マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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出雲ぶれーど・うのぶっかけうどんと稲荷寿司

2016年09月28日 08時30分33秒 | 食事が主な周辺をお散歩
榛原から戻って白河に向かおうとしていた。

時間帯は丁度の昼時。

ここら辺りに手打ちうどんの看板があったようだ。

いつからその店があったのか記憶にないが、FBやブログに食べ歩記を書いている人がいた。

ネットをぐぐっていたら、たまたまそれが目に入った。

とても美味しそうに感じた味の評判に釣られていつかチャンスがあれば・・・と思っていた。

その場所が桜井市の出雲だった。

紹介されていたブログには店内の様相もアップしていた。

雰囲気はごっちゃごちゃしている感じだ。

立ててあった玄関看板の当日メニューに530円のクリームチーズバター味「釜kiki・」や450円のバターとしょうが味「KBG」が書いてあった。

食べてみたいような気もするが、バター味は口や胃袋に味覚が残りやすい。

私だけかもしれないが、割合に残食感があるのが嫌気。

次の行程もあるので今回は遠慮する。

ドアを開けて入店する。



奥の厨房にはご主人が、手前に並べた天ぷら、ご飯ものの横には奥さんが迎えてくれる。

ざっと見渡して即決する。

430円のぶっかけうどんだ。

もちろん「温」ではなく「冷」である。

それを伝えた奥さんが云った。

麺の味が判るのは「ぶっかけうどんに尽きます。特に冷やが」・・である。

チェーン店でもそうだが、ぶっかけうどんの冷たいのんを頼むといつもそういう答えが返ってくる。

これが嬉しいのである。

頼んで間違いがないぶっかけうどんにもう一品。

目に留まったのが稲荷寿司だ。

やや小ぶりであるが、2個で100円。

チェーン店にある稲荷寿司の半分の金額だが、味は極上の倍額以上だった。

稲荷に味が浸みてとてもジューシー。

美味すぎる。

なんなら稲荷寿司だけでも良かったかなと思えるほどである。

この日、訪れて食べていたお客さんは家族連れ、子連れ、友達などのグループ連れなどが5組。

食事中とか出来上がり待ちで店内はいっぱいだった連休初日である。

注文後の十数分。

しばらくすればぶっかけうどんが運ばれた。



麺に出汁も入っていますが、足らないと思う場合は、別途の出汁もご利用くださいと伝えられた。

ぶっかけうどんにはダイコンおろし、もみのり、かつおぶしにレモン一切れを盛っている。

ご主人が旨いとお勧めする盛りであろう。

レモンを絞って麺に落とす。

一切れなので多くはないが、香りがぱっと広がる。

絞った指も同じように香りつき。

テーブルも香りが広がる。

最初の一口はそれだけ。

出汁の味とレモンの香りを味わう。

実にさっぱりした味である。

麺は強烈なコシがある。

噛み応えがある麺は手打ち。

店主の腰が入った麺をがっつり、さっぱり、爽やか、爽快感の三拍子で味わう。

一口、二口はそうした。

追加の出汁も入れてみよう。

一口、二口食べた。

味は若干濃くなったがさっぱり感は変わらない。

どこからくるのだろうか。

ダイコンおろしにレモンの相乗効果なのかもしれないが、モミノリはモミノリの味。

気にかかるのはかつおぶしだ。

ふわーっとした削りふしではなく、どちらかといえばかつおぶし粉に近い。

細かい粉の味が出汁に反逆しているかのように思えた。

私の好みである天かすがあれば・・と思ったが、もう遅し。

気がついたのは食べ終わってからだった。

トッピング用に二種類の天かすがあったのだ。

一つは市販と思われる丸い揚げ天かす。

もう一つはがさつい形の天かす。

本来の天かすである。

僅かに残った出汁に入れてみた。

揚げた油が良いのだろう。

丸みのある甘い味がする天かす。

次回、訪れた際には配膳されたときにトッピングしてみよう。

ところで「ぶれーど・う」には定休日がある。

火曜日と第一土曜日。

覚えておくと助かることもある。

また、昼間であっても麺が完売した場合は店終いになることもある。

(H28. 3.19 SB932SH撮影)


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