アナーキー小池の反体制日記

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#946 石原のイイトコ探し

2012年03月07日 | 国内の話題
どんな人にも好いところの一つや二つあるものだといいます。
ボクの大嫌いな石原東京都知事にも好いところがあるのではないかと探しています。
ありました、良いところが。

震災瓦礫を地方自治体が率先して受け入れなければならない、と言いました。
当たり前なことなのに、ほとんどの首長は言おうとしません。
放射能の濃度を測りながら、安全なものだけの処理といわれながら、住民の反対に怖気つき受け入れを表明できないでいるのです。

神奈川県でしたっけ?、震災瓦礫の受け入れをめぐって住民説明会がありました。
住民は言うのです「安全と言うが信用ならない。放射能汚染の可能性のある瓦礫の受け入れを絶対許さない!」
福島の人はどのような思いで、この妄言を聞いているのでしょう。
「お前等の電気を作っているところの事故で、福島はいまだ高濃度の汚染を受け続けているのに」との思いが強いのではないでしょうか。

神奈川県民の多くはそう思っておらず、震災瓦礫を受け入れなければならないと感じているはずです。
でも、このような問題は1%の人が反対することにより、受け入れられなくなるのです。

原発がなければこのような問題は生じませんでした。
原発を容認しておきながら、震災瓦礫の受け入れを拒否するのは許されません。
原発は最初から最後まで、事故が起こりうる前提で建設を容認されたものです。

石原知事が言っていましたが、国が責任を持って受け入れ先を振り分けなければなりません。

放射能を含まない震災瓦礫で、このどたばたです。
放射能を含んだ震災瓦礫なんてどこも引き取るわけがありません。

・・・
住民説明会での住民の妄言を聴いて、放射能を含んだ震災瓦礫の処理について考えてみました。
原発事故を起こしたのは、東京電力です。
放射能を含んだ瓦礫は東電原発のせいで生じました。
東電は汚染瓦礫の処理をする義務があります。
その汚染瓦礫は東電管内に置かなければなりません。

電気使用量に合わせ、東電管内の市区町村の汚染瓦礫の量を決め、どんどん搬入するのです。

こんなふうにならないのは理解していますが、住民説明会で東電管内の住民が我侭(わがまま)なことを言っているのを聞いて、東北人に替わりお仕置きです。

・・・
ボクの大嫌いな橋下や石原にも探せば好いところの一つや二つはあるものです。
ボクにだって、探せば悪いことの一つや二つ見つかるのかもしれません。


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