アナーキー小池の反体制日記

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#2276 オモチン 三つ子の魂 百までも

2017年04月09日 | 国内の話題
あのアベの祖父はシンスケこと岸信介です。
シンスケの長女が、あのアベの母親なのです。

シンスケこと岸信介はA級戦犯被疑者でした。
シンスケは第2次世界大戦時の東條内閣の重要閣僚だったことから、極東国際軍事裁判でA級戦犯被疑者として3年半拘留されましたが、なぜか不起訴のまま無罪放免されています。
他の戦争指導者同様 公職追放されましたが、それも東西冷戦の影響による米国の方針変更によりサンフランシスコ講和条約発効とともに解除されたのです。
そして、A級戦犯被疑者だったくせに公職追放解除後、ズーズーしくも政界に打って出たのです。
首相になり、日米安保改変を成し遂げ?ました。
そしてダグラス・グラマン事件で逮捕される寸前だったのだけど、運よく免れたのです。
政界の妖怪!と呼ばれ気味悪がられましたが、その民族主義・国家主義・軍国主義・帝国主義思想は頑迷なものがありました。
A級戦犯被疑者は、永久に公職追放されなけらななりませんでした。

前置きが長くなりました。
あのアベの母は、シンスケの娘です。
あのアベの母は幼少の頃からそのシンスケこと岸信介の教えに親しんできたのでしょう。
天皇は神で、教育勅語は尊いものだ!と教え込まれていたのでしょう。

あのアベは、シンスケの娘である母から民族主義の教えを得ました。
学校での民主教育より教育勅語が正しいのだ!と、繰り返し教えられたに違いありません。
父は安倍晋太郎という自民党国会議員で大臣も勤めた人で、やはり保守系の人でしたがそれほどの国粋主義者ではなかったのです。
ボクが推察する限り、あのアベの民族主義思想はシンスケの娘である母からの影響が大きいものだったと思われます。
天皇陛下バンザイと。

防衛相の稲田朋美の父は結構名の知れた民族主義者でした。(まだ生きているのかも?)
稲田朋美は、その父から民族主義思想を叩き込まれたのでしょう。
男尊女卑と天皇陛下バンザイとを。

籠池氏には息子や娘がいます。
みな、民族主義者になっています。
金儲けの方策と天皇陛下バンザイとを教え込まれました。

・・・
幼少期に植えつけられた悪しき思考は、簡単には正常なもの!にならないのです。
籠池氏はそこのところに付け込んで、幼児教育にオモチンこと教育勅語を利用したのです。
そして幼児だけでなく小学生にも叩き込もうと企(たくら)んだのです。
その企み、あのアベを始めとする日本会議の面々の熱烈な支持を得て、もう少しで成功、というところまで来ました。
熱烈な支持をした政治家が役人達に便宜を働かせましたが、その便宜が行き過ぎたものだから、野党やマスコミの絶好の餌食と成り果てちゃったのです。
機に聡い政治家たちは、一斉に”知らない顔”をしだしました。
関係した役人も保身に懸命です。
醜(みにく)いったらありゃ~しません。

森友学園事件、最近人気が下火になってきましたが、真相の解明は進んでいません。
良民はこの事件を忘れず、真相解明を求め続けなければなりません。

・・・
次回は、日本(ハポン)会議会員が”身を捧げる”という存在の”天皇”についてです。
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