つきのこ的徒然日記

見たこと感じたことを徒然なるままに。
わがまま自由気ままにゆったりと・・・。

つきのこ的妄想の世界「隅田川」

2007-01-31 14:15:00 | 能・狂言
友枝さんの「隅田川」を観てから、1週間がたった!
さぁ、ブログに書きましょうと決意したのですが、
薄れて消えかかっているのです。すまんです^^;
これは、私の血と肉になったのです。
元気の源をいただいたと思っていますわ。いわゆる生きる力です!

で、ちょっとだけです。
詳しくは、saheiziさん、fukuさんがかかれています。逃げてる?許して下さい。

お幕から滑り出すとき一瞬ですが、友枝さんはためらったように見えたのです。
いつも感じる熱に影がさしている感じ。
鏡の間で面をお付けになってから、
お幕前まで歩いていく間、何をお感じになられたのでしょうか?

装束の色も前回の「百万」を違い、色彩を落としている。
笠をかぶっているが、表情が暗い。単なる笠の影のせいではない。
面の使い方が、本当にうまい!当たり前ですけど。

おワキの宝生閑さんが、うまく情景を創り出してくれている。
さすが、人間国宝名人の技!でござる。

シテ、ワキ、地頭の香川靖嗣さんはじめ地謡の力強さ、お囃子方、
みごとに調和している。ぐんぐん、惹きつけられる。
心地よい緊張感。お能の醍醐味である。

で、そんな時~~、紙の音。そんなの予測できないのか!
怒りを通り越して、笑いになってしまったのよ! わ・た・し!
のど飴取り出し開ける音だって、響くのにね~。

さてさて、気を取り直してさらに集中。

舟に乗り、渡し守が語る一年前のこと、3月15日になくなった子が
探し求めていた我が子と知り、愕然と力落とす母、みるみる面の表情が
変わっていく・・・。すごいものを観た!
瞬きしても、間違いなく面が変わっていくのである。

舟から下り、塚に行き、嘆き悲しむ母の声は、深~い地の果てまで、
低く響く・・・。
幻となって現れた梅若丸を抱きしめようと駆け寄るが、
すーっとすり抜け、消えていく・・・。
あの低い声の響き、力なく打つ鉦鼓の音、
今思い出しても、涙ぐんできました。一瞬一瞬が忘れがたいです。

で、子方の内田貴成君、可愛かったな。
去年よりまた少し大きくなって、次の舞台が楽しみです。

この名演を観ることができて、本当に幸せでした。

またがんばろうっと。




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能楽堂いろいろ♪

2007-01-26 20:36:08 | 能・狂言
1月24日、またもや、国立能楽堂に行って参りました。

お目当てはもちろん、友枝さんの「隅田川」でした。
あぁぁぁ~~「感無量」過ぎて、まだこの胸にしばし、とどめておきまする。


かわりにと申しますか、つきのこがこれまで行った能楽堂を列挙いたしますね。

国立能楽堂・・・一番でかい、ではなくて、広い!

横浜能楽堂・・・染井能楽堂で使われていた鏡板や他の古材も随所に
       使用されている。もし、食堂に入ったら、
       ぜひ天井を見ていただきたい!

観世能楽堂・・・能楽関係者以外のお方が、去年お舞台にたちました!
      「玉さま」こと、坂東玉三郎さん。清和さんと仲がいいんですって!

宝生能楽堂・・・一番好きな能楽堂かも知れない。
       鏡板の松好きだな・・。席に白いカバーがかかっているところも、
       全体的にいい雰囲気だしているなぁ♪

厳島神社の能舞台・・・う~~ん、また友枝さんの「羽衣」「猩々乱」
          思い出してしまった!最高だったなぁ~♪
          つきのこ、ハードスケジュールで、この日から4日連続で
          音楽会、能鑑賞会でしたわ。実は6日連続の予定が、
          雨天で流れてしまいました!

矢来能楽堂・・・舞台と見所が、ものすごく近い!
      畳もあって、アットホーム的で好きです!

喜多能楽堂・・・今一番多く、観にいっている所♪

身曾岐神社の能楽殿・・・大きな池に囲まれていて、鯉もすごいジャンプして、
           お能観てたのが印象的!

梅若能楽学院会館・・・友枝さんの舞囃子「江口」ちょーよかったです。

あとは、一年に一回だけ能舞台を設える鎌倉宮での薪能。

新しい試みだった三渓園でのお能、おぉ~~、寒かった~!

長崎の浦上天主堂でのお能は多田富雄さんの新作能、
ステンドグラスに夕日が射し込み、本当に美しかった!
この夏、セルリアンタワー能楽堂で再演されるらしい。
グレゴリオ聖歌、また聴けるのかしら・・?

あっ、セルリアンタワー能楽堂は、まだ行っていません。
今年は間違いなしに行くでしょう!

まだまだ、行っていない能楽堂はたくさんあります。

足腰しっかりしているうちに、ぜひぜひ、参りたいと思いま~す♪










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一月定例公演「百万」

2007-01-20 23:24:20 | 能・狂言
行って参りました!!

昨日は、今年入ってのはじめての能鑑賞でした!

あいにくと少々遅れ気味で、国立能楽堂へ到着。

狂言・大蔵流「石神」(パスしました)

クラシックコンサートと違って、公演中でも入れるけど、やめました^^;
食堂でビデオを観ていたら、後半は神楽あり、囃子の伴奏ありで、
あらら・・・、生で観たかったわ♪

能・喜多流「百万」シテ:友枝昭世 ワキ:宝生欣哉 子方:金子龍晟
       
笛:一噌仙幸 小鼓:曽和正博 大鼓:亀井広忠 太鼓:観世元伯 地頭:香川靖嗣

-あらすじ-
曲舞の舞い手の百万は、生き別れた我が子を探し、物狂いとなってさまよい、
京都嵯峨野・清涼寺の釈迦如来の前で再会します。百万の芸尽くしが見どころ。

シテの「車の段」「笹の段」、「おもしろく狂うところ」の舞と、
わが子と再会するところは、なんといっても見どころでした。

母「百万」が狂うほど思いつめた我が子との再会の場面は

狂気から正気へと変わっていく「百万」の心情を、さすが友枝さんの

気迫と申しますか、観ている者ももちろん感じとれました。

以前、他流派の「百万」を観た事がありますが、当然ですが、違いましたね。

シテが揚げ幕から出てくると、見所の雰囲気がジワジワと、

友枝さんのオーラに包み込まれていくような感じになるのです。

いつもながら、熱を感じるのです。私の友人たちも同意見!

相変わらずの、美しい足の運びに、目はもう釘付け状態。

長絹の色はまさしく『甕覗き』のいろ、

藍が最後の最後に、振り絞って出してくれる色目です。

扇の色が、鮮やかな青で、お互い色を引き立てあってました。

細部にわたるまでの演出にもう感服!力強い地謡もよかったな~♪

じっと、立っているときも、内面にエネルギーが充満しているのが、

伝わってまいります。友枝さんの「気」は、並々成らぬものです。

そういえば、お囃子方、調和してそうで、してなさそうで・・?(ま、いいか!)

久しぶりに『至福』の時が持て、幸せな気分で家に辿り着きました♪

お着物の方、まだ一月だからでしょうか。多かったです。

という、私もお着物で参りました♪


















 
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万葉集 ~萩~

2007-01-17 10:47:57 | 染織
ある方から、「萩で染めるとどんな色になりますか?」と
ご質問を受けました。
どうもお謡いの中に出てくるみたいなのです。

あいにくと、まだ「萩」で染めたことがなかったので、
早速、本で調べてみたところ、ベージュとかグレーの色、
まぁ、思っていた色でした。

ところがこの萩 『万葉集』では、草花のなかで一番多く、
詠まれていることが、調べている中でわかりました。

「わが衣摺れるにはあらず高松の野辺行きしかば芽子(はぎ)の摺れずぞ」

「ことさらに衣は摺らじ 女郎花咲く野の芽子(はぎ)ににほひて居らむ」

この2首は、萩の花で摺染をしたものでしょうか?
他にもあるかしら??

『万葉集』は、約4500首の歌があり、
萩はそのうち約140首も、詠まれているそうです。

万葉の頃に生きていた人にとって、
萩が身近な草花であったことがわかり、
萩を再確認しました。

万葉の頃の染色方法は、
これから調べていきたいと思っています。

どのような文献が残っているか、
全く手探り状態ですが、
ほんのりと、ロマンを感じている私ですぅ~♪

ところで『牧野新日本植物図鑑』には、

「ハギは生え芽(き)という意味で、
古い株から芽を出すのでこの名がついた。
昔は芽子(はぎ)と書き・・・(途中略)とあり、
萩という字は、秋に花を咲かせるので、
草冠に秋と書いてハギと読ませた」と、書いてありました。

今回は「萩」を中心に調べていますが、
他の草花も調べていくと面白そうです。わくわく~♪









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シニアグラス

2007-01-13 11:18:51 | 独り言
本を読むのも、パソコンやるのも、
ケイタイメールするのも。
老眼鏡が必要なんですう。 ><;
まだ、軽症ですけどね~~(汗)

パソコン始めた頃から、急にきましたね。

かけたり、はずしたり、
当然のことだけど、置き忘れたり。

めがねコードを、一時やっては見たけど、
はずした時、胸の辺りにあるのがジャマ!
結局、頭の上にあることが多いかな。

外出用には遠近両用♪
本屋での立ち読み、お買い物のときの説明書きなどなど。
忘れたときなんか、もう人生あきらめ気分になりますわ。

おしゃれなめがねが増えてきたから、
楽しまなくちゃ♪



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志村ふくみ展

2007-01-12 17:33:03 | 染織
昨日は、銀座ポーラミュージアムアネックスにて開催中の
「志村ふくみ展 -裂を継ぐ‐」に行ってきました。

染織家志村さんは、重要無形文化財保持者(人間国宝)でありながら、
数々の著書も出されているお方です。

まぁ、私にとって、数々の作品は最高の憧れです。
当然、足元にも及ばないですわ。
織物も言葉も、志村さんの手と口から出てくると、
光になってしまう・・・・。
なんか、神々しいのです。

多分、生き方もしっかり芯を持って、
まっすぐ見つめてこられたのでしょう。
ほんとに凛としたお方です。

今回の作品展は、お着物は三点ほど。
他の作品は、四十数年来、織りためてきた裂を切り、
貼り交わせ、額に入ったものです。後、雛形となった布など。

私の好きなマチスや、P・クレーを連想させる作品たちでした。

それぞれの色が主張しながら、共感していく・・・。
植物染料で染めた色は喧嘩しない・・・。
お互いの色を引き立てあう・・・。

自然からいただく色に感謝したくなりました。

志村さんは、自由な精神の持ち主であり、
強い意志の持ち主だとあらためて思いました。

ほんと、ガ~~ンときちゃいました!!




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初稽古でした!

2007-01-10 11:26:00 | お稽古
昨日は今年に入っての、初お稽古日でした。

お稽古のときは、ほとんど動きやすいパンツ姿ですが、
昨日は初日だし~~、
ということで、大好きな結城紬を着て出かけました。

しかし毎回、先生の前で舞うのは緊張します。
冬でも背中に汗が流れてくるのです。

日々の暮らしの中で、
このくらいの緊張感は私には必要なんでしょう!

昨日は先生が新しい曲を
選んでくださいました。

今回は仕舞本にない曲でしたので、
自宅に帰ってから謡を調べました。

毎回新しい曲ごとに、
ノートに必ず!
謡を書き写すようにしています。
コピーはあえてしません!
作者、シテ、面、場所、ワキ、ツレなど調べ、
舞う状況をイメージしていきます。

わずか数分の舞ですが、全神経を集中させ、
それが最後には、無意識のなかで出来るように
なれればいいなと思うのですが、
そうなるには、何年、いや何十年も
かかるかもしれません。

「なぜ、お仕舞なの?なんか役に立つの?」
50の手習いのわりに、一生懸命な私を見て、
聞いてきた友人もおりました。

「う~~ん、たぶん、自分を律するためかな~~」

その時は、そう答えるのが、一番正直だったと思います。

また、今年一年、精進してまいります!!











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勇気を持って(その1)

2007-01-08 17:41:19 | 独り言
勇気を持って!

体重計に乗りました!

少し、歩こう、
腹八分目にしよう!
時々、玄米食にしよう!
甘いもの、油もの、少しだけひかえよう!
遅い時間に食べないようにしよう!

ストレスをためない程度のダイエットですよ・・・。
栄養のバランスも考えてね・・・。
それも時間かけてゆっくりとね・・・。
え~っと、ほかにもあるかな??

自分に言い聞かせています

私の燃費は段々、確実に良くなってきています




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今年も元気で!

2007-01-06 12:13:28 | Weblog
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

実は喪中の身の上、しばらく静かにしておりました。
おかげ?で、年末年始は、のんびりと過ごすことができました。

元旦から染色です。
沖縄方面へ染織旅行していた知人から、
届いたクリスマスプレゼントの植物で染めてみました。

普通、葉っぱは、ほとんどベージュかグレーにしか染まらないのですが、
この植物「福木」はきれいな黄色に染まります。
絹糸、麻糸、シルクオーガンジーと染めていき、
最後のうっすらと残った色の染料で、絽の帯揚げを染めました。

沖縄の土地は、特別の磁場がありそうです。
動植物も、人も、目に見えない大きな力を
いただいているような気がいたします。
染めている私も、元気をいただきました!
いつか行ってみたいところですわ~。

ところで、50代を迎えてから感じていたことですが~~、
やっと私らしく、素直で自然体で、
生きていけるようになってきたことです。

更に上質な時間の過ごし方ができますように、
努めてまいります。

今年は大きな目標があります!
ある程度、見通しがつきましたら、
ご報告させてくださいね。

ブログを通して、知り合えた素敵なお仲間たちが、
今年一年、お元気で過ごされますよう、
お祈りいたしております。
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