にっきにっき

2007-12-29 23:40:52 | 日常の駄文

昨夜、朝7時半までCiv4を7人プレイしてそのまま出勤して、今帰宅しました。
レポの続き書く時間が余らなかったので、今日のレポ更新はなしです。
1日1更新の予定だったけど。


なんか、またレポを見てCiv4を始めたとかいう知人が数人出てきました。
早く彼らがCiv4に慣れて俺達のマルチプレイに参加できるようになるといいです。
UOで出会った人、SFで出会った人、このブログから直接メールくれて友達になった人。
色んな人が参加してますが、10人越えてのマルチプレイもそう遠くはなさそうです。


XBOX360版のCoD4買いました。
シングルキャンペーンはPC版でクリアしてるので、箱版ではパッド操作の練習程度でほとんどシングルやらず。
マルチプレイ専用ってかんじになってます。
やはり俺にとってコンシューマーでオンラインゲームってのはすごく新鮮なので、
PCでやるよりもおもしろく感じる。

ただパッド操作は難しい。
基本的にKD0,5ぐらい、最近は慣れてきたから調子よければKD1~2ぐらいのときもあるけど、
まぁやっぱブレ幅がまだまだすごいあって成績が安定しないな。


噂の本格派萌えミリタリー書籍、どくそせんが我が家にやってきました。
第二次世界大戦中の1941年6月22日から1945年5月8日の間に戦われた、史上最大の地上戦である独ソ戦の本です。
萌え絵というかエロ漫画のような絵というか・・・まぁたまにあるコミックパートが下ネタ満載です。
残念ながら俺は萌えええええええええええええええええ!!!!って気にはならなかったけど、
まぁコミックパートや表紙の絵とは裏腹に、評判通り意外とちゃんと独ソ戦についての解説はされてるかんじ。
少し偏ってる気もするけど。

まぁおおまかな戦況や作戦の流れを把握する入門用には悪くないんじゃないでしょうか。
色々な基本的な単語についてもわかるとおもうし。
解説が足りないと感じたり、軽視されてる部分もあるけど、簡潔に説明されてるのは悪くない。
ただ下ネタやふざけたノリが苦手だと、そもそも読む気をなくすかもしれません。(俺がそう感じた)
あとamazonレビューにも書かれてる通り、ほんとに"入門用"。
独ソ戦について基本的な流れを知ってて書籍もいくつか読んでるような人なら、知ってる話と知ってる本からの引用ばかりで、
あまり考察の独自性もないし、萌えミリタリーという流行ジャンル自体に興味がなけりゃ必要ないでしょう。


Civ4 5人プレイ(2) ~ 戦争の次の戦争 ~

2007-12-28 20:44:52 | Civilization

Civ4、5人プレイレポートです。
前回分から読んでください。
Civ4 5人プレイ(1) ~ 華の都パリ ~




キャラベル船が東洋大陸に到達した。
ドイツ領土を発見し、破壊された都市の廃墟も見える。
やはり絶賛戦争中らしい。
北進すると、ほどなくしてギリシャ・アラブ領を発見。
これで各国と連絡がとれた、チャット以外の外交コマンドが使えるようになった。



日本にも東洋への連絡船として、リヨンで新造したキャラベル船を無償供与しておく。

西洋と東洋は技術レベルはほとんど同水準だが、東洋は大陸全体で戦争をしている。
ということで技術研究速度が落ちて、西洋が技術的優位になると予想できる。
日本に、東洋各国との技術交換は慎重に行い、最新技術は流さないように忠告しておく。



外交により、アラブからこの大陸の地図が入手できた。
ドイツはこの大陸の50%近くを有する大国であり、軍事力も高い。
都市が少ないように見えるのはアラブ視点だからであり、ドイツ領内の全貌は明らかとなっていないからだ。

アラブとドイツは全く同じ技術水準なので、やはり同盟国として共同開発か技術交換でもしたのだろう。
アラブに対して最新技術1個あげる代わりにフランス・日本の持ってない技術3個を渡してもらうという交渉を持ちかけ、合意する。
強国ドイツはこれには乗ってこないと思われたので。

また、アラブとの外交が済んだ直後にドイツから支援の要請が来る。
対ギリシャ戦争の戦費の為に経済援助を頼みたいらしい。
フランスは、戦争を視察する為に前線にフランス人観戦武官を送り込むことと、ドイツ領内の地図を渡してもらうことを要求したが、
観戦武官は渋々ながら承認されたが地図はだめとのことで、フランスが全要求を飲まそうと強硬的な態度を崩さなかったので結局この交渉は全てご破算に。


次にギリシャへ声をかける。
ギリシャは軍事技術ではアラブ・ドイツ同盟に対し後れをとっていたが、内政系技術ではフランス・日本より進んでいた。
ギリシャの持っている神授王権の技術は、軍拡をする体制作りの為にフランスが今すぐにでも欲しい技術なのであり、
神授王権と引き換えに、戦争中のギリシャが今すぐに必要であろう機械などの軍事技術を渡すことにした。

また、ドイツとの交渉でご破算になった観戦武官のギリシャ入りも承認される。
なので、本来ドイツからの立場で眺めるはずだった戦争を、ギリシャの立場から眺めることになった。
なんとなく、わざとドイツ軍から見える位置に観戦武官を置き、見せびらかしてみる。
「お前が俺の要求を飲まなかったから、俺はギリシャに接近することにしたからな。」という暗黙のメッセージである。


そのうちに、

ドイツ 「やっぱ戦いって、よくないです。 共存共栄していきまーす。」

の声明とともに、戦争は終結した。



やはり軍事技術で遅れてたのが痛かったか、ギリシャ軍はドイツ軍よりも一世代前のユニットで戦っていた。
ギリシャ-ドイツ国境は、恐らく元々はギリシャ領であったであろう都市の廃墟がいくつか見られ、戦争の傷跡が痛々しく残っていた。
しかし奇妙なのは、南方のドイツ国境は荒廃してるのに、北方のアラブ-ギリシャ国境には激しい戦闘が行われた形跡が見られなかった。
ギリシャはドイツ・アラブの両国と同時に戦ってたと思ったが・・・。
第一軍事技術で遅れて旧式ユニットで戦うハメになってた上に南北から同時に攻められたにしては、まだまだギリシャは元気だ。
もっと国家体制や国土がボロボロになってもいい状況だったはずだが・・・。

この戦争に関しては少し不自然な点が残ると思ったが、
どういう裏交渉があったにせよ、まぁ直接は我が国には関係のないことだな。
結局のところ、ギリシャ戦争で勝利したドイツは、領土も軍事力も我がフランスと並ぶ大国なのは疑いがない。
大陸が違うといえど、最大の仮想敵国として何か手を打つ必要があるだろう。


ギリシャとは互いに3個ずつの資源貿易を開始。
こちらは海洋国として魚などを輸出し、ギリシャからはワインなどを輸入した。
また、アラブからは工学技術をいただき、代わりに東洋各国との技術交換は控えるよう要請される。
西洋の最新技術が仮想敵国へ流出することがアラブにとっての懸念なのかな?
とにかくまぁ、フランスと日本の間でも前々から東洋との技術交換は慎重にいくことに決めてたので、問題は無い。
中世中期に入り、外交を通して東洋各国との経済的・政治的結びつきが強くなっていった。


日本が火薬・天文学・職業軍人などの技術を完成させ、とうとうガレオン船などが登場した。
これにて大陸間のユニット輸送能力は大幅に改善され、海を渡って大軍を送り込むことが可能となった。
大陸間戦争が実現可能な時代の到来である。

また戦争してた影響でドイツは疲弊したのか、フランスとドイツの国力に差がついてきた。
日本も領土が小さいながらも平和な大陸でぬくぬくしてたおかげで、ドイツと並ぶほどに国力が成長。
この時点での各国の国力比は、 フランス10 日本8 ドイツ8 ギリシャ6 アラブ5 。


前々から、東洋大陸への影響力を強めるためにフランスも日本も軍を整備してきた。
この辺になって日本と会談を行い、対ドイツ侵攻を決行することで合意を得る。
フランスはライバル国であるドイツの没落を狙い、日本はドイツ地方への海外領土・植民地獲得が狙いである。
日本に対して、独断でのアラブ・ギリシャへの侵攻にはフランスは協力的な立場をとらないことも忠告しておいた。

日本はガレオン船4隻分の地上兵力を、フランスはガレオン船5隻分の地上兵力を投入することを互いに確認する。
フランス軍艦隊はフランス東海岸から出港し、ドイツ西海岸から上陸。
日本軍艦隊は日本西海岸から出港し、ドイツ東海岸から上陸することも決定された。
線でつなぐと、地球をまるまる一周するかのような挟撃作戦である。



いつの間にか、ドイツ籍のキャラベル船が領海侵犯してきてた。 (キャラベルは相手領土に自由に入れる)
陸軍から銃士隊を中心に対ドイツ上陸用に組織した海兵軍団と、主力艦隊がリヨンに集結してたので、
海兵軍団はあわてて内地に引っ込めたが見つかってしまったかもしれない。
上陸の意図が読まれる恐れがある。 イージーミスしてしまった。


前の戦争ではドイツと同盟国だったアラブにも、東洋におけるドイツの一強状態は面白くないだろうと打診。
ドイツ侵攻を決行することを告げ、資金援助を要請すると455Gを送ってくれた。
これは軍隊のアップグレードに使わせてもらう。

ただ、アラブからの情報によると、近いうちにアラブがギリシャ・ドイツに攻められる可能性があるとのこと。
予想外ではあるが、俺にとってこれは好都合だ。
もしこれに乗じることができれば、フランス・日本連合軍のドイツへの上陸作戦は成功率が飛躍的に高まるだろう。
ということで、アラブに対してギリシャ・ドイツへの先制攻撃案を提示してみると、なかなか協力的な回答を得られた。


日本にも、戦争目的の確認をとっておく。

フランス 「戦争目標をはっきりさせておこう。」
フランス 「都市陥落ができればそれにこしたことはないけど、ドイツの疲弊を狙ったいやがらせが主目的。」
フランス 「ドイツ軍ユニットを削るだけでも意味がある。 もしドイツ領を奪って植民地化したいなら日本のご自由に。」

日本 「了解。」



続き Civ4 5人プレイ(3) ~ 独走へ ~



Civ4 5人プレイ(1) ~ フランス帝国開始 ~

2007-12-27 13:54:46 | Civilization

5人でシヴィライゼーションIV(通称Civ4)をプレイ。
お待ちかね、Civ4プレイレポです。

地球によく似た惑星で、内政や外交をしながら、科学技術を研究して文明の利器を発明したり
軍事力を高めたり、時には他国と軍事同盟を結んで戦争したりして、
常に変わりゆく世界情勢の中でそれぞれの文明(国家)を大きくしていくゲーム。
とても面白いゲームですので、興味ある人は読んでみてください。


それぞれの担当国家は全てランダムで選択。

フランスyukky(俺)
ドイツacho
ギリシャJin
アラブonigi
日本Miranda



ゲーム開始。 紀元前4000年。



初期位置に首都パリを建設する。
川があり、草原と丘陵と森林が広がっている豊かな土地だ。 パリの立地は悪くない。
パリから西に行けば海、北東には砂漠、南全域にはジャングルが広がっている。



少し南に探索すると、南東のジャングルの中に日本の赤い国境を発見する。
すぐ近くだ。 まず隣国だな。

フランス 「よお、近いな。 君とはいつも隣国になるね。」
日本 「ちょっと欝。」

そう、彼はCiv3レポのヒッタイトなのだw
そしてジャングルだし、すぐに海だし、南にはこれ以上拡張できないと見ていい。
この時点で、前回と同じ展開を示唆させる。

そのまま探索を続けると、すぐにこの大陸の全貌が判明した。



この大陸にはフランスと日本の二ヶ国しかなく、ドイツ・ギリシャ・アラブは別大陸。
そして日本は既に最南端であり、我がフランスは大陸の中心に首都を構えている。
日本周辺はジャングルばかりで、生産力ならフランスは負けない。
この時点で、当座の拡張計画にもはや選択の余地はない。

開拓者を生産し、第二都市オルレアンと、第三都市リヨンを建設する。
日本も一つ都市を建設したようで、国境線がフランスと接した。
結果、



このような領土状況となった。
フランス都市の建設の仕方は、誰が見ても完全に日本を封じ込める為のやり方である。
ここで日本から外交が開かれ、領有範囲を巡っての首脳会談が行われる。
交渉の結果、赤丸で囲んだ地域は日本が領有することで合意した。

まぁあそこは資源はあるけどジャングル地帯だし、好きにすればいいさ。
俺は日本の封じ込めと、この会談によって、もはや北方の膨大な空き地を領有することが決定されている。
つまり、この大陸の7割はもうフランスのものなのだ。
しばらくすると、パリから西の海岸線に第四都市ランスを建設し、完全にこの大陸をフランスが両断した。
日本の封じ込めは完了である。

なんだか本当にCiv3レポのときと同じような展開になってきた。


日本がこの状況を打開しようとするなら、この古代時代にフランスと戦争して勝つしかない。
が、日本の領土の70%はジャングルである。 生産力には期待できない。
てことで、日本はフランスに対しての戦争という線は捨てたか、ここからは密接な貿易対象国となる。

日本とフランスは技術共同開発協定を締結し、資源貿易も活発に行われ、相互通行条約も締結。
日本は軍事を捨て経済方面を強化し世界一のGNPを誇り、フランスへの経済援助の申し出もしてくれた。
フランスはというと、広大な領土のおかげで生産物のトン数と人口の両方が世界一を誇り、2位の国よりも倍近く開いていた。
しかしその領土の維持費に苦労し、経済は低迷中であるが、科学者を多く配置することにより、技術開発能力は決して低くはなかった。

日本が軍備を放棄しているので、フランスも軍備はほとんど生産していなかった。
二ヶ国大陸だから他に攻めてくる国もないし、必要ないからね。
軍事費の大幅削減により、低迷していた経済もそこまで苦しくはならなかった。


暦技術の発明で、MAPが球体化。
これにより、俺達の大陸は西洋にあたり、別大陸のほうは東洋にあたることが判明した。

リヨンで道教を創始し、宣教師を使ってこの西洋大陸全土に広める。
この大陸唯一の宗教なので、当然日本も道教を信仰。
仏教・ヒンズー教・ユダヤ教・キリスト教は全て東洋大陸で創始されたので(大陸ぐるみの宗教独占計画だったらしい)、
なんとか道教を創始できたのは幸いだった。
そしてこの大陸全土に道教を広めた効果で、全世界の40%以上は道教信者という状況になった。



西暦1040年、中世に入った頃、フランスは最後の拡張が終わった。
予定通り、この大陸の7割を手中に収めることができたのだ。
最後に建設した都市アヴィニョンを譲ってくれと日本から交渉がきたが、これは拒否。

そして光学技術の発明が終わり、東洋大陸に渡ることができる船が生産可能になった。
日本しかいなかったから今まで軍事には金をかけてなかったが、そろそろ頃合だろう。
フランスは東洋大陸からの脅威に備え、大陸間戦争を前提とした軍拡を始める。
トウールとリヨンを軍港都市にし海軍を整備、パリ・オルレアン・シャルトルら工業都市で地上兵力の生産を開始した。
その他は商業都市である。


東洋大陸へ連絡をつけるためにリヨンからキャラベル船が出港した頃、東洋大陸国家のアラブから外交がきた。
状況を聞くと、どうやら東洋の二大国であるドイツとギリシャが緊迫状態であり、
またアラブ自身もギリシャに国土を圧迫されており、戦争勃発寸前らしい。
それからほどなくして、世界に向けての声明が出された。

アラブ 「ギリシャの拡大は脅威なので、宣戦布告しますね。」
ギリシャ 「ギリシャは自衛のためにドイツへ宣戦布告する。」

東洋大陸で戦争が勃発した。
アラブ&ドイツ対ギリシャという形の模様。
この時点での国力は、 フランス10・ドイツ9・ギリシャ8・日本6・アラブ5 といったところ。


続き Civ4 5人プレイ(2) ~ 戦争の次の戦争 ~



UO回想4 ~ 酒場と暴力と、出会い ~

2007-12-25 21:09:51 | UO回想編

UO回想シリーズ 前回分
はじめに ~ UOについて ~
UO回想1 ~ KDKの歩み ~
UO回想2 ~ サクラ大戦(1) ~
UO回想3 ~ サクラ大戦(2) ~



サクラ大戦編はひとまず小休止で、今回は他のエピソード。

あれは、2003年秋ごろだったかな。
サクラ大戦終結直後ぐらいの話だったと思う。


UOでは、プレイヤーが経営する酒場やBAR・飲食店が数多くあった。
露天バーや屋台のように野外のもの、喫茶店や酒場のように屋内のもの、劇場があったり簡易PITがあったり、
ホステスみたいなのがいたり、店主がオカマだったり、店によって色々な趣向が凝らされた。
こういう場は知らないプレイヤー同士が気軽に出会い交流できる場でもあり、
店によって常連の顔ぶれは違うので全く違う空気があった。
そして人が集まる場には、それぞれのドラマが生まれる。
色々な出来事があったろう。

Sakuraには昔、"憩いの我が家亭"という飲食店があった。
首都ブリティン郊外の、通称ブリ西三叉路に大きめの店舗を構えていて、
この手の店の中では大手のほうで、当時はそこそこ知名度があるお店だった。
KDKメンであるyuznはこの"憩いの我が家亭"の常連であったので、
ある日、俺はyuznに連れられて"憩いの我が家亭"に行ってみたのだ。


当時の俺はPKキャラしかいなかった為、赤ネームで店に入った。
yuznはPKキャラじゃなく普通の青ネームだった。
当然、赤ネームが店に入ってくれば客からそれなりの視線を浴びる。
PvPに興味がなく普通に平和に過ごす人にとっては、赤ネームってのはめったに見ることのない珍しい存在だし、
PvPに興味がなくともPKに襲われた経験がある人にとっては、赤ネームってのは憎き存在なのだ。
また、人が集まる場なのだからPKを退治する仕事をしているPKKなどが客にいても不思議ではない。

ただ、わざわざフェルッカに店舗を構えているだけあって、さすがにマスターは慣れているようだった。
動じず、珍しがらず、普通の客として接客してくれる。
PKの客もそこそこ来るのだろう、きっと。 てかよく考えたらうちのyuzn自体そうだ。
それにこういう店では大抵は、PKKとPKが出会っても非戦という暗黙の了解がある。
お互いプライベートで来てるし、みたいな。
ということで、俺もしばらくはまったりと、yuznや他の客と飲んで語って騒いでどんちゃんしていた。


しばらくすると、店の前にゲートが開きギルドの団体さんが来た。
ギルド名は[JAX](うろ覚え、間違ってるかもしれない)。
そして、6人組の彼らは1人の女性を除いて全員赤ネームだった。 PKギルド御一行さんのようだ。
彼らは店に入ってくるなり、俺達の飲んでいる階より一つ上のフロアに上がっていった。
宴会予約していたのかな? 上のフロアはJAXの貸切状態のようだった。

まぁ有名な店だし、こういうこともあるのだろうと、またしばらく飲んでいた。
ま、でもやはりどこに行ってもトラブルメイカーの俺様です。
そのうちに、JAXの連中にちょっかいかけたんだったと思う。
するとたちまち、「やんのかごらぁ」みたいな険悪な雰囲気になってきた。
ま、喧嘩は酒場の華ってね。

口げんかから始まり、双方が一触即発にまでヒートアップした頃、
見かねた店主が「暴れるなら外でお願いしますよ。」と言ってきた。
そう言われちゃ出て行くしかない、戦うにしても店内は狭いし。


表に出ると、数人の客がこの喧嘩を見物しようとついてきていた。
そして俺が手を出すなと言ったのか、それとも「あ~ぁ、またうちの団長がなんか揉めてるよ」とでも呆れてたのか、
今はもう忘れたが、とにかくこの時yuznは加勢する様子を見せなかった。
相手は6人組だが、青ネームの女性は非戦闘員のようだった。 ので、実質は1vs5だ。
この時どちらが先に手を出したかは忘れたが、とにかく、殺し合いが始まった。

4年以上も前の戦闘の詳細なんて覚えてるはずもないから省略するが、
結果から言うと、さほど時間をかけるでもなく俺が勝った。
相手の赤ネーム5人は死体として店の前に横たわっていて、これはとんだ営業妨害だな。
JAXの青ネームの女性は、勝敗が決した時にどこかへリコっていった。(リコ=移動魔法)
見物してた客からブラボーとか言われた気がする。
店主は「店の前にいっぱい死体が・・・」とか言ってたけど。


JAXの連中の死体から物資をかき集め終わり、さあ飲みなおそうかなといった時、殺した5人のうちの1人が戻ってきた。
そして彼は言った。
「もう一度、今度は1on1で戦っていただけませんか?」

負けたくせに、いやに馬鹿丁寧なやつだ。
俺達はPK同士だし、ここは圏外だし、現にさっきまで殺し合ってたんだし、
もう一度戦いたいのなら勝手に襲いかかってくればいいじゃないか、と思った。
でもまぁ、せっかく礼儀正しくリベンジしにきたんだ。
受けてやろうじゃないか。

「いいよ」と返事すると、今度はさっきまでの実戦的な殺し合いとは違い、
PITで行われるスポーツDuelのようなきれいな始まり方で戦いは開始された。
一度は1on5で勝ったんだ。
当然、1on1では、秒殺に近い形で俺が勝利を収めた。


しかし今回は、俺は相手の物資を奪いはせずに、その場で相手を蘇生した。
相手は起き上がり、「ありがとうございました」と言い残し去っていった。
ただの喧嘩から始まった醜い殺し合いが、何故かちょっとだけ爽やかに締めくくられた。

この時の丁寧なPKは、その後腕を上げ[PK?]や[JPN]などの大手PKギルドに入団し、
SakuraのPvPerの間でもその実力を評価されるほどになった。
彼の名前はVirginia。
その後俺と彼は、別の酒場でも偶然再会することになる。
そして、この出来事から一年以上後に彼はKDKに入団し、それから数年以上に渡り俺の相棒となった。


続き UO回想5 ~ サクラ大戦(3) 連盟発足 ~



カテゴリリニューアル

2007-12-24 08:37:32 | 日常の駄文

いやークリスマスですね、年末ですね。
昨日ハニーにサンタ服着せて撮影してきました。
すごい破壊力でした。 MOAB級。
来年の2008年で、このブログは開設から3年目に突入します。
はやいもんです。

新年に向け、カテゴリ欄を整理して見やすくリニューアル。


書きかけですぐにやめたHoI2・Oblivion・FEの3カテゴリを記事ごと削除しました。
FEはともかく、HoI2とOblivionは気が向いたらまた新しく書くかもしれません。

RO:O・ArmAカテゴリの記事を全て"軍事FPS"カテゴリーに統合。
CoD4記事も、色々カテゴリから軍事FPSへ統合しました。

SFカテゴリとSAカテゴリを統合。

Civ3カテゴリをCivilizationに改名。
こないだやっとCiv4で一試合を終えれたんで、
その分のプレイレポを上げていくからです。

もう更新してないカテゴリほど下に表示されるように順番入れ替え。


来年もよろしくお願いします<(_ _)>