Civ5マルチプレイレポのあとがき。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ11人戦 最終話 ~ 幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ ~
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いやー、終わった。
完結するまで長引いちゃったね。
コメントでも指摘があったけど、当初は3話まで書いただけで2ヶ月ぐらい放置しちゃったからね。
さらにその後も4話を書いただけで1ヶ月経っちゃって。
1月後半の5話目から一気に詰めてレポートを終わらせた。
しかしこのマルチプレイ自体は昨年の9月に開催したものなので、
2月も後半に入ってようやくレポを終えたところで、
当事者たちからすれば「いまさら」感がすごいでしょう。
それでもブログ自体は盛り上がって良かったです。
今回の11人戦よりも前に、1年前には7人マルチ・シャム編 を更新していました。
そのレポートの際にブログ読者からコメントで「プレイにはどれぐらいの時間がかかったのか?」という質問があり、
当時は大体でしか答えられなかったけど、その反省を活かして今回はプレイ時間を記録したのでご参考に。
9月25日 22時から3時間 1-100turn
9月28日 22時から3時間 101-160turn
9月30日 22時から3時間 161-200turn
10月3日 22時から3時間 201-226turn
10月6日 22時から2時間 227-239turn
10月8日 22時から2時間 240-255turn
10月10日 22時から3時間 256-283turn
10月13日 22時から4時間 284-322turn
8回集合してプレイ。
実プレイ時間は23時間というところか。
超頑張れば丸1日で終わるということだな!
なお上の8回のプレイ日以外にも、ゲーム外で分析したり交渉したりもあったので、
期間中はずっとCivマルチのことばっか考えてた気がするよ!
特に2話辺りなんてゲームプレイ時間外のチャットによって大きく情勢が動いたからね。
そういうのは度々あった。
2週間以上にも渡って外交活動をした参加者が体感した歴史の長さっていうのは、
レポも長めに書いたから読者のみなさんにも少し伝わったかなと思います。
さて、前回のシャムプレイ時に滅亡によって途中退場した経験から、
今回は立地も手伝って半島に引きこもってとりあえず生存を目指す、
世界情勢に対しては消極策をとっていくっていう方針だったのだけど、
2日目辺りからその方針が頭から完全に飛んでいって普通に情勢に積極関与しちゃった。
そのせいで後に参加者から「アフリカ諸国全てのヘイトをオーストリアが持っていった」と言われたとおり、
世界から嫌われ者となり、しかしさらなる強大国の存在によって、あーいう結末になったわけですが・・・。
本当は今回の試合経過についての分析と考察をここで書く予定だったんだけど、
最終話のコメント欄で想像以上の議論が巻き起こっていたので、それへの回答として、
うちで主催するCivマルチプレイに対しての俺のスタンスを書こうと思います。
まずうちで開催するCivマルチは、「ロールプレイングゲーム」だと捉えています。
つまりゲームマスターがいて、たくさんの参加者がいて、それぞれの役割をこなすっていう本来の意味でのロープレ。
Civの長期マルチはゲームマスターこそいないものの、色々な思惑の国があり、
それぞれの役割を演じて、外交して、世界情勢を形作って、そのシド星での"歴史"を一緒に作っていく。
プレイヤーはみんな、各国の指導者になりきって外交する。
人同士が実際に競い合って作った歴史だから面白いし、
こうしてレポに歴史書としてまとめると読み物ができあがるわけです。
情勢が動く為には全員で競って目指すものが必要だから勝利条件を追い求めるけど、
本当の意味では結果主義ではない、誰が勝っても良い。
ただそれぞれの役割を演じればそれで良い。
誰がどう勝っても経過や展開が面白ければ良い歴史が完成するし、
それが面白いゲームプレイ体験ということになる。
今回のレポで言えば、最初は本気で何度も泥沼に殺し合っていたアフリカ諸国が、
ポーランドという大魔王に対して団結し、それでも軍事力では勝てなかった。
でも軍事力以外のやり方で、順当ではない、予想だにしない手段で、
一発盤上をひっくり返せれば展開として"面白い"んじゃない?
盛り上がるんじゃない?
という共通意思があって、本来1人しか勝てないゲームなのに、
みんなで別の勝者を担ぎ上げ、アフリカ諸国の勝利としようということになった。
これがスポーツライクなゲームであれば、
1人しか勝てないはずのゲームで別の誰かを勝たせてまで、
本来の最強国を勝たせなかったのは邪道であったろう。
でもロールプレイングゲームなんだから、全体の流れは物語としてむしろ面白い。
という感じ。
みんなが役割を演じた結果なわけです。
アラビア・日本にしたってあのタイミングで裏切って、2国に勝利が巡ってくるわけでもない。
それなのに終盤でああいう行動に出たのは、それが順当ではなく"面白い"と思ったからだと思う。
それに対してアフリカ諸国がさらにひっくり返せたのも面白い展開となった。
今回、それぞれの国は役割を演じた。
うちで開催するCivマルチは誰が勝ったから良いとか強いとか、そういう結果主義ではない。
FPSやRTS的な勝敗の思考ではなく、ただ歴史の中でロールプレイを楽しむ、
本来の意味でのRPG的概念で捉えてもらいたい。
みんなが勝利を求める、だから本気の騙し合いの情勢が出来上がる、
だけど本当に大事なのは結果ではなく経過であるので、
歴史の中で各々はどういう国家を演じることになるのか、
参加者にも読者にもそれを楽しんでもらいたい。
あとはまあこのマルチ自体が、普段からクラン内で遊んでるゲーミング活動の延長でしかないので、
勝ち方だとか誰が勝っただとか、フェアとかフェアじゃないとか、そこまで形式にこだわるのもおかしな話。
オフィシャルな大会などではなく、名声を懸けたものでもなく、クラン員+ブログ読者(ひっくるめて言えば身内のみ)でやってるただの遊びです。
だからどうでもいいんです。
そういう感じで次回開催時もよろしく。
ただ1話でも書いたとおり、19人でゲームが開始できなかったのを見ると、
12人前後がソフト的な限界なんだよなー。
これ以上の規模拡大はできないんだよね。
本来の予定通り19人プレイが実現していたら、どんな歴史になったのか想像もつかない。
ぜひCiv6では20人や30人でのプレイでも安定するように作っていただきたい。
あと実はエチオピアさん視点でのレポが存在します。
更新ペースが俺以上に遅くて、完結するか不明だけど。
ここにブログアドレスを晒せば本人も更新しなきゃってプレッシャーかかるんじゃないかな?
俺のレポと比較して、同じ事象に対しても見る方向が違えばこんなに違うのか、というのを楽しめると思います。
いもうとぶろぐ - CivilizationV 長期マルチレポその1~我が文明の名は~
あと長期マルチに対しての愛の深さを綴ってくれてるので、
その楽しさが一層読者のみなさんに伝わるかもしれない。
俺もCivの醍醐味だと思ってるよ!
では参加者のみなさん、お疲れ様でした。
読んでくれたみんなもありがとう。
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書いてある通り勝利は大事だけどどうでもいいんです、遊びなので。
アスリート的にゲーマーとしてyukkyとどっちが上かってのは10年前に散々勝負したので彼も分かってると思います
おつかれさまでした
参加者の方々もyukkyさんもお疲れ様でした。
そして色々誤解していました。
すみません(コメントもね)
もし、出来るならば、
また仲間に入れてもらえたら嬉しいです
ブログ応援してます
次回開催があればまた参戦させてくださいな!
しばらくcivから離れてたので徐々にリハビリしつつ機を待とうと思いますw
エチオピアさんのブログも見させていただきましたが、書く人によってこんなに差が出るものなんですね・・・。
次回のマルチが会ったらぜひ仲間に入れてください。
本当にお疲れ様でした
ならフェアだのアンフェアだの、無粋ですね確かに。
改めて、お疲れ様でした!
まあそれだけこのブログがいろんな人に見られてる証明なのかな、とも思います
また次のマルチレポとかも楽しみにしてます、お疲れ様でした