つきのこ的徒然日記

見たこと感じたことを徒然なるままに。
わがまま自由気ままにゆったりと・・・。

美術館備忘録

2014-03-12 10:00:11 | 美術・芸術
ポチポチと美術館や能楽堂には行っているものの
ブログに載せることもなく。。。相変わらずぐ~たら。

えい!今年は備忘録だけでも!

横浜・そごう美術館へ3月10日最終日に行って来ました。
「黒田辰秋の世界 ー目利きと匠の邂逅ー」

家具、茶道具、食器類などを中心に約90点が展示。
木工技法は拭漆、朱漆、螺鈿、乾漆などで、
家具、茶道具、食器類などを中心に約90点展示。

特に目を引いたのが「朱漆四稜棗」でした。
グッ!使ってみたい!触ってみたい!

いまでは廃刊となってしまった季刊「銀花」で、
木工作家・黒田辰秋を初めて知ったのが40年以上前。
当時「日本民藝館」へ実物見にいき、眺めてきました。

人間国宝の黒田氏の作品、
川端康成、小林秀雄、武者小路実篤、志賀直哉といった文士たちに
「用の美」としてご愛用されていたのね。

また映画監督の黒澤明は別荘の家具一式を注文し、
当代の目利きとも言われていたそうな。
映画観ればわかるよ~だよね~。

約90点出品されているなか、
志賀直哉の遺品となった白タモ葡萄杢インク壺は
「銀花」に掲載されていた作品。

目福たっぷり頂きました。






1月にサントリー美術館へ。
平等院鳳凰堂 平成修理完成記念「天上の舞 飛天の美」


舞楽の天女たちに会いに行って来ました。
難しいお仕舞を習っていた時だったので、
いい力をいただけたような気分になりました。