＃3416 ボクの思い ⑥ 特別な存在と思い込んだヒト

妄想にかられ勢力を伸ばしたヒトは、自身が他の生物とは別個の特別な存在だ！と妄想を広げたんです。
特にキリスト教やイスラム教のような一神教信者は当たり前に、ヒトは神が創りあげた特別な存在である、って今でも信じている人がいるんです。
日本人には「バッカじゃなかろうか」と思う人が多いんだけど、今のこの世界で神の存在を信じている人って結構多いのです。
なもんだから、他の生物の種に対する畏敬（いけい）の念なんて一つもないんです。
ヒトのために他の生物は存在するのだ！って公言してやまない輩（やから）って結構いるんです。

そんなのがいるもんだから、種の大絶滅が起こっても気象変動が起きても後ろめたいものを感じません。
ヒト自身の存在が危うくなって初めて、危機感を抱くのです。

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全ては妄想から始まりました。
宗教も貨幣も妄想の産物です。
政治も経済も思想も妄想の産物です。

この世の中は妄想に溢（あふ）れてる！って言われてもピンとこない人が多いでしょう。
ボクたちは物心ついた時から妄想の氾濫する社会の中にいるもんだから、実態と虚構の区別が出来ないのです。

例えば、平気でお金を持ちいて物の売買をするけど、お金の存在を知らずに育った人はびっくり仰天です。
紙幣1枚と食べ物何㎏が交換されるなんて狂気の沙汰、なんです。
お金の価値を知らない人にって紙幣は、火を起こすときのたきつけ、と思いました。
お金の価値の妄想が信用されてなくては、貨幣経済は成り立ちません。

例えば、人が死んだとき坊主が来て読経と称するうわごとを発するのも、そんなことを見たことも聞いたこともない人がいたら、とても奇異なことに感じるでしょう。
このハゲジジィ、何のパフォーマンスを演じてるのだろう？と疑問を持ちます。

そうなんです、お金も読経も虚構なんです。
人が作り出したものなんです。

この虚構、妄想だけど結構 実用的だったんです。
ヒトの勢力範囲を広め、交易を活発にし、経済活動を盛んにしました。
宗教やイデオロギーを広め、政治という名のゲームを創り出しました。
これらの事って全て虚構なんです。
実際には何もないけど、皆が信じることによって成り立つ虚構なんです。

妄想により繁栄？したヒトですが、そのツケが回ってきているようです。
そんなふうには感じない不感症人が多くいることは承知していますが。

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話しは代わりますが、ヒトが7,8万年前に妄想癖にとらわれてから繁栄が始まった顕著な例が最近目に付きました。
北海道のコロナ感染者は相変わらず出続けてるんです。
北海道知事と札幌市長が共同で発しようとしたコロナ禍への非常事態宣言を二日間ジャマだてした、自民党ホイト道議どものせいです。
自民党ホイト道議どもの仕業は、ただ私怨を晴らすだけの行為で“妄想”がもたらしたものなのです。
政治も議会も妄想の産物だけど、議員は実相です。
実は現実には、虚構より実相の方がたちが悪い！ってことがよくあるんです。
自民党ホイト道議どもの言動を見聞きして、そのたちの悪さを強く感じました。