つきのこ的徒然日記

見たこと感じたことを徒然なるままに。
わがまま自由気ままにゆったりと・・・。

「幽玄」坂東玉三郎×鼓童

2017-06-30 06:55:00 | 歌舞伎



5月半ば過ぎ、渋谷・オーチャ―ドホールへ、
坂東玉三郎×鼓童「幽玄」を拝見しに行って来ました。
「羽衣」「道成寺」「石橋」とお能の演目を題材にしたもので
構成されていました。

玉三郎さんと鼓童の共演は
建て直す前の銀座・歌舞伎座で「アマテラス」を観て以来になります。

しかしながら、鼓童のメンバーたちの進化に驚きました!
舞も謡も琴も笛もできるようになっていたのです。
もうただの太鼓奏者だけではありません。

鼓童の挑戦は新たな日本の文化芸術の始まりになるかもしれません。
そして鼓童を育て上げてきた玉三郎さんの凄さを感じました。

それにしても、久しぶりに美しい玉三郎さんを拝見できて
眼福な一日でございました。


オーチャードホールの椅子はどうしようもなく座りにくかったです。
お着物にやさしい椅子、あるといいですね。
京都・大崎「聴竹居」にあったお着物専用椅子を思い出しました。



この観劇備忘録は1ヶ月以上前にブログで紹介する予定でしたが
体調崩し、未完成のまま保留してました。
宮城の友、チーちゃんからの贈物もそのまま遅れ・・・。ごめんなさい!
そしてまたあらためてありがとうございました。




































高千穂の夜神楽

2017-06-28 15:41:44 | 美術・芸術

先週末、国立劇場小劇場に重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」を
友人と観に行ってきました。

パンフレット引用ですが
―天孫降臨や天岩戸など数多くの神話や伝説が残る宮崎県高千穂町には、
重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」が伝えられています。
毎年11月から2月の時期、集落毎に夜を徹して33番の神楽を
奉納し、農作物収穫への感謝や、五穀豊穣の祈りなどを捧げます。
神楽を通じて古の人々が抱いた信仰、自然環境への感謝や畏敬の想いを
垣間見ることができるでしょう。― (以下中略)


一部「神との宴の始まり」と二部「岩戸開の物語」に分かれて公演。

舞台中央には、四方に囲んだ神殿があり、
祠とお供え物とお面が祀られ、
注連縄と様々な文様を切り透かした白紙が張り巡らされていた。

神と人とが一体になって、夜通し舞い続ける聖なる遊び「夜神楽」
一部だけの拝見でしたが、
力を拝受し、すこし清められたような気持ちになりました。
ありがたや!

前日、歩行中に高齢者運転の車に後方からいきなり当てられ、
体も気持ちも落ち込んでいたのですが、
これでお祓いできたかもしれません。
軽傷で済んで何よりではありましたが・・・。

全国津々浦々に伝承されているお神楽、
その地に行って拝見したいものですね。
独自の空気感が必ずあるはず・・・・。


追伸
4月に拝見した坂東玉三郎さんと鼓童の舞台も
備忘録として近々簡単にUPしたいと思います。








少しずつ・・・・。

2017-06-26 16:10:00 | 草花
またもやしばらく更新できずにいました。

体力気力落ちて、多分これ以上落ちることはないと思います。
あとはゆっくり上昇・・・。

今年も意外なところからネジバナが咲きました。
いつみても不思議な花です。




睡蓮の葉の上に迷い込んだクロアリ。
そわそわ動き回っていて、不愉快な動き。
「来た道、分かんないの!」って思いながら
観察してたら、やっと地面に戻ることができた。
もう来ないでね!


ピンク色のエゴノキの植木鉢にクロアリが巣を作ってました。
ポコポコといくつもアリ穴が。出処はここでしたかぁ!

アリは害虫を運んでくるので除去方法をネットで検索。
結局は女王アリを退治するしかないらしく、
それも殺虫剤使用によるものが多い。

そこで思いついたのが独特の匂いがあるドクダミ。
ドクダミの花を飾っていたところ、
猫が寄り付かなかったのを思い出し、早速実験。

数カ所に挿木して1,2日様子見。
時々覗き込んで、表面の土を少し掘っていたら、
偶然にも女王アリが地中から出てきた。
確かに他のクロアリに比べると大きいし、羽付き。

兎にも角にも女王アリ駆除したので、
多分クロアリは自然といなくなっていくでしょう。

ドクダミの効果だったかは不明なので、
自然科学を研究している知人にたずねてみます。