2005年を振り返って

2005-12-31 21:28:31 | UO(旧)
もう大晦日ですね。

だんちょです。

年の終わりということで、今年一年をなんとなく振り返ってみます。








PCゲーがめちゃ豊作だったなぁ。

何作買ったかわからんぐらい、大作ラッシュだった。

HoI2とそのローカライズ版にAoE3にCiv4、BiAにBF2にCoD2にF.E.A.R.にDoD:S、

今年出た大手のソフトでやったの覚えてるのはこれぐらい。(AoE3とF.E.A.R.はDEMO版だけ)

と、ついでにUO:ML。

他にもあるかもしんないけど覚えてない。

とりあえず今年は豊作だった。

いい年だった。



しかし、来年は来年でまた色々出るらしい。

まぁ、ほとんどが今年出るはずだったものの発売延期されたものなんだけど。

とりあえず現時点で買おうと思ってるのは、ArAとSavage2とTES:4とサドン3とGW日本語版とFEかな。

OFP2は07年発売予定だっけ、よく覚えてないけど、これも出たら100%即買うだろなぁ。

一部オンラインゲームじゃないのもあるけど、狙ってるタイトルかぶる人いたら遊ぼう。

正式名称で書くと長くなるんで全て略称です。

まぁ、来年の予算もPCゲーにけっこういきそうだ。

他の使い道も大してないからいいんだけどね。








UOでも今年は色々あった。

2月頃に5つぐらいのギルドと同盟して、俗に言われる「KDK連合」ができたし、

KDK連合はああいうのは初の試みだったんでおもろかった。

イベントでも何でもないのに、出撃act20~30人ってのはな。

あの時期だったら間違いなく、我がKDKが桜で最大勢力だったな。

そのactでやりたい放題して、PITも荒らした、PKもした、他ギルドに戦争ふっかけまくった。

P@やACHやあと名前忘れたけどなんか青系のギルドとかとも、色々なギルドとケンカしたけど、

やっぱSAD,CAS同盟との戦争が一番おもろかったな。

一度も敗北する気配すらなかったけど、けっこう長く続いたし、

相手も同盟組んできたんで、大戦の人数規模も今までのKDKが行った対外戦争では最大規模だったと思う。

SAD側のリーダーのrokiが他シャードから援軍よびまくったのも要因だな。



一部に、当時の桜の王者ギルド[  7]をKDK連合が撃退してくれって期待されたりもしたけど、達成できなかったな。

20人も30人もいたって、実際にそれなりに戦う能力があるのは10人ぐらいで、結局ほとんど素人だったからな。

[  7]相手に限っては、やたらな大人数で統率性がないまま当たるより、5,6人の少数精鋭で戦ったほうが勝率高かった。






KDKは俺が飛鳥から桜に移住して、創始して3年近くギルマス務めたギルドだけど、今年8月に解散。

その際にKDK古参はほとんどがUO引退しちゃって、俺もつられて引退しようと思ったけど、

とりあえず孤独にはなったけどまだ続いてる。

8月にギルド解散後、また孤独にUOで活動していこうと決めて、9月始めにこのブログを公開し始めた。

まだ3ヶ月か、もう3ヶ月か、とりあえず見てくれる人はけっこう多いみたいだ。

コメントもつくし(ほとんどが匿名だが)、UO内でもブログのこと言われることが割とある。

なかなかありがたい。

おにゃのこもっと来てください。














で、今年最後の俺的大イベント。

つい先日、BルニとAFエプロンをもらった!

ブログがおもしろかったとかで。

金額でいえば、今まで青腕輪とか黒熊とか盗んできたから一番高価なわけじゃないけど、

相手の同意ありでもらったものなら、今回がマギ帽の次にでかい。

俺に騙された人も、ファンと言ってくれる人も、たくさんの貢ぎ物ありがとう。

心より感謝します。

これからも色々プレゼントください。




もう、このブログで俺が高級品を持って帰ると、

いつもこの男が必死におねだりにくるのがお約束になってるが、

今日はいつもよりだいぶ必死だ。

どうしても欲しいらしい、えぷろん。

これでも桜のFで対人やってるやつなら誰もが知ってるぐらいのPKなのに・・・

物欲の前にはプライドも尊厳も何もない彼に誰かAFえぷろん恵んでやってください。














やっぱいらないみたい。



ま、みなさん来年もよろしくお願いします。


クリスマスにはベルリンさ

2005-12-24 23:28:24 | UO(旧)
あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。

ロマンに溢れた遠足、荒々しい男らしい冒険・・・。戦争は三週間・・・。

出征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。大した犠牲を出すこともない・・・。

私たちはこんなふうに、1914年の戦争を単純に思い描いていた。

クリスマスまでには家に帰ってくる。新しい兵士たちは、笑いながら母親に叫んだ。



「クリスマスにまた!」



――従軍したオーストリア人作家ツバイク「昨日の世界」より











イブですね。

だんちょです。

イブとクリスマスと正月とバレンタインは絶対に更新すると前から決めてたので

無理やりしてみます。











こともあろうにこの男、イブに俺に向かって「暇か」などと聞いてくる。

いまさっきまで寝てました。

起きたのが22:30、これ書いてるのが23:00。

ギリギリ、イブには間に合いそうです。



コメントがついてるか、寝起きブログチェック。




って、なんだこれ。

ぱっとみわけわかんねえ。

おまえら、匿名のやつはほとんど「Unknown」に統一されたみたいだが、

ほんと、どこまで読んでどこからが最新のコメントなのかわかんねー。




お前は一体誰にレスしてるつもりなんだよ。

上にも下にもいっぱいいるじゃん、Unknown・・・

前から、このブログにもデフォ名無しが欲しいねと思ってたけど、

Unknownがデフォになったらこれはこれで変なことになるんだな。




寝起きだったのもあって、「最新のコメント」で壮大に吹き出してしまった。

笑わしてもらった。





























だんちょという殺し屋(4)

2005-12-23 17:44:12 | UO(旧)
※4つで1つの記事です。 長いですが(1)から読んでいってください。

だんちょという殺し屋シリーズ最終章です。



~ 今回のあらすじ ~

別に何も進展はないけど、最終章は事件後のエピローグみたいなものです。

"対人ギルド"とは、一体なんなんだろうね・・・。










(3)のラストで、バグ使い認定されたことで・・・






とりあえず殺しておく。

被害者HIROことMikanちゃんはよえちゃんに蘇生される。








一度このセリフ言ってみたかった。




しかし、みかんちゃんのHPがミリで瀕死状態だったので、

不意に近づくと自動攻撃で振られたフォークが当たっちゃって死んでしまった。



こんな感じでみかんちゃんをいじめて遊んでいると、

今までずっと家の中でSWGの面々は隠れていたのだが

とうとう見かねたのか、弓師のsizukaと新しくSWGのBIGなんとかが飛び出してきた。

なかなか見込みのあるやつらだ。

他のやつらは・・・まだ静観しているつもりらしい。













まぁ、これ以上挑発しても、もう戦闘にはならなさそうだ。

こっちから襲い掛かると、そろそろ殺人カウントがたまって赤ネームになってしまう恐れがあるので、

最初の時の戦闘のようにあっちから襲いかかってきてくれないと、戦えない。

しっかし、薄情なやつらだぜ。

勝てないまでも、5人で襲いかかれば、みかんちゃんに回収させ家の中に避難させるぐらいの隙は作れただろうに。

所詮ギルメンじゃないからいいってことなんかね。

5人も揃って、家の中に隠れて、虐殺を眺めるだけで、

"対人ギルド"が聞いて呆れるぜ。

女の子は守ってやらないと。

逆の立場なら、俺は飛び出したぜ。



さて、休もう。
















エージェントからのメッセが鳴る。



???「なんかヘイブンでだんちょの噂されてるよー」



はいはいいつものこといつものこと。

が、話を聞くと俺の噂をしているというグループは「SWGっていうよく見かける対人ギルドー」らしい。

こりゃ興味あるな。

ということで、スパイキャラで偵察にいってみることに。



いた。




現場にはいなかったよえちゃんのダンナさんにも、話は伝わっているようである。

しかし、俺が裁定するならShakawkawは第二の加害者といっても過言じゃあない。

お前も罪人だぜ。




Shakawkaw「ああいう嘘って、一応、GMも注意はするみたい」



ああいう嘘って、俺に一度勝ったら装備返してやる、のことかな。

この程度の嘘でGMが介入するようなら、俺は10回はアカバンされてるね。






話を聞いてたらしい、通りすがりの謎のリスが彼らに話しかける。



リス「盗まれた物は、AFとかですかい?」

Aisha「ちがいますw」

Aisha「普通の装備品とかです」


大きなお世話だ、りす。



okita souji「でも、根はいい人だと思うんですよ。私は。」


うんー、ってよえたん。

さっき黒バージョンの僕を目の当たりにしたばっかじゃないですか。

ダンナが言ってるからって、いいのかそれで。

おっとりしすぎでは・・・。





ま、君とみかんちゃんは運が悪かった。

俺と知り合ったこともそうだが、何よりSWGと親しかったのが痛い。

そして俺がひまひまで、SWGにちょっかい出そうとしたそのときに

偶然現場に居合わせちゃったのが不幸の極み。

よえちゃんは何も被害ないけどね。




Aisha「家の中で遊んでて、だんちょが乱入してきて、装備盗んでいって・・・」



ほうほう、なかなか詳細に説明してる。

りすさんも興味津々といったようで、熱心に質問もしたりしてます。

よえちゃんがあまりに詳細かつ正確な回答をしてるので、

思わず俺も自分がこのお話の最重要人物であることを忘れ聞き入ってしまう。

途中のりすさんの「団長に勝てるわけが・・・」って発言で台無しだけど。

結果がわかってんなら聞いてんじゃねーよ!

ああもう! ネタバレ勘弁。





ほおほお、3回くらい殺しても返さずってそりゃとんでもない卑怯者で・・・って、

え?










えーと・・・

これはさっきの事件の話をしてたんじゃなかったのかな?

なんとなく、俺の思い浮かべてた事柄とは相違点が出てきたような気がする。

それとも、さっきの事件中に違うPKにでも襲われて返り討ちにしたのだろうか。

わにとか殺してみたんだろうか・・・。

それとも違う話だったのか・・・。

いずれにしてもそういうことにすると話の流れや文脈がおかしいような・・・。

考えてる間にも彼らの話は続く。



ここでずっと横で話を聞いてた一般人が割り込む。
































ってやっぱ俺の話かよ!

ちょ、なんだそりは。

3回?俺を? wow! 3kill!!

俺は記憶にねーよ!!

俺も無傷で勝ったわけじゃないけど、

戦闘の序盤にわにに抱かれて死んだ一回しか記憶にない!!

しかもそれにすらお前指も触れてなかったろ!

あれはあれで、sizukaかBloodyなんとかの手柄だと思う。

ていうかよえちゃんも見てたはずなのに、あえてつっこまないのか。

ここでつっこむのも野暮だと、空気読んだんだろうか。

さすが、よく出来た女性だ。 okitaは幸せものだ!



実は、対人ギルドSWGのギルドマスター様Shakawkawはあの事件中に

だんちょを3回くらい殺していて実際は4勝1敗である!

新説だな。

それなんてだんちょ?




おおーじゃねーよ。










その後も、ヘイブンに似つかわしくないこのお喋りは盛り上がりを見せていく。。。









いまりすくんがイイコト言った!

1on厳しいねとは、1vs4で最初に死んだ上に負けといてよく言うぜ。

"対人ギルド"のメンツがあるのだろうか。




はいはいちーとちーと。








大人しく、

「おんなのこの装備ぬすまれちゃって、取り返そうとがんばっていちどやっつけましたが

マジになられちゃって4人全員ころされちゃって、だんちょのおんなのこいぢりを

隠れて眺めて見殺しにすることしかできませんでした><」

とでも説明しとけばいいものを。

ヘイブンで堂々と吹聴しやがって。

本人にはまず聞かれねーと勝手な希望的観測であることないことほざいてんじゃねー!



これで終わりにするつもりだったけど、もしかすると、

SWG編はこの先もう少し続くかもしれないです。

彼らが大人しくなるまで。

よえちゃん&みかんちゃんには今回のような偶然がない限りもう関与しないと思うので、

関係者の方々はご安心くださいませ。











殺人カウントが赤ネーム一歩手前だった。

あぶなかった・・・。 気をつけなければ。

頑張ってまた消化しよう。


だんちょという殺し屋(3)

2005-12-20 18:14:15 | UO(旧)
※4つで1つの記事です。 長いですが(1)から読んでいってください。



~ 前回までのあらすじ ~

やられてむかついただんちょが本気になって全員殺した。










全ての戦いが終わった後、彼らのGH前に戻ると、

蘇生されたHIRO [^-^*]が装備を返してくれと言ってくる。

元々、この戦いはヘイブン対人ギルド[SWG]のGHに俺が乱入し、

中で無保険で死んでいたHIROの装備を盗んだことから始まったんだ。

君ら全員でかかってきて俺に勝ったら返してあげようという約束だったのだが、

負けてもやはり懇願してくる。

ま、気持ちはわかる。









よえちゃんも出てきて、俺を説得にかかる。

他の戦ったやつらは家の中にいるのだが、怖がってもう出てこない。














この後も論争はすごい長く続く。

一回勝ったんだから返してよぉ、あれはわにが悪い、言い訳かっこわるぃ。。。

とか。

まぁ俺はうそつきで有名だからね。

よえちゃんが、だんちょが悪い。もうちょっとモラルあるかと思ってた。

悪いとは思ってないの?だの、俺を知ってる人なら絶対に言わない言いがかりをつけてくる。

一応知ってる人として言ってるつもりなんだろうけど。








既に捨てたことを言うと、





なかなかおもしろい。




調子に乗って、イスを取り出して座ってくつろぐと・・・


わにに食われてました。



HIRO「あなたが無保険で持ってる私の装備返して」

実はだいぶ前だが戦闘中に、君の装備無保険でまだ持ってるよ殺して奪ってみな、みたいなこと言って挑発した。

だから、一部はまだ俺が持ってるかもと思ってるようだ。



Dancho「いや、だからもう捨てたって。」

yoe「じゃあ、どこにすてたんだ? 場所いってくれたらさがしに」


言葉を遮る。



HIRO「蘇生したら、場所おしえてくれる?」




いやぁ、たのしい。








ただ、ここまで頼まれると俺もできれば返してやりたいとは思う。

俺にとっちゃあまりいい装備には見えず、無保険だったし、ぶっちゃけ捨て装備だと思ってた。

が、PvPを始めたばかりのこの子にとっちゃ、あれが精一杯の高値で買った対人戦用装備だったのだ。

俺もPvPerとして、ここは同情すべきところだ。

対人戦する人にとって、自分の装備がどれほど大切なものかは俺も当然わかってるし、

せっかく集めたこれがなくなっちゃ戦えも練習もできない。

やる気力もなくなるし、もっといえば装備が突然全てなくなればUO引退も考えるPvPerも少なくはないだろう。

俺もいま全部の装備失ったらUOやめるとおもう。

だが捨てちゃった物はもうどうしようもない、返せない。



だけど、流石に対人に入り込もうとしたばかりの初心者から大切な物を奪っちゃった点は、

今までAFなど色々盗みも詐欺もして奪ってきたが、今回が一番の安物だが一番罪悪感も感じる。

たいがい、俺にとってむかつく相手から、報復などの理由で奪うことが多かった。

だがこの子にとっちゃぁ大切な物を俺に奪われる理由はないし、俺も奪う理由は特になかったんだから。

SWGというギルドがなんとなく気に入らなくて、暇だったからちょっかい出したまでなのだが、

そういえばこの子は一緒にいただけであり、SWGメンですらない。

この長い口論が始まったときから考えていたことだが、

俺もBルニを叩きまくって10品はBBSに出したとはいえ、まだたくさん成功品が家にある。

Bルニ10個も叩いたんだからね。 少なくともこの子の求める水準より上のものはごろごろあるだろう。

だからKoDoKu銘はついちゃってるが、俺のBBSに出す予定の在庫から選ばせてあげようと考えていた。

となると、あとは言い出すタイミングである。

それを考えていた。



が、テイマーにかえてきてラマを蘇生してもらったあと、

捨てた場所は家のゴミ箱で、3分で消えるよあっはっはと言うと、

彼女の捨てられた装備がもう絶対に帰ってこないことを察したのか・・・




そのテイマーキャラで無言でメアとルンビを召還。

奇襲キタコレ!

座ってる相手に強いペットをいきなりぶつければ殺せるとでも思ったのか。

軽々と捌き、そんな手は通用しないことを証明してやり、



Dancho「もっかい、チャレンジしてみるかい」

Mikan(HIROのテイマーキャラ)「やだ・・・ もう勝てない; うう。。」



諦めたかな。



Mikan「もう、このひとやだ。 勝てない;; だって、バグ技使ってるもん



!?

な、なんだそりゃ!

なんのバグ技だよ!

やっべこれはさっき以上の不意打ちだ。

全く想定していない負け惜しみが飛び出した。

冷静さを欠いてるのか?



もういいや、とりあえず・・・さて、



Mikan「勝てないのあたりまえ。 もういいぽ」












この後、2回ほど殺して帰った。








(4)へ続く。


だんちょという殺し屋(2)

2005-12-20 18:06:09 | UO(旧)
※ブログの文字数制限に引っかかるため分けてます。4つで1つの記事です。

前回の(1)から読んでください。



~ 前回までのあらすじ ~

だんちょが対人戦のリハビリついでにむかついてたエセ対人ギルドSWGにちょっかいだした。

しかしそこには孤独な僕の心を癒してくれていた少女がいて・・・!? 波乱の予感、どうなる!










敵軍戦力

Shakawkaw [SWG] - ネクロマンサー

shizuka [SWG] - 弓騎士

Bloody Katana [SWG] - 近接戦士

HIRO [^-^*] - 魔法戦士

yoe [Ge2!] - だんちょの心の拠り所



以上5名!

数字で言うと、合計で戦闘力50ぐらい。

弓がいるのと、やはりよえちゃんがいるからね。

この50というのは、フェルッカのPKギルドでいうと、

[CAS]なら10人分、[IKIs]なら2人分ってところだろう。

わかりやすくフェルッカでの単位に置き換えると 10キャス2イキス ということになる。

対する我軍は・・・






自軍戦力

Dancho [孤独] - 桜最強



ふはは! 圧倒的ではないか!

この表だけをみると、素人目にもこちら側が圧倒的優勢で勝ちは固く見える。

しかし、何が起こるかわからないのが実戦というもの。

百戦錬磨の俺はそれも十分に心得ている。

各軍 心シテ奮闘サレタシ。



そして戦火は開かれた。










ブランクもあるということで、攻撃は牽制程度に様子を見て、少しずつ動きに慣れていく。

華麗なフットワークにより敵の攻撃は捌き切り、早くもキャリア差は歴然となっていく。

しかし、やはり敵の弓が強くてなかなか深いところまでは斬り込めない。

先のPub38で、弓のダメージが弱体化されたとのことでイグやLSによるダメージが35程度に抑えられているのだが、

しかし俺は毒抵抗が45程度で低いので、敵の弓持ちが騎士であるために

コンセクを使われるとゆうにダメージ40を軽く超える。

俺のHPは100前後なので、3発当たれば致命傷。

それがとんでもない連射速度で飛んでくるのだからたまらない。

敵のネクロがストラングルやコープススキンなどの状態異常魔法をちまちま撃ち込んでくるが、

もはやこんなのは全く問題にならない。 無視だ。

敵は弓のみである。



持ち前の素早さで敵の戦闘員4名を翻弄するが、なかなか攻撃に出れない。

よえちゃんは見学である。 きっとあちらの陣営でありながら、俺の身を心配してくれているであろう。

その内、建物2棟の間の狭い路地に自ら入り込んでしまい、しまったこれはやばい!と思った時にはもう遅かった。

わにわにわに、わにがたくさんいた。

後ろからは敵の弓が迫ってるので赤ポ連打で頑張って突っ切ろうと前進するが、間に合わない!

その間に敵の弓師sizukaが追いついてきて、路地に入らないまま後ろから弓で狙い撃ちにする。

ダクッダクッと連発して当たりまくり、GHワンドとPOTと魔法でなんとかギリギリでしのぐが、

これを絶体絶命といわずしてなんと言うか! まじどけ、わに。

そしてなんと、路地の前面からも敵の近接戦士であるBloody Katanaが現れた!

後面の弓は路地に入らないまま狙い撃ちにしてくるが、腕力だけが自慢の近接戦士だとそうはいかない。

弓とわにのせいで逃げられない・動けない俺を目指し、路地に足を踏み入れ、

邪魔なわにを斬り捨て屍殺しながら、ゆっくりと一歩一歩確実に俺めがけて歩いてくる。

やべえええええええ!こええええ。



そのうちにBloody Katanaが目の前まで迫り、俺はゆっくりと斬り捨てられ、

彼の武器はBloody Katana(血塗れの刀)の名の通りになった・・・。










つかこれじゃあ俺なにしにきたのかわかんねえええw

かっこわるすぎるこれwww

よえちゃん(だっさ・・・・) とか思ったりしてんのかな。

と、しかし、この一回の死が俺を目覚めさせた。

長らくまったりしてたせいで眠ってた、殺し屋の時の心が呼び戻された!

ブランクも今だけなら、もうないだろう。

もう、相手が10人だろうが100人だろうが負ける気がしない。






得意げになって[SWG]の面々が、勝っただの、約束どおり装備返せだの、

野次を飛ばしまくってくる中でよえちゃんの蘇生を受け、そっこうで死体から所持品を回収する。

秘薬を最初にルートしなかったのは誤算だったな。

POTとAPBはなくなってたが、そんなのもはや大した問題じゃない。

俺は本気を出すことにした。



Dancho「第二ラウンドだ」



約束が違うだの、早く返せだの往生際が悪いだの、

雑音がうるさいが構わずに[SWG]4名に向かって襲いかかる。

敵側も一度らくしょーで勝ったこともあって、油断してたのかもしれない。

仕方なしといったかんじに応戦の構えを見せる。

しかし次の俺はさっきまでの俺とは全く違うぜ。

物資はあまりないけど、この次元じゃもう関係ない。



第二ラウンドスタート。








とにかく弓がうるさいので、sizukaの矢を愛用のフォークで叩き落としながら、接近していく。

あっちがBloody KatanaならこっちはBloody Forkといった具合だろう。

こっちのフォークも昔から何百人もの血を吸ってきた。

sizukaに隣接したところで、相手の手元に向けてフォークの突きを繰り出し、弓を叩き落とす。

ディザーム成功。

自分が狙われると思ったのだろう。

そのままsizukaは素早く引き下がり俺と距離をおくが、俺は180度反転してダッシュ。

狙いは、敵のギルドマスターShakawkaw。

Shakawkawは自分が狙われてることを素早く察知しGHなどを詠唱して防御態勢をとるが、

問題にならない。

そのまま秒殺する。 まずは一人目。



sizukaが弓を持ち直し俺に向けて撃ち込んでくる。

なんだかんだいってやはり40ダメの弓は痛いので、油断ならない。

ディザームすると敵は逃げに徹するので、こうなっても殺し切れない。

ということは、ある程度のダメージは覚悟して、

出会い頭に深く踏み込み一撃必殺を狙うしかない。 勝負は一瞬。

外れれば自分の死の危険もあるリスクの大きい作戦だが、弓は潰さねば。

一度sizukaと距離をとり、目いっぱい威力の大きい魔法を詠唱。

sizukaが走って追ってきたので、俺も飛び出し正面衝突。

魔法の開放と共にフォークで斬り裂き、敵のLSなどがヒットするが、

俺の体力が尽きる前に敵を殺すことに成功。




Dancho「雑魚」



二人目。

これを見て、装備を盗られた張本人HIROが「私はなにもしないから」「話し合おう」などと言ってくるが、

今まで散々攻撃してきてそれはないだろう。

もう少し自分の立場を考えた上で発言をするんだな。

無視して襲いかかり、そのまま殺害。

これで三人目だ。










残る敵の戦闘員はあと一人。

Bloody Katanaを追うが、彼は家の中に隠れた。

ここにきてそうくるか。



Dancho「おーい」

「おまえ以外もう全員死んだぞ」





すると、意を決したのか彼も飛び出してくる。

1on1になるが、勝負は一瞬で決まった。

斬りかかってきたとこに全力で迎え撃ち、





四人目。














血塗れの闘争にピリオドが打たれた。








(3)へ続く。