔からあったのです。
ボクが物心付いたころには、ボクが住んでいた田舎にも福袋ってありました。

ボクの住んでいたところから十数kmのところの人口2万人くらいのマチにも、デパートとか百貨店と称するお店があったのです。
今思うとまがい物のデパートであり百貨店でした。
少し大きめの個人商店が競ってそんな名をかぶせていたのです。
そしてそんなまがい物のデパート(百貨店)がお正月に福袋を売っていたのです。

田舎のまがい店の福袋は、やはりまがい物の福袋でした。
売れ残りの品をここぞとばかり袋に詰め込んであります。
在庫処理が一番の目的だったように思います。

買って帰ってきて袋を開けても、ゴミのようなものばかりでした。
なもんだから田舎の人は昔、デパート(百貨店)と福袋を(勘違いして)詐欺のように思っていました。

10代の中ごろ、勘違いに気付きました。
本物のデパート(百貨店)に出会い、本物の福袋を知ることができたのです。
せっかく知ることはできたけど、貧乏人の出番はありません。
ちょうどその頃、出始めたスーパーマーケットが精一杯でした。

40数年前、このマチに初めて足を踏み入れた時、ありましたね~。
デパートとか百貨店を名乗る雑貨店が。(別に違法ではないのでしょう)
そしてやはり、お正月には福袋を売っていました。
ボクは一度も買ったことがありませんでしたが。
そのうちいつの間にか、このマチの(自称)デパートも百貨店も無くなりました。
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