アナーキー小池の反体制日記

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#4307 記し継ぐべきこと ⑱ 滝川市の負の遺産(田村・新 病院分・7)

2023年01月10日 | マチの事件簿

この事件、滝川市の前市長・田村弘と旭医大トンデモ学長・吉田晃俊との個人的なホイト的行為だ、って言い放つのは容易です。
ただ個人的行為に留まらず、“袖の下”を支払い続けるのには多くの職員や上級医師の関与が必要になるんです。
滝川市の上層部は知らされていたことでしょう。
滝川市の財政の連中だって知ることになるんです。

滝川市立病院の上級医師は旭医大トンデモ学長・吉田晃俊との接触を求められ、面会を強いられたことでしょう。
滝川市立病院事務部は、予算協議で年額480万の計上を強いられます。
滝川市立病院の事務担当部署の職員は、毎月40万円のアドバイザー料の支払いに携わります。

関係したであろう職員や医師の中には、理不尽さを感じながら職を務めた者もいるかもしれません。
しかしそんな良識的な思いを持った者がいても、この事件については何もモノが言えないのです。
少なくとも道義的・倫理的に受け入れられないことでも、医師確保は田舎の公立病院にとっては大問題ですので、それを損ねるような行為はできっこないのです。

・・・
この“袖の下”事件、こと滝川市に限っては前市長・田村弘が全責任を負います。
契約後に係わった者たちは、その被害者です。
そこのところは、きちんと検証し明らかにしなければなりません。

・・・
この“袖の下”事件、ヒョンなところから発覚しました。
旭医大トンデモ学長・吉田晃俊の悪態がバラされ、病院長解任という暴挙に出たため学内の反発が強まり、解任の動きが出て来た中での暴露でした。
どうせ明かされるのだから、早めに言っておいた方が潔(いさ)ぎが良いと思われる、という魂胆がはたらいたのかもしれません。

もし旭医大トンデモ学長・吉田晃俊が何ら問題を起こさず、学長職を全うしたなら、自然に契約は終了したのでしょう。
いえ、トンデモ学長のことです、学長職を降りても医師の人事権を保持していて、死ぬまで契約を続けさせられたのかもしれませんが。
ただ滝川市側は中途でこのようなバレかたは想定外だったに違いありません。
その点については“ご不幸”と言わざるを得ません。

ただね、この“袖の下”のような所業は犯罪になるかは不明ですが、禁じ手であることは確かです。
さもしく卑(いや)しい禁じ手なんです。
かって、溜まった糞便の処理に困って石狩川川底に糞便排出装置を設置したのとおんなじです。
バレなければいい、っての思いから何でもやる、ってのはいけません。
率先して正義を説かなければならない地方自治体として、恥ずべき行為なことは確かでしょう。

この事件、たまたま明るみに出ましたが、まだまだ埋もれている これに類したことがあるんではないか?って疑念を抱かせます。
滝川市の全予算を検証して疑念を晴らす必要がありそうです。
特に、“嘱託職員等報酬”って科目には何を入れても隠しおおせるように感じます。
・・・でも、滝川市も滝川市議会も、調査なんかしない!って一言で終わらせるのでしょうね。

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