田山の花踊りが行われる集合場所および出発地は京都府相楽郡南山城村の大字田山にある旧田山小学校跡の校庭になる。
山添村の北野より下った地は月ヶ瀬の桃香野。
そこより東廻りで車を走らせる。
月ヶ瀬橋の赤い橋脚を渡って左折れ。
久しぶりの長引の集落を通る。
三叉路に出れば左折れ。
西に向かってなだらかなカーブを経て一直線。
数キロメートルも走れば南山城村の大字田山に着く。
白抜き文字染めした「京都府指定無形民俗文化財 田山花おどり」の幟旗が立ててあった。
そこが旧田山小学校跡。
校庭には数人の人たちが居た。
関係者のようであるが、主たる関係者ではないと云う。
どうやら諏訪神社にいるようだ。
そこを訪れて関係者にお会いして取材の承諾を得た。
その場でたまたま遭遇した二人のカメラマンと合流する。
特に約束もしなかった二人の出合いは奇遇なことである。
そこに居られたもう一人の男性は京都府立山城郷土資料館の学芸員。
調査および記録のために滞在しているという。
この田山の花踊りは企画展を通じて教えてくださったのだ。
8月末日に訪れた企画展は充実した内容であった。
この日に遭遇した一人のカメラマンとともに拝観していた。
それはともかく始まるまでは時間がある。
落ち着く場はどこにするか、である。
先に到着していた二人は旧小学校跡にある喫茶に、ということで三人揃って歩いた。
里道から急な坂を登れば校門に着く。
身体が思うように動かない。足が上がらないし、腰がだるい。
難儀な身体になったものだ。
これもまた、それはともかく、だ。
平成15年(2003)3月を最後に廃校となった田山小学校の校舎跡を利用した「Cafeねこぱん」という喫茶がある。
お茶でもしようやということで寛ぐ場をここに決めた。
木造校舎に囲まれたコの字型の中庭は懐かしい。
とはいっても私はここの出身者ではない。
大阪市内の住之江区。
生まれ育った北島町にある敷津浦小学校だ。
敷津浦小学校の創立は明治7年。
昭和41年に卒業してから何十年も経った。
記憶は曖昧だが、二宮金次郎像があったことは鮮明に覚えている。
ここもそうだがこの場に建てているわけでなく母校も校庭にあった。
コの字型の校舎にあがってみる。
土足は厳禁。
靴を脱いで廊下にでる。
綺麗に磨きをかけた板張り廊下。
このような建物構造は大阪市内にあった小学校校舎となんら変わらない。
卒業して学年はあがって中学生。
学び舎は南稜中学校に移った。
思いだすのは廊下も舎内教室も板張りだった。
スリッパを履いていたような気がする。
校舎の扉も木造。
ガタガタしても扉に車輪があったので難なく開いた。
そんなことを思いだしながら、母校とほぼ同じ時期の明治9年に創立された旧田山小学校跡校舎の廊下の突きあたり手前の扉を開ける。
舎内教室にあった椅子や机。
黒板などなどはいずれも当時のまんまのようだ。
その黒板にCafeねこぱんのメニューが書かれていた。
ぱっと見た限りであるがやや高め。
私にとっては逃げ出したくなるメニュー金額である。
写友人は二人ともコーヒーがお好きなようですでに頼んでいた。
仕方ないと云えば申しわけないが450円だったと思うアイスコーヒーを注文する。
同店には日替わりランチがある。
値段は1000円。
私にとっては目ん玉が飛び出すくらいの価格帯。
一人だったら扉を締めて帰っているだろう。
時間帯が合わなかった芸能人がこの地にやってくると聞いていた。
取材する関西テレビのクルー。
駐車場に「関西テレビ」があったので来訪の話しは間違っていない。
その様子を映し出す番組があった。
なんと深夜放送なのだ。
番組は「横山由依(AKB48)がはんなり巡る京都いろどり日記SP~ゆいはん&あんにん秋・・・」だ。
放送が始まったのは午前1時55分。
この夜はたまたま深夜に目覚めた。
ぱっちり目が覚めた。
夜は無音。
それが怖くてテレビのスイッチをいれる。
なにげに見た映像に校舎が写っていた。
そうだ、間違いない、旧田山小学校跡校舎の板張り廊下。
そこを歩く横山由依さんと入山杏奈さん。
おしゃべりしながら廊下を歩いていた。
二人は「田山の花踊り」を見学すると噂で聞いていた。
どうやらその映像はすでに終わっていたようだ。
それはともかく二人が扉を開けて入ったのがCafeねこぱんだった。
数人のお客さんが談笑しながら食事をしている。
野菜とか煮込みカレーは白墨で950円と書いてある。
ベーグルサンドスープセットは850円だ。
田山の子供たちが勉学に使っていた椅子に座る。
机を開けて置いてあった教科書をとりあげる。
注文した自慢のランチは秋のベーグルランチ。
おそらく850円であろう。
つい最近食べたガンジス川のナンカレーセットも850円。
味の食べ比べはしていないが、ナンカレーが絶対に勝つと思っている。
HPをもつCafeねこぱんのメニューは果たしてどんなものなのか。
知りたくなって探してみた。
メニューの項目を開けばメールだった。
注文する食べ物の一切が公開されていないのにどうして注文できるのだろうか。
不思議でならないHPである。
ちなみに旧田山小学校跡の他の部屋は工作室にギャラリー。
田山の民具もある郷土の資料館もある校舎。
ゆっくり見ている時間はなかった。
(H27.11. 3 EOS40D撮影)
山添村の北野より下った地は月ヶ瀬の桃香野。
そこより東廻りで車を走らせる。
月ヶ瀬橋の赤い橋脚を渡って左折れ。
久しぶりの長引の集落を通る。
三叉路に出れば左折れ。
西に向かってなだらかなカーブを経て一直線。
数キロメートルも走れば南山城村の大字田山に着く。
白抜き文字染めした「京都府指定無形民俗文化財 田山花おどり」の幟旗が立ててあった。
そこが旧田山小学校跡。
校庭には数人の人たちが居た。
関係者のようであるが、主たる関係者ではないと云う。
どうやら諏訪神社にいるようだ。
そこを訪れて関係者にお会いして取材の承諾を得た。
その場でたまたま遭遇した二人のカメラマンと合流する。
特に約束もしなかった二人の出合いは奇遇なことである。
そこに居られたもう一人の男性は京都府立山城郷土資料館の学芸員。
調査および記録のために滞在しているという。
この田山の花踊りは企画展を通じて教えてくださったのだ。
8月末日に訪れた企画展は充実した内容であった。
この日に遭遇した一人のカメラマンとともに拝観していた。
それはともかく始まるまでは時間がある。
落ち着く場はどこにするか、である。
先に到着していた二人は旧小学校跡にある喫茶に、ということで三人揃って歩いた。
里道から急な坂を登れば校門に着く。
身体が思うように動かない。足が上がらないし、腰がだるい。
難儀な身体になったものだ。
これもまた、それはともかく、だ。
平成15年(2003)3月を最後に廃校となった田山小学校の校舎跡を利用した「Cafeねこぱん」という喫茶がある。
お茶でもしようやということで寛ぐ場をここに決めた。
木造校舎に囲まれたコの字型の中庭は懐かしい。
とはいっても私はここの出身者ではない。
大阪市内の住之江区。
生まれ育った北島町にある敷津浦小学校だ。
敷津浦小学校の創立は明治7年。
昭和41年に卒業してから何十年も経った。
記憶は曖昧だが、二宮金次郎像があったことは鮮明に覚えている。
ここもそうだがこの場に建てているわけでなく母校も校庭にあった。
コの字型の校舎にあがってみる。
土足は厳禁。
靴を脱いで廊下にでる。
綺麗に磨きをかけた板張り廊下。
このような建物構造は大阪市内にあった小学校校舎となんら変わらない。
卒業して学年はあがって中学生。
学び舎は南稜中学校に移った。
思いだすのは廊下も舎内教室も板張りだった。
スリッパを履いていたような気がする。
校舎の扉も木造。
ガタガタしても扉に車輪があったので難なく開いた。
そんなことを思いだしながら、母校とほぼ同じ時期の明治9年に創立された旧田山小学校跡校舎の廊下の突きあたり手前の扉を開ける。
舎内教室にあった椅子や机。
黒板などなどはいずれも当時のまんまのようだ。
その黒板にCafeねこぱんのメニューが書かれていた。
ぱっと見た限りであるがやや高め。
私にとっては逃げ出したくなるメニュー金額である。
写友人は二人ともコーヒーがお好きなようですでに頼んでいた。
仕方ないと云えば申しわけないが450円だったと思うアイスコーヒーを注文する。
同店には日替わりランチがある。
値段は1000円。
私にとっては目ん玉が飛び出すくらいの価格帯。
一人だったら扉を締めて帰っているだろう。
時間帯が合わなかった芸能人がこの地にやってくると聞いていた。
取材する関西テレビのクルー。
駐車場に「関西テレビ」があったので来訪の話しは間違っていない。
その様子を映し出す番組があった。
なんと深夜放送なのだ。
番組は「横山由依(AKB48)がはんなり巡る京都いろどり日記SP~ゆいはん&あんにん秋・・・」だ。
放送が始まったのは午前1時55分。
この夜はたまたま深夜に目覚めた。
ぱっちり目が覚めた。
夜は無音。
それが怖くてテレビのスイッチをいれる。
なにげに見た映像に校舎が写っていた。
そうだ、間違いない、旧田山小学校跡校舎の板張り廊下。
そこを歩く横山由依さんと入山杏奈さん。
おしゃべりしながら廊下を歩いていた。
二人は「田山の花踊り」を見学すると噂で聞いていた。
どうやらその映像はすでに終わっていたようだ。
それはともかく二人が扉を開けて入ったのがCafeねこぱんだった。
数人のお客さんが談笑しながら食事をしている。
野菜とか煮込みカレーは白墨で950円と書いてある。
ベーグルサンドスープセットは850円だ。
田山の子供たちが勉学に使っていた椅子に座る。
机を開けて置いてあった教科書をとりあげる。
注文した自慢のランチは秋のベーグルランチ。
おそらく850円であろう。
つい最近食べたガンジス川のナンカレーセットも850円。
味の食べ比べはしていないが、ナンカレーが絶対に勝つと思っている。
HPをもつCafeねこぱんのメニューは果たしてどんなものなのか。
知りたくなって探してみた。
メニューの項目を開けばメールだった。
注文する食べ物の一切が公開されていないのにどうして注文できるのだろうか。
不思議でならないHPである。
ちなみに旧田山小学校跡の他の部屋は工作室にギャラリー。
田山の民具もある郷土の資料館もある校舎。
ゆっくり見ている時間はなかった。
(H27.11. 3 EOS40D撮影)