愛くるしいゆっきょんが綴るPCゲー雑文
独りで歩いてく人のブログ  




前回分 からの続きです。
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私は約束を果たした。

第3回SFSトーナメントには、SOL1、SOL2、SOL3の3チームが出場していましたが、SOL2、SOL3は大会初日に敗れました。
SOL2の前に立ちはだかったのはDsでした。
自分達の試合が終わり、SOL2のVCのチャンネルに入ると後半戦が始まっていました。
状況は圧倒的に劣勢、VC内の雰囲気も暗く、敵の位置情報を味方に伝えるも、次に聞こえてくるのは溜息だけでした。
そうこうしている内にトータルでの敗北が決まり、私はがっくりと肩を落としました。

しかし、あるSOL2メンバーはそこから輝きを放ちました。
もちろん彼はトータルでの敗北が決定する前から、
積極的に声を出しチームの士気を高めようとしていました。
声出しを当たり前だと思う方もいると思いますが、
彼は敗北が決定した後でも、態度を変える事なくチームの為に戦っていました。
技術的な事ではなく、私が一番理解して欲しいと思う事を彼は実践していました。
心の底からチームの為に戦う姿に私は感動していました。
結果は残念でしたが、この敗北が彼を成長させ、私を奮い立たせてくれました。

必ずDsを倒すと自分自身に約束しました。


この出来事は私がFPSをやっていて一番嬉しいと思える出来事でした。
ありがとう、桃たん。
(ゆっきぃ注: 桃たんとはSOL2リーダーのPeach_Waterのこと。
 彼は統率者として、その後SOL1が引退した後もSOLメンを引き継ぎ新生クランにて活動を継続していた。)



敗北を糧に成長を続けるSOL2。
最高の仲間にして、最強の敵へと姿を変え、決勝の舞台で相見える。
その先に待つものとは。

次回 SF回想7 ~ 越える ~



コメント ( 9 )  SF回想編 / 2010-05-26 17:02:37




前回分 からの続きです。
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SOLに入隊後は内戦、クラン戦、ゲスト戦と日々充実した時を過ごすこととなり、とりわけゲスト戦は戦術の完成度を高める場、
新しい戦術を試す場、クラン戦前の調整の場と多くの意味を持っており、SOLにおいて重要な活動の場だったのではないだろうか。
自分達で部屋を建てられるというシステムから生まれたゲスト戦、そこには他のFPS(無料FPSを除く) では味わうことの出来ない楽しさがありました。


初クラン戦がきっかけでSOLに入隊を果たし、それ以降も日によって偏りはあるものの
コンスタントにクラン戦が行われていたが、クラン戦のほとんどは8vs8という多人数での戦いでした。
そういった流れを変え、SFにおけるクラン戦のスタンダードを作ったのがクランSFSの主催する大会であり、
第3回大会の発表と共にSOLの活動も5vs5を主体としたものへと変わり、
5人になって初めて戦術を取り入れ本格的な研究が始められました。

※SOLはSOL1からSOL4までの最大4つのグループに分けられましたが、戦術は各グループ異なっており、
共有された戦術(投げ物やマップの知識は除く)はなく、以下に書かれている戦術の全てはSOL1での戦術です。


守備についてはSOLでは決まった配置よりも状況に応じて形を変えることを重要視しており、
常に全員が相手の作戦を読み、先手先手で試合を有利に進めていました。
攻撃については1人1人役割を決め、まとまって片方の爆破地点に攻めていました。

余談ですが爆破でのラウンドの開始位置は固定リスポーンであり、その位置はロビーでの位置によって決まっていました。
SOLでもそのことは研究され各マップ最適な位置取りは確立され使われていましたが、
ゆっきぃがロビー画面では一番上が良いということで使われなくなりました。
こういった研究の成果もあり当時SOLは無敵の強さを誇っていました。
しかし、ある1つのクランの出現によりその地位は脅かされることになりました。


DifferentSound(Ds)
Counter Strike1.6(CS1.6) の有名国産ムービー「Death Raiserz 4」 に出演をしている遠距離(近距離)氏、
現Sudden Attack 公認インストラクターであり、CS1.6では日本初のプロチーム4DimensioN(4dN) で活躍したKeNNy氏、
「Sudden Attack 全国大会」 でKeNNy氏率いるRusty Eggs で優勝に貢献したkirua氏とpK^ENeMy氏、
e-stars 2008 サドンアタックAsia Championship日本予選 でNabD として優勝に貢献したRoyal
等のメンバーを中心とした実力と潜在能力を秘めたクラン。
※ちなみに当時サドンアタックはまだありません。その後のことです。

DsはSOLにとって脅威となる存在であり、初めてDsと戦った時はかなりの苦戦を強いられました。 Dsとの初試合レポート →
平坦な道に思えた大会優勝もDsの出現により過酷な道へと変化し、SFはSOLとDsの2強時代へと突入しました。
そして両クランは第3回SFSトーナメントでは予選を圧倒的なスコアで勝ち進み、決勝で相見えることになったのです。

※詳細な試合内容、結果はゆっきぃの書いた記事を参照して下さい。 第3回SFSトーナメント優勝レポート →
ここでは勝敗を分けたポイントを2つ挙げ、それについて書きたいと思います。



1つ目は"対策"です。

クラン戦において戦術は重要であり、試合中は自分達の戦術を相手に読まれないようにすることが大切であり、
さらに言えば直接対決を避け極力自分達の情報を相手に知らせないことも大切です。
こういったことをかなり徹底してやってきたのがDsでした。
初戦以降大会で戦うまで直接対決はないどころか、野良においてもDsのメンバーを見ることはほとんどありませんでした。

しかし、隠すだけでは実際にその戦術が通用するかどうか分からず、どこかで実践する必要があり、
それはなるべくならば強いチームに対して試す必要があります。
その為Dsは1度だけSOLのゲスト戦に参加したことがあります。
たった1度だけですがそこで実際にDsの戦術を肌で感じられたのは後に対戦する上で有利になりました。

ゆっきぃの記事にもありますが、Dsの攻撃の戦術は奇抜であり、他クランでは真似出来ないものでした。
その戦術とは遠距離氏の圧倒的なスナイピング技術を前面に出し、スナイパーを先頭にしてジリジリと攻めて来るものでした。
一見するとスナイパーが先頭なので近距離戦に弱いと思われますが、常に周りには1,2名のアサルターが護衛についていて、
単に距離を詰めるというだけでは崩すことが出来ず、相手は進むことも退くことも許されず、死を待つというような状況になります。

そんな状況に陥らない為にSOLが対Ds用に考えた戦術が"空爆"でした。
SFには2種類の爆弾が存在していて、通称赤グレ緑グレと呼ばれていました。
赤グレは爆発までの時間、射程距離共に短く、ドッジボールのような感覚で相手に当てるように投げる爆弾であり、
緑グレは爆発までの時間、射程距離共に長く、相手の位置を予測して投げる爆弾でした。
そして空爆とは主に緑グレを使用した爆破を表します。

SOLではゆっきぃ、Mendoh、UV塗装が赤グレ、pansaa、whitelampが緑グレを使用していました。
緑グレを使用しているのが私とwhitelampということもあり、この頃はよく2人で研究をしていました。
この緑グレはDs戦においても大いに活躍し、Dsの戦術の幅を狭めることに成功し勝利に大きく貢献しました。


2つ目は"対応力"です。

SOLの攻撃は1人1人決められた役割をこなす作戦だと書きましたが、Ds戦の途中でそれは変わりました。
自信を持って繰り出したラッシュ、時間差攻撃を全てDsに対応されてしまった為でした。
作戦が通用しなかったショックは大きかったものの、すぐにその状況に対応して新たな戦術"自由"が生み出され、
結果的にその戦術は個々の特徴を上手く出し攻撃力のある戦術になりました。

実際に"自由"と呼ばれた戦術は具体的に説明することは難しいと思っていましたが、
最近この戦術を説明するに当たって参考となる動画を発見したので紹介します。


SpecialForce-SNS杯決勝戦 実況



この動画においてExtraDamage(ED) が行う下ラッシュは人数配分が多少異なるものの、この形はまさにSOLにおける自由です。
下の設置場所の制圧、センターと下の分断、テラスに相手を上がらせない、
この3点は抑えたEDの動きはSOLの自由と本質的に同じだと思いました。

しかし、SOLの自由とEDの下ラッシュは根本的には異なっており、EDの下ラッシュは文字通り下の設置場所を
制圧する為の作戦ですが、SOLの自由は上と下の設置場所を同時に攻めるということでした。
ただ結果的には下の設置場所を制圧することが多く、上側の攻めはテラスに上がることを
防ぐということになっていましたが、下を守る為に上側が手薄になった時に効果を発揮しました。

この自由という戦術はDs戦が初めてでしたが、基本形はSOLが解散するまでの間変わることがありませんでした。
最初から完成された戦術を試合中に実践出来たのは偶然ではなく、
各々日頃野良部屋や内戦などで個人技を磨いた結果であり、
私が行っていた動きも野良部屋等で1人で設置場所を確保する為に考えたものでした。

SOLにとって自由こそが個人の能力を最大に発揮する戦術であり、
そこに常に変化する状況を読み取り流動的な動きを組み合わせることにより、
戦術の幅を広げることが出来、自由という曖昧な表現ではあったが、確立された最強の戦術となりました。

SOLとDsはこの試合が山場であり、この後はDsがいち早く解散してしまい2強時代は早々と幕を閉じました。


勝敗は決した
祝福の言葉に笑顔
勝利の喜びに酔いしれ
勝利の安堵に浸る

私はこの日も歩み続けた


時同じくしてSOL2にも立ちはだかる強敵。
勝敗だけではない、試合に隠された本当の意味とは!?

次回 SF回想6 ~ 秘められた思い ~







前回分 からの続きです。
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SOLと初めて団体戦をプレイした日、それは夜桜・jiroとの再会の日でもあり、再会した意外な場所とはSOL部屋でした。
SOL解散までSOL1で一緒に戦い、衛星では守備のパートナーであったUV塗装、彼が夜桜・jiroだったのです。
SOLとの団体戦、夜桜・jiroとの再会、この夢のような出来事が重なった日、まさに私は運命に操られていたのかもしれません。

今回の記事は再会までの話がメインではなくUV塗装の紹介がメインです。
期待を裏切る形になるかもしれませんが、私にとってUV塗装とは仲間であり、ライバルであり、良き相談相手でした。
とても魅力的な人間であり、そういった魅力を少しでも皆さんに伝えていければと思いメインとしました。
以下UV塗装について。


彼はSOL1メンバーの中では唯一のM4使いであり、M4が持つ機動性、変則性を生かして、
AKとは明確に違う運用で実戦レベルに達した、日本初のSFプレイヤーでありました。
他のSOL1メンバーと比べても遜色ないAK使いの彼が何故M4を使ったのか、
それは彼にその質問をしていないので正確には分からないが、おそらくこうだろうと考えます。

M4はAKに比べると火力不足は否めないが、走り撃ちやジャンプ撃ちではAKと比べて格段に精度が高く、
戦闘面であれば最小限の被弾で最大限のダメージを与え、情報戦であれば最小限の被弾で最大限の情報を得ることが可能であり、
一辺倒になりがちな戦術に変化やリズムを加え戦術の幅を広げることが出来ます。
さらにUV塗装の特徴である突進力、M4が持つ機動力の相乗効果により、
UV+M4という単純な足し算ではなく、UV*M4という掛け算になり、無限大に力を発揮するという意味でも、
M4は彼にとって最適な武器だったのではないだろうか。


彼は時折敵陣に深く切り込みあっさり倒されることがあり、これはゆっきぃによるメンバー評価記事"かつてのUVさん"という表現をされており、
一見すると単なる無駄死にという捉え方をされてしまうが、誰よりもチームのことを考えて行動するUV塗装の性格が裏目に出た結果であった。
SOL1メンバーの誰もが本当に無駄死にだとは思っておらず、その証拠にUV塗装の特攻自体を制限することはあったが、特攻自体を禁止するということはなかった。
(制限について:情報戦で有利に戦えるのは重要なことだが、UV塗装を失うことで戦況が不利になるのを防ぐため)

UV塗装は”かつてのUVさん"のような状況になると「かつての自分は突撃型だった」 と発言していたが、これはおそらく彼の照れ隠しであり、
そう言うことで自然と笑いがおきていたし、明るく楽しいプレイして欲しいと願う、彼なりの思いやりだったのではないだろうか。


ゆっきぃが書いたSF記事の中にも、UV塗装の性格が表れているエピソードがいくつかあるので、そちらの方も合わせて参照して見て下さい。
"マウスレビュー事件" →  後日談 → 
"マジ切れ事件" → 



ここではゆっきぃが書いた記事では語られなかったエピソードについて書きたいと思います。
彼はボイスチャットをする際はいつも小声でした。
それは同居人への配慮であり、それ自体は何ら不思議な光景ではなく、
実家にお住まいの方はその状況がお分かり頂けると思います。

そんなある日、ボイスチャットを使用する上で同居人への配慮が難しい状況になり、小声であっても喋ることが不可能になりました。
ボイスチャットが使用不可能になると、ゲーム中の意思疎通が難しくなり、それはクラン戦にも直接影響を及ぼしとても不便な状態になります。
環境の変化によるものだったのでそれを改善することはとても難しかったのですが、UV塗装はある独創的な方法でそれを改善することに成功したのでした。

それは頭から紙袋を被り目の部分に穴を開け、声を完全に自分の周りだけで遮断するという方法でした。
例えその方法を考え付いたとしても、それを実行出来る人が何人いるでしょうか。
その行動力と勇気は賞賛に値しますが、シュールで変質者のような見た目を想像しメンバーは皆爆笑していました。
UV塗装恐るべし。


SOLに最大の敵現る。
最強クランを決める戦い、
女神はどちらに微笑むのか!?

次回 SF回想5 ~ 決着 ~



コメント ( 10 )  SF回想編 / 2010-03-03 18:58:49




前回分 からの続きです。
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私はゆっきぃと出逢って以来、ほぼ毎日ゆっきぃと戦っていた。
ゆっきぃがいる部屋は比較的に強者が集まりやすく、通称"ゆっきぃ部屋" と呼ばれていた。
ただ、私の知る限りでは毎回私かゆっきぃのどちらかがトップになっていた。
(後期のゆっきぃ部屋ではSOLメンバーも多くその限りではない)

どちらかと言ってもほとんどの場合、ゆっきぃが勝者となる。
私は序盤にスコアを伸ばし、その貯金を生かし最後まで逃げ切るタイプ。
対してゆっきぃは、終盤にスコアを伸ばす追い込みタイプ。
(別段ゆっきぃはスロースターターなわけでも、周りに合わせているわけでもなく、ゲーム全体の流れからみるとそう見えるだけであり、それ程までに終盤の追い込みは恐ろしいということである)

私が勝者になるにしてもゆっきぃは私という獲物を狙って追い駆けてくる。
その光景はまさにライオンやトラ等、猛獣の狩りさながらである。
この毎晩繰り広げられる熱い戦い、大袈裟に言えば生死を掛けた戦いに私は没頭していた。
それだけで楽しかった。


そんなある日ブログでSOLメンバーの募集 が始まった。
私にしてみれば待ちに待った瞬間であり、憧れのゆっきぃと同じチームで戦える、またとない機会の到来であった。
この記事を見た瞬間にゆっきぃに連絡を取ろうと思ったが、ある一文の存在がそれを留まらせた。

"入隊希望者は基本的に全員実技審査をします"

実技審査の内容はブログには明記されておらず、この得体の知れない実技審査の存在に私は恐れをなしていた。
実技審査程度で何を恐れるのかと思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実技審査で不合格となれば当然SOL入隊は叶わず、それどころか一生SOLへは入隊出来ないのではないかと考えていた。
(最後の募集の可能性、実力的に不要であれば今後も不要とされる可能性が高いことを考慮して)

この時ばかりはSFをプレイせずにSOL入隊について真剣に考えていた。
考えた結果焦っても仕方ないと思いその日は早めに就寝した。
次の日の夜、ブログを見ると事態は急変していた。

"募集再開した翌日早々で大変申し訳ないのですが、今夜の0時を境に募集を締め切ろうと思います"  (参照 →

予想外の出来事だったが、この記事を見たのは夜8時頃でありまだ0時には余裕があった。
しかし、考える時間は沢山あったが結論は意外にも早く出た。
その日私はゆっきぃに連絡することはなかった。
つまり、SOL入隊への道を自ら断ったのである。
何かメリットがあって連絡しなかったわけではない。
私は臆病な人間だった。


私は自分に対する怒り、悲しみ、失望を感じながらもゆっきぃ部屋に通っていたが、
ゆっきぃはクラン活動が多くなったのか対戦の機会は減り、前ほど満足のいく戦いが出来ずにいた。
その日もゆっきぃを検索しゆっきぃがいるチャンネルに行ってみると、
そこでは鍵付きの部屋でSOLが内戦をしていた。

その光景は羨ましい限りだった。
私は何するわけでもなくそのチャンネルにいた。
SOLの内戦が見られるわけではなかったが、憧れのSOLと同じ空間にいられる、それだけで満足だった。

程無くするとゲームが終わったのか、何人かが部屋を抜けていき部屋にいるメンバーの数は奇数となっていた。
奇数ということで多少の期待はあったものの、そんな夢のようなことが現実に起こるはずもなく、ただぼんやりと眺めていた。
しかし、夢は現実となる。

ゆっきぃ 「一緒にやる?」

その誘いを断る理由はなかった。
溢れんばかりの気持ちを"やりたい" その4文字に込めた。

部屋のパスワードを聞き、憧れのSOLが待つ部屋へと入る。
内容はほとんど記憶にないけど、ただただ楽しかった。
数戦一緒にプレイする程度だったが、それだけで私はとても幸せな気分になれた。


その日を境にたまにゆっきぃは私を誘うようになった。
SOLに混じっての個人戦や団体戦、時にはボイスチャットの方にも誘われ楽しくプレイしていた。
客観的に見れば私はSOLの一員であったかもしれないが、
ゆっきぃもSOLメンバーも私がSOLメンバーであるとは口には出さなかった。

勿論私自身もSOLメンバーだとは思ってはいなかった。
ある日私はSOLメンバーであるoolongと会話していた。
そうしたところ、私がSFにいることを知ったゆっきぃが話し掛けて来た。

ゆっきぃ 「クラン戦やるからpansaaも出て」

あまりにも突然の一言に我が目を疑った。
私が出てもいいのかとゆっきぃに聞くと、うるさい、早くTS来いと一喝された。
そうして私はSOLでの初めてのクラン戦を経験した。

これが事実上のSOL入隊であり、その日からはSOLの一員として行動するようになっていた。
私にとっての実技試験はSOLメンバーと一緒にプレイする団体戦や個人戦だったのだろう。
一度はSOL入隊を断念した私であったが、何とかSOLの一員になることが出来た。
こうして私はSOL解散までの期間、このクランで濃密な時間を過ごすことになった。


SOLに最大の敵現る。
最強クランを決める戦い、
女神はどちらに微笑むのか!?

次回 SF回想5 ~ 決着 ~

次回の掲載はこちら
SF回想4 ~ 再会 ~

(yukky注:どうやら1,3,5が本編、2,4はサイドストーリーという形でそれぞれの連続性を持たせているらしいです。)



コメント ( 13 )  SF回想編 / 2010-03-01 21:32:41




前回分 からの続きです。
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ゆっきぃとの出会い、時を同じくして私はある一人のプレイヤーと出会う。
そのプレイヤーの名は"夜桜・jiro"である。

私は適当に入った部屋で団体戦をプレイしており、時間は午前4時を少し回ったところだった。
1戦毎に人は変わるものの、午前4時を過ぎてもその部屋は人で溢れていた。
次のマップは衛星、いつもと変わらない私の1人舞台が始まった・・・はずだった。

ゲームが開始され私は青側(守り側) だったので、今回はオフィスを守ろうと配置についていた。
(野良では爆弾設置場所のどちらかを守るようにしていた)


私は基本的に裏取りなどは行わず、片方の爆弾設置場所を完璧に守るように心がけていた。
オフィスの守りについたのは私を含めて3人、センター3人、屋上2人といった配置だった。
敵の到着を今か今かと待つものの、敵はオフィスに来る気配がなく静けさだけが漂っていた。

しかし、センターでは今まさに戦闘が始まろうとしており、
それは嵐の到来を予感させるに相応く試合は一気に動き出す。
センターの守りについていた3人の内2人が爆弾で倒され、残りの1人もAKで倒される。
センターを守っていた3人がやられる、まさに一瞬の出来事だった。

ただ、私はオフィスに来るなら迎撃出来る自信があったので、
カバーは考えずオフィスを守ることだけに集中していた。
センターを突破した敵はどうやら屋上に行ったらしく、
屋上を守っていた味方と相打ちになっていた。

味方4人が倒されるものの、そのラウンドは難なく勝利した。
1ラウンドに4人倒すというのは異質な光景に見られるが、
私自身はそれが当たり前だったので大して気にはならなかった。
むしろ"運が良かった"そういう類のものだろうと思っていた。


そして"いつも通りの2ラウンド目"が始まるはずだった。
しかし、この試合嵐が吹き止むことはなかった・・・
試合展開については1ラウンド目以降はあまり記憶にないので割愛します。

結果は5-0で青側の圧勝に終わるものの、敵の夜桜・jiroは20killというスコアだった。
負けたチームで20killというのは異常であり、その全てが自ら仕掛け奪いとったものであった。
私はこの試合が終わった時に確信した、この人は強いと。
突然の強者の出現により私は興奮していたと同時に、相手が悪かったな、
次の試合はその嵐を受け止めてみせよう、そう心の中で笑っていた。

しかし、昂る気持ちはアッサリ裏切られる。
気付いた時には夜桜・jiroはいなくなっていた。
こうして私と夜桜・jiroとの戦いはあっけなく幕を閉じた。

夜桜・jiroの見せたパフォーマンスはたった1戦とはいえ私にその印象を深く刻み込んでいた。
彼とはこの後野良部屋で再会することはなかったが、意外な場所で再会することになる。
そう思うと私はこの時既に嵐に巻き込まれていたのかもしれない。


新たな強者との出会いと別れ。
意外な場所での再会、彼の正体とは!?

次回 SF回想3 ~ SOL1次メンバー募集締切 ~



コメント ( 11 )  SF回想編 / 2010-02-27 17:54:57


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