ガンダムオンラインの指揮システムの不備について

2012-12-25 18:20:08 | 機動戦士ガンダムOnline

今日から機動戦士ガンダムオンラインが正式サービス開始である。

バランス的にモビルスーツの性能が連邦軍の方が良いらしく、
2chスレなどでは「ジオンよえーwww」「連邦で10連勝中www」などと書き込まれる始末。
確かに連邦軍は汎用モビルスーツであるジムを始め、シールドを装備しているやつが多く、
射撃戦に於いて命中させてもガードされることが多く、ジオンより平均的に抗堪性に優れると感じる。
また格闘戦に於いてもジムのサーベルの命中範囲は広く、ザクのヒートホークよりも優れた白兵武器である。

しかしだからこそ、俺がいる試合では我がジオンに勝利を運べるようできるだけ全力を尽くしている。
このエースがいる戦場でやすやすと楽勝と言わせてたまるか!


ガンダムオンラインは機体集めや改良が楽しく、今後の新機体の実装に期待している。
また宇宙戦のソロモンア・バオア・クーが実装されてこそクライマックスに達すると思う。
ガンダムに疎い読者にわかりやすく説明すれば、ソロモンやア・バオア・クーは宇宙要塞で
ジオンが連邦に圧倒的に追い詰められた最終局面の総力戦であり、
第二次世界大戦で言えば硫黄島や沖縄戦、バルジの戦いやベルリン戦ぐらいに盛り上がる。
「連邦軍の物量は圧倒的、夥しい艦砲射撃に新兵器の数々、しかしここを突破されたらおしまいだ!」
という決死の場面なのだ。




ということで今後の展開に期待しているも、現状の不満もある。
それは指揮官モードがあまり指揮しやすくないなと思う。

このゲームの指揮官モードはそこそこ自由度が高いものの、何故か指揮がし難くて俺は敬遠していた。
軍ヲタであるが故に、様々なMMOやFPSで必ず指揮官的立場でプレイしてきたにも関わらずである。
その原因を考えたら、恐らく小隊ごとへの指揮システムがないからだと考えついた。


いつも自分が指揮する場合、MMOにしてもFPSにしても必ず分隊や小隊ごとに指揮をする。
例えばMMORPGのTERAPandora Sagaではクラン活動で30人以上を指揮する場面が多くあったが、
必ず4~6人ごとに1個分隊として、2個か3個分隊で1小隊として運用していた。
FPSのBF2でも分隊単位での指揮システムだった。

機動戦士ガンダムオンラインは小隊システムが実装されてるのにも関わらず、指揮官モードで小隊単位には指揮を出せない。
個人単位に自由に指揮を出せたり、ドラッグでてきとーに指定した人数にも指示を与えられる自由度はあるのに、
戦場に出ている小隊一覧がなく小隊単位に指揮を出せないというのは恐らく不備である。

分隊や小隊に指揮を出せるメリットとしては、常に決まったメンツと人数に指示を出せることにある。
例えばよく動いてくれる優れた小隊というのは恐らくガンダムオンラインでも一部である。
その彼らに頻繁に指示を出せるメリットは大きく、柔軟に「次はあそこを攻めて守って」「次は裏取りして」と次々に指揮を出すことができるが、
現状のシステムでは決まったメンツにではなく、その都度、目標付近にいる味方にランダムに指揮を与えることになる。
これではその彼らが上手く働いてくれるメンツかどうかわかったものではない。

MMORPGでのクラン活動のように全員が自クランの人間なら誰に指揮を出してもある程度細かく動いてくれる。
しかしBF2やこのガンダムオンラインのように見知らぬ大勢を指揮をする場合、
必ず上手に細かく機能してくれる部隊としてくれない部隊がある。
その場合、上手な部隊には細かく指示を与え、上手に動かない部隊には「このへんを攻めて!」「このへんを守って!」
数の暴力を形成する部隊としておおまかに動いてもらうしかないのだ。
指揮で勝つ原則は、精鋭を最大限働かせて、凡兵をその他大勢から構成される正面戦力としてわかりやすく運用することである。


恐らく指揮慣れしてる人間にしかわかりにくいかもしれないが、ガンダムオンラインではこのへんが不備なのである。
近所にいる味方にてきとーに指揮を出したとて、見てくれてるのか、聞いてくれるのかわかったものではない。
だからこそガンダムオンラインでは指揮に魅力を現状見出せず、俺はパイロットとして参戦している。

ガンダムオンライン、クローズドベータ終了

2012-11-02 16:32:00 | 機動戦士ガンダムOnline

ここ一週間のブログ更新は、ガンダムネタだけで埋め尽くした。
そのことについて様々なコメントを頂いたが、
まあ我がブログでガンダムネタをたくさん書いても不自然ではない。

何故ならメイン読者層の皆様はきっと第二次世界大戦ほどとは言わなくても、
ボーア戦争ぐらいよりは一年戦争の方が好きという人が多いはず。
ある統計によれば我がブログの読者層の大半は、と聞けばももクロレッドよりも先に赤い彗星を連想し、
ピンクと聞けばももクロピンクよりも先にピンクアッガイが思いつくようなガンダム玄人ばかりであるとのこと。

だから我がブログがたまにガンダムネタで埋まろうと何も不自然ではないのだ。


しかしそれも今日で終わる。
何故なら機動戦士ガンダムオンラインは10月いっぱいでクローズドベータを終えたので。
正式サービスがいつになるか楽しみである。

それまでは従来通り、女子力アップの秘訣についての更新に戻るとする。

エースパイロット覚醒

2012-10-31 17:58:16 | 機動戦士ガンダムOnline

本日の機動戦士ガンダムオンライン。




なんか総合勢力図でジオンが圧倒的に押されてた。
先の演説でギレン総帥も地球連邦に比べジオンの国力は30分の1以下であると言っていたな。
にも関わらず今日まで戦い抜いてこれたのは我々が正義だからとのことだが、
やはり物量差は如何ともし難いということか。

一兵士であるので大勢を変えることは難しいが、
目の前に立つ連邦軍を撃破していくのみである。


今日はクラン員のImoutupグフと出撃。
グフは青い機体が特徴的で、優れた運動性能と専用の近接武器を持つ白兵戦用モビルスーツだ。
ザクなどとは装甲もパワーも違う。
やはりImoutupはどのゲームへ行ってもこのような脳筋機体を選ぶのだなと思ったものだけど、
「でも機銃を使うことが一番多い」とのこと。
グフは盾を装備しているので防御力にも優れている。

そんな白兵戦の達人の彼に近接戦闘のコツを聞くと、
俺もドムでサーベルをなかなか上手く使えるようになった。
やはり人それぞれ使い方が違うものだな。

この日の戦いでは、Imoutupが連邦軍モビルスーツに白兵戦を挑み、
俺がそれをバズーカで援護する形で撃破する局面も何度か見られ、
連携の認識を互いに深めることができたと思う。




友軍の新型モビルアーマーによる市街地空襲。
まだ実験機らしいが、まさに威力絶大、市街地に立て篭もる連邦軍を空から焼き尽くしていく様は圧巻だった。
アプサラス計画というらしいが、噂によると試験パイロットはアイナ・サハリンという女性らしい。
実験機が投入されていることもそうだが、女が第一線に出張ってくるのも、戦局が行き詰ってきたというところか。
敵のガンダムパイロットと因縁浅からぬ関係があるようで、なにやらシローというらしい奴と通信でいがみ合いながら撃ち合っていた。
負けてはいられないな!


それで奮起したかどうかはわからないが、何故か今日は射撃がよく当たる。
感覚を掴んできたかな。
今日は砂漠戦用に改修されたデザート・ザクに搭乗していたのだが、
気づけば撃つ度に「6つ!」「7つ!」「8つ目!」と撃破数が重なっていく状態。




「9つ!」




「11つ目!」




気づけば最終的には13機目を連続撃破していた。
もちろんこれは俺一人の活躍ではなく、味方の援護ありきだが、
それにしても俺もザク乗りとしてはそこそこの活躍をしているのではないか。
5機撃墜以上でエースパイロットと認定される基準で考えると、
俺も十分にエースと呼ばれるに相応しい活躍をしているといっても過言ではあるまい。

しかし噂によると敵のニュータイプと噂されるアムロ・レイ擁する部隊は12機のモビルスーツを3分以内に撃墜したことがあるらしい。
その領域に達するのはまだまだだろう。
連邦には恐るべきエースがいるものだ。

ドムに乗り換えてみて感想

2012-10-29 17:36:18 | 機動戦士ガンダムOnline

本日の機動戦士ガンダムオンライン。




ドムの開発に成功。
これは陸戦用に装甲を分厚くした重モビルスーツであり、
ホバー走行により地上ではそれまでのザクやグフなどとは比較にならない機動力を達成した。
一年戦争後期に於ける、ザクに代わるジオン軍の主力汎用モビルスーツだ。
そのパフォーマンスを確認するべくさっそく実戦投入してみる。




実戦における使用感としては、機動力はさすがのものと思われた。
ザクなどの歩行タイプと比べるとホバー移動はさすがに速く、
この機動性能を活かした切り込み戦術が有効と思われる。

武装は標準のバズーカにヒートサーベルだが、
拡散ビーム砲は取り外してマシンガンに換装してある。
中距離での射撃戦にもある程度対応できることが狙いだが、
汎用性は高まった反面ドムであることの必然性は薄れた気がする。




ヒートサーベルによる切り込みは強力だ。
機動力も相まって素早い切り込みが行えるので、
敵軍の前線に突撃し2機3機を切り捨て撃破して、
囲まれる前にささっと味方の戦線に後退できるような局面もあった。
まさにドムの運用ここに極まれりである。

ただしこのゲームの最大の問題はラグである。
大規模戦ゆえか未だに解消されたとは言いがたく、近接戦闘に於いてラグは一層甚大な影響を及ぼす。
その為に依然このような高機動モビルスーツの性能を100%引き出せているとは言い難いだろう。
また近接戦闘の当たり判定もけっこう厳しいようで、慎重にやらなければ空振りすることも多い。

しかしその高機動さと高火力の武装、優れた格闘戦能力はどのような局面でも戦え、
特に入り組んだ市街戦などはザクよりも圧倒的に優位性があるように思われた。


概ね良いことばかり書いたが、使用してみてのデメリットも浮上した。
というのもやはりドムは高機動さがウリのモビルスーツであり、
特にこのゲームに於いてはどちらかというと格闘戦能力の方に比重が置かれているので、
個人的な戦闘スタイルに合っていないモビルスーツだということが判明。

というのも俺が得意とするのは中距離での射撃戦であるので、
その距離に於いてドムは決して弱くはないが、ドムを完璧に活かせる場面でもない。
バズーカは直撃すればかなりのダメージを与えられるが、中距離での差し合いの中で直撃はなかなか難しく、
また爆風範囲がザクのそれに比べて大幅に減じられている気がする。
つまり単に俺の得意とする射撃戦だけで言うならドムよりもザクの方が武装的に向いているのだ。

ドムならば中距離で撃ち合い、その軌道性能で隙あらば切り込みまた離脱するという、
まさに高機動モビルスーツといった戦術も有効ではあるだろうが、
現状ではラグに阻まれてそのような活躍も難しく思う。


といったところで、個人的な戦闘スタイルにドムは完全には合致していないが、
それでもやはり市街戦などではザクよりも適正が高く感じられ、
またラグの解消や今後のバランス調整によっては十分に感覚は変わってくるだろう。

ニュータイプ部隊出現

2012-10-27 19:02:42 | 機動戦士ガンダムOnline

本日の機動戦士ガンダムオンライン。




今日はクラン員のImoutupJakigannと3名で小隊を編成して出撃。
なんかImoutupのゴッグの方が電気ビリビリしているが、
さすがゴッグだ耐久値ギリギリでもなんともないぜ!!


これから少し戦闘をした後に、敵の本拠地へ潜入して破壊しようという作戦を企画する。
なにせ本拠地を上手く破壊すれば一気に逆転できる可能性があるので、
それだけに敵の防備も固いだろうがやる価値はあるのだ。
俺とImoutupもザクIIに乗り換え、ザクx3機編成で出撃。

地下道から入りうまく敵に見つからないように進むも、
敵の本拠地に近づくにつれ尋常じゃない圧迫感が増してくる。
最も先頭を走るのはJakigannで、彼がこの3機の中じゃ最もベテランだからであるが、
異変に気づいた彼が「このプレッシャーはどこから・・・!?」と叫ぶと同時にその正体が判明した。




敵のニュータイプ部隊出現。
ニュータイプとは昨今その存在が噂されている新人類で、あらゆる感覚に優れ、
離れた場所にいる他者と意思疎通ができたり気配を認識できたりするという。
人類がみなニュータイプに進化すれば精神的に分かり合えて戦争は無くなると提唱する者もいるが、
その並外れた直感と他者の気配を認識する能力故にエリート兵士として前線に投入されているという噂もあり、
しかしまだまだその存在自体がオカルトじみていて疑わしい。

この戦争で名を上げたエースパイロット達の一部にはニュータイプとされている者たちもおり、
奴等の気配を感じ取った我が部隊のJakigannにもその素養があるのかもしれない。




出やがったな!
連邦の白いヤツだ!!
戦闘中につきカメラがぶれているが、
しかしなんでこんな最前線でもない僻地で!

敵軍のエースパイロット、アムロ・レイとやらが本当に噂のニュータイプかどうかはこの際どうでも良いが、
問題はこの現実、奴等が連邦軍の新兵器である白いモビルスーツ、ガンダムとガンタンクを駆って眼前に出現していることである。
対するこちらはザク3機、心許ない。

しかしこれは好機だ。
この2機が最前線に到達すれば、我が軍の兵士たちを平気で20機から30機、もしくはそれ以上を撃墜する能力を有するだろう。
逆に俺たち3機で奴等をここで葬れば、逆にそれだけの友軍の命を救うことになる。
ここで仕留めなければならない。

ImoutupとJakigannに号令を下し、一斉射撃を開始する。
阻止戦闘だ!!




しかし現実は甘くなかった。
まず先頭で接触したJakigannが、2番目にImoutupがあっという間に葬り去られる。
「墜ちろ!!」と叫びながらバズーカや機銃を叩きこむも、奴等の装甲はビクともしない。

我が部隊員2名を葬った白いヤツのビームライフルが放たれる。
一発目、辛うじて避けるも、二発目、避け切れない!!
奴等の武装は戦艦の主砲並の威力を有するという分析がある。
当然ザクでは耐え切れず、俺も部隊員たちの元へ逝くこととなった。


たった3機のザクでエース部隊を阻止しようなどと、夢物語だったようだ。
秒殺であった。
まさに白い悪魔。
とんでもない新兵器を投入したものだな、連邦軍は!