アナーキー小池の反体制日記

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#2972 JOC竹田会長辞任表明

2019年03月22日 | 国内の話題
東京五輪招致に関する贈賄疑惑でフランス司法当局から捜査対象となっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が、6月の任期切れをもって会長と理事を退任すると言明しました。

その理由として竹田会長は、今回の疑惑で「世間をお騒がせしたことを大変心苦しく思っている」「次代を担うリーダーにJOCを託して東京オリンピック・パラリンピックを迎えることが、新しい時代を切りひらくことに最もふさわしい」と話しました。
また、あわせてIOC(国際オリンピック委員会)の委員を辞任することも表明したのです。

疑惑について、これまで一貫して「潔白」を主張してきた竹田会長ですが、最終的には今期の任期満了での退任となりました。
本当は、来年行われる東京五輪を終えてからの勇退を望んでいたはずなんですが。
背景には、オリンピックのイメージ悪化を懸念するIOCの強い意向があった、とされています。

この辞任表明に、いろんな人がいろんなことを発信しています。
潔白なら正々堂々来季も務めればいいのに!
6月までに逮捕・起訴されたら日本は赤っ恥をかくから、今すぐ辞任するべきだ!
なにも外圧に屈すること無いんでないの?
などなど

・・・
日本の体育界では昨年、日大アメフト部やボクシング協会など古い体質による犯罪行為が話題となりましたが、日本のみならず、世界中のスポーツ界は薄汚れているのが窺(うかが)えます。
2億数千万円が賄賂(わいろ)と認定されるのかはわかりませんが、不透明な支出であったことは間違いありません。

オリンピック開催を金で買うのは、今まで暗黙の了解だったんです。
時代は変わって来ています。
そもそもオリンピックン開催を希望するところが少なくなっているんです。
来年の東京オリンピックだって、政府や東京都は大騒ぎしているけど、国民の多くはしらけた気分なんです。
オリンピックの開催は、IOCに懇願されて仕方なく引き受ける(ないしは引き受けない)、って世の流れなんです。

・・・
ボクは日本の古臭くて汚い運動界をスポーツ界ではなく体育界だ、と主張したことがありますが、日本のみならず世界中の運動界はスポーツ界ではなく体育界のようなんでした。
世界中の体育界がスポーツ界と変わらければならない、絶好の機会です。
薄汚いことは糾(ただ)さなきゃ~なりませんのです。

この事件、竹田恒和にだけ罪?を擦(なす)り付けることに抵抗があります。
国や東京都の政財界をあげての犯罪?だと思うのですが。
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