マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

続、西川の大踊り(餅つき踊り)

2008年09月14日 07時33分24秒 | 十津川村へ
西川の踊りは他所で見られない餅つき踊り(平谷にはある)が踊られる。

祝い唄の伊勢音頭や餅つき唄を囃しに餅搗きしぐさを交えて踊るもので、めでたい席や結婚式などで披露される。

中央に臼を据えて娘たち四人がそれを囲んで花籠を手に持って舞う。

周りには長い杵棒を持った男性が餅を搗くように踊り、さらにその周りには踊り子らがぐるりを囲むように輪になって踊る。

搗き(唄い)終わった白い餅は袋入りお菓子に替わってぱぁーっと撒かれる。

昔はほんまにモチを撒いていたが、それを手に入れる子どもらの楽しみは変わらない。

なお、平谷では実際にモチが撒かれるという。

(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)