アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#3431 ボクの思い ⑯ 白人至上主義(下)

2020年06月25日 | ボクの思い・信条・理念
白人至上主義は優性思想をもとにしています。
ナチス・ドイツは優性思想をもとに、劣等民族撲滅の暴挙に出ます。
ユダヤ人やロマの民をガス室に送り込み、多数を殺しました。
ナチス・ドイツの企みはそれにとどまりません。
白人の中でもアーリア人といわれる一群を除き、その他を劣等異民族と見なしこの世から除こうとまで考えていたのです。(ユダヤ人やロマの民は白人ですが劣等白人扱いでした)
もちろん同盟国だった日本人も最下等の劣等民族でしたが、戦略上の理由から同盟を結んだんです。

優性思想に走ったのには訳があります。
2百年前に起きた産業革命により、西欧地域は隆盛をきわめていたんです。その中でドイツは一歩遅れていましたが。
産業革命を起こし隆盛をきわめたアーリア人たちが錯覚を起こし、白人至上主義という妄想にとらわれていたんです。
たわけた話です。

・・・
アジアの黄色人種を見てみましょう。
千5百年前から5百年前まで、中国は地球上で一番文明が進んでいる国でした。
中国という国名は、世界の中心の国だ!って意思表示なんです。

中国人を含む朝鮮人、日本人などは、白人世界のアーリア人みたいなもんなんです。
アフリカを出たホモ・サイエンスはユーラシア大陸に広がりました。
北上しスカンジナビア半島に行きついた連中が過酷な環境を生き抜きアーリア人となったのと同様、アジアの北の辺境モンゴルあたりに住み付いた連中が中国人を含む朝鮮人、日本人などの祖先です。

モンゴルのあたりはスカンジナビアに比べ緯度が低いけど、内陸なので気温がとても低いのです。
太陽光はそれなりにあるので、色白な黄色人となりました。
ただ、極端に寒い環境だったので体表面積比を減らすため、手足は短めに、目鼻立ちも控えめな面相になったのです。

スカンジナビアに育ったヒト同様、モンゴルに育ったヒトも過酷な環境下で、他を押しのけても生き残る強靭な精神力を持った者だけが生き残れたのです。
良く言えば勤勉で向上心に溢れたヒト、ですが、悪く言えば性格がきつくエゲツナイのです。

モンゴルに育った者たちは、何千年もの間に何度も南下を繰り返します。
ユーラシア大陸の大半を制圧した“元(げん)”の存在もありました。
中国・朝鮮を経て日本にもやってきました。
2千年前の弥生時代のはじまりです。(その前の縄文人もモンゴルが起源かもしれません。他にベーリング海から北方人が、台湾経由で南方人が来ています)

・・・
今、世界を牛耳っているのはスカンジナビア半島出の欧米人と、モンゴルに起源を有する東アジア人です。(中国、韓国、日本などです)
緯度の高いところに住み、エゲツナイ根性を待った者が世界を制しています。
もっとの~んびり生きていけばいいのに、って思うのだけど出自が酷(ひど)い環境だったもんだから、根性悪の習性が抜けず、他を押しのけても邪欲を満たそうとする、そんな者が世界を牛耳っているんです。
その上、の~んびり生きようとするものを“怠け者!”と糾弾し差別するんですから、お粗末です。

真正白人至上主義者は、似かよった存在の東アジア人も差別の対象です。
このイエローモンキーめが!って。

白人至上主義と東アジア人についての検証を終えます。
この記事についてブログを書く
« #3430 ボクの思い ⑮ 白人至... | トップ | #3432 アカゲラ営巣(上) »

ボクの思い・信条・理念」カテゴリの最新記事