エースコンバット7がとうとう発売する件について

2019-01-09 00:19:19 | 新作情報

いやー、とうとう出ますねえ。
よくここまで待たせてくれたもんだと、
でもちゃんと出てくれたから許してやろうと、
年始早々で盛り上がって良い2019年になりそうです。

そう、いま世間を賑わせてる『エースコンバット7』のことだ。


前作6の発売からよく12年も待たせてくれたもんだ。
6があまり売れず、その後に製作したスカイクロラとかなんやらも不調で、
製作チームのProject Acesが解散しかけてるとか噂されてたので、
もうエースコンバットシリーズの続編は見られないのかと心配してたけど、
よかった・・・。

片渕須直監督も戻ってきたし。
この人はエースコンバット04と5の脚本の他には、
アニメの『ブラックラグーン』や、3年前に話題になった戦争アニメ映画『この世界の片隅に』の監督であり、(すずさんがかわいい)
ミリタリー色の強い作品では名作しか生み出していないので今回も期待できる。
やっぱりエースコンバットといえば片渕監督なのだ。

エースコンバット7はPS4版は1月17日に、PC版はSteamから2月1日に発売される。


「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」Gamescom2018 ストーリーTRAILER(Dark Blue)


さて、前作から12年も経ってるので、
Twitterでエースコンバット7って話題になってるけどなに?
面白そうだから買ってみるけど前作をプレイしたことない!

って人たちもいると思うので解説してみよう。

基本的には上のトレイラーを見てのとおり、
壮大な音楽とストーリーで盛り上がりながら架空世界の戦争を実在の戦闘機で戦い抜く、
ドッグファイト物のシューティングゲームである。
過去作は色々出てるがストーリーの流れはほぼ共通しており、
平和な日常が突如戦争によって破壊される

一介のパイロットである主人公は戦争に巻き込まれるが、任務を通して才能が開花する

いつしか空軍を代表するエースとして戦争を牽引しながらカッコいい通り名が与えられる

敵も味方もいい感じに「ヤツがきた!」的な感じで盛り上げて気持ち良くワッショイしてくれる

超兵器を破壊したりトンネルを潜ったりするミッションは恒例で、いつしか世界を救う
という内容である。
まあ基本的にはニュータイプ体験劇というか、エースごっこというかそんな感じ。


実在の戦闘機で暴れまわるゲームだが、決してリアルなフライトシム物ではなく、
基本はカジュアルに楽しめるシューティングゲームである。
リアルな戦闘機だとミサイルは10発前後、最高でも16発までしか積んでいないが、
エースコンバットシリーズの戦闘機はミサイルを100発前後は搭載している。(撃つ対象が多いため)

また現実の戦闘機はドッグファイトに入る前にBVR(視程外戦闘) というレーダー誘導による長距離ミサイルの発射から戦闘が始まるが、
エースコンバットではBVRはごく限定的な兵装のみであり、基本的には視程内でのドッグファイトに重きがおかれるため、
その戦いの様子は第二次世界大戦のドッグファイトか、もしくはガンダム世界のような感じである。


そんなリアルじゃない戦闘機ゲームっておもしろいの?

って疑問に思ったそこのミリタリーファンのあなた。
その気持ちはわかるが、大変にわかるが、

超おもしろいからまずは試せ

とだけは言っておく。
にわかではない生粋の軍事マニアな俺が言うのだから間違いない。
そして一作をプレイしたらこのシリーズをプレイしていなかった今までの半生を無駄に思い悔いながら
過去シリーズをも漁ることになるだろう。
でも基本的には軍事ゲームっていうよりは、やっぱりガンダムとかの戦争アニメを体験する感じに近いかな。


3、04、5、0、6、そして今回の7と、6作品で世界観が共通しているが、それぞれ違う戦争を扱っているし、
過去作をプレイしていないからストーリーがわからないということもないだろう。
大筋としては十何年前かにユリシーズという隕石が世界中に降り注いで、その災害の影響で世界各地で戦争が起きており、
今作7もそれ起因の戦争のひとつである、というぐらいの認識で大丈夫だ。

ただ7のトレイラーを見ても、04で破壊したはずの巨大対空兵器ストーンヘンジの残骸が稼働していたり、
音楽で5のラーズグリーズのアレンジがあったり、空母ケストレルとか、過去作をやってれば鳥肌がたちそうな場面はいくつかある。


ちなみにエースコンバットシリーズはトレイラーの出来の良さも有名で、
ニコニコ動画などではエスコンMADシリーズが流行した時期もあった。

↓5,0,6のトレイラー







音楽もいいからサントラ全部買ったんだよなあ、
前作すらが10年以上前だと何もかも懐かしい。
5のトレイラーのミスリードはすごく良かったよね。
おとぎ話のラーズグリーズの悪魔を恐れるセリフなどが出てくるので、
ああラスボスかと思ってゲームを進めてみると実は・・・っていう。
ストーリーは超ハリウッドしてて映画化してもおかしくないし感動する。

0のスペイン風なフラメンコの音楽は良いね。
ストーリーもドキュメンタリー調で04と似ててよかった。
「実は俺、基地に恋人がいるんすよ」「戻ったらプロポーズしようと」「花束も買ってあったりして!」
といきなり死亡フラグを乱立しまくって10秒で回収するPJもよくネタになってた。

6のトレイラーはシリーズ屈指の出来だったと思う、最高に盛り上がるしハリウッドしてる。
「I know dangerous, dance with the Angels! (危険は承知の上さ、天使とダンスだぜ!)」 という英語で韻を踏んだセリフも良い。
「天使とダンスだ!」 はダサいと思われていたがプレイしているとなんかかっこよく思えてくるから不思議である。

6はトレイラーに反してストーリーがいささか地味なのはあったけど、(5路線を期待したら0だったみたいな)
それでもグレースメリア解放戦とか盛り上がるところも多かったし、
またシリーズでは珍しく一戦目からテンションMAXな始まり方だったのも良かった。
なによりもそれまでのPS2ではなくXBOX360という次世代機によって実現した、
戦場の広さ、敵味方の入り乱れるスケール、空に描かれる何本ものミサイルの軌跡など、
決してゲームプレイとしては前作までより劣るものではなかったはず。

売上があがらなかった原因は・・・まあXBOX360独占販売という狂気の沙汰としか思えない売り方をしちゃったからだよなあ。
今作の7はそこを反省したのかPS4とPC版での発売となっており、
ハードが理由で売れないということはないはずで、
そのとおりTwitterなどでも盛り上がっている。


12年ぶりに登場するナンバリングの7は、6以上の進化を見せてくれるのだろう。
あの規模感やグラフィックを超えるものが出てくると思うとワクワクする。
トレイラーの出来に関しては前作までより少しテンション落ちてる気がするけど、
6で上げすぎて中身が地味だったのを反省したのだろうか。
なんとなく04に近い雰囲気を感じるな。

マルチプレイも搭載しているそうだが、エースコンバットシリーズは伝統的にマルチプレイは盛り上がらない。
今作ではどうなるかわからないが、基本的にはストーリーとエースごっこを楽しむゲームだろう。
PS4版では特定ミッションのみPSVRに対応するらしいが、PC版でも後にViveに対応されたりとかしないかなあ。


今作こそは大ヒットを飛ばして、ぜひともシリーズの復活をさせてほしいもんだ。

VR Chat日記(6) - 古びた洋館で殺人ゲーム

2019-01-08 00:46:08 | VRゲーム

この間、VRC内で10人ほどで集まってMurder!というゲームをしてきた。
これは古びた洋館のなかで、だれかひとりが殺人鬼となり、
それは誰かというのを暴き出すゲーム。

最後までバレずに全員をナイフで殺すことができれば殺人鬼の勝ちであり、
誰が殺人鬼かを暴いて銃で撃ち殺せば民間人側の勝ち。
民間人側で銃を持ってるのはひとりだが、
洋館内を歩き回ってヒントアイテムを集めれば銃がさらに増える。

ただうかつに単独行動してると殺人鬼からすると誰にも見られずに殺せるので思う壺であるが、
かといって誰かと行動をしていても、その誰かが殺人鬼でない保障はないのだ。




このゲームで最初に殺人鬼になったのは俺だった。
一戦目はみんなルールを把握しきってはなかったので・・・

俺と一緒に銃持ちが個室にきてヒントアイテムを探索しており、
棚をさぐってる背後からサクッと刺し殺した。
銃はそこに落ちるので、もう誰も民間人側は俺を殺せないことになる。
あれ、これもう俺の勝ちじゃんwwww

民間人側がヒントアイテム集めたら新しい銃が増えるらしいからそれまでに全員殺すか。
と思いながら出会う人たちを片っ端から次々に殺し回るパワープレイで勝利。
普段人殺しゲームばっかしてきた俺からするとあっけなかったぜ。




ラウンドを重ねみんながゲームルールを把握してくると、
最初のような凡ミスはなくなり、一気に心理ゲームじみてきた。

「おい、あっちの部屋で誰か死んだぞ!」
「Aが怪しい!あっちから歩いてきたの見た!!」
「おい殺せ殺せ!銃で撃って!!」
「わたし違うよ!?聞いて、私は殺してな(バンッ)
「・・・あれ、終わらない、冤罪だったか・・・。」

「なんか悲しいゲームだね、これ・・・。」

みんなが疑心暗鬼になりこういう場面も増えてきた。
またそれを利用して巧妙に冤罪を起こさせて民間人同士で数を減らさせたり、
殺人鬼なのにめっちゃ怖がってるふりして、ヒントも集めてるふりしながら、
ひとりひとり静かに殺していったり、VRを利用してナイフを持ってないふりしつつ背後に隠し持ってたり、
みんなやり方が上手になっていってて面白かった。



動画ではこんな感じ。
まさに疑心暗鬼ゲーム。
死人は別室でゲームの進行状況を俯瞰視点でモニタリングできるのも良い。

全員を集めてアリバイを聞き出したり、コナンくんみたいな場面もあったw
みんなハマって朝5時まで延々とやってたなあ。




普通の人狼とかと違って、VRだとけっこう怖いんだよね。
誰かが部屋に入ってきただけでビクッとするし、
見つめられたら「こいつ俺を殺そうとしてんのか?こわっ」て思ったりする。

動きや声でVRサイコパスの演技を極めてみんなをビビらせるの楽しそうだから練習してみよ。

VR Chat日記(5) - 海賊王に、俺はなる!

2019-01-02 18:10:52 | VRゲーム

あけおめ~。
VR年越しやVR初詣も済ませて、順風満帆に2019年を迎えられたといったところ。

さて、昨年末からうちの野蛮なギルメンたちは、
海賊MMOのATLAS で相変わらず野蛮な活動をしていると思う。

当の俺はVR Chat でスローライフを手に入れちゃったし時間もとられまくってるので、
結局みんなと一緒にはそっちに手をつけられなかったのだけど、
正月休みでひまなのでとうとう俺も海賊デビューしてみた!!




VRC内で。
なんか暇つぶしにみんなでてきとーにワールド巡ってたらカリブ海っぽいとこに流れ着いたんだよね。
しかも色々クエストが起きて、なんか船に乗って遺跡に宝を探しに行くっぽい。
楽しそうだ!!

ちなみに基本はフレンドだけで行動してたが、
上の画像の右端のジグソーみたいな人は言葉も通じない完全に知らない人である。
いつの間にか合流して一緒に行動してた・・・。



「なんであの怖い人一緒にきてるの?wwwなんでー?www」

さも当然のように混ざっているジグソーにバカウケするジハちゃん。
ジハちゃんは韓国人だが日本語は完璧である。

カナダ人のアースくんにクエストの英文は読んでもらって、
中国人のユウムと韓国人のジンと日本人の俺と、国籍不明のジグソーと・・・
多国籍海賊団の誕生である。

海賊王に俺はなる!!!!


Atlasに行ってるギルメンのみんなは、いつもみたいに中国とかアメリカの船団と争ってるんだろうなあ・・・。
本当の平和はここにあった。
みんなで協力して襲ってきた船などを沈める。



俺たちの船も沈んで遺跡がある島に上陸。
このときにジグソーは脱出できず、船とともに沈んでそれっきりだったwww
彼は犠牲になったのだ・・・結局どこの国の人だったんだろ・・・。


クエストはよくできてて、洞窟の中を探検して、
危険な足場を踏破したりトラップがあったり、鍵を探したり、パズルゲームみたいな感じで、
最後は財宝を守るたくさんのアンデッドの襲撃を受けた。

その後もクエストは続いたが・・・
意外とボリュームあって2時間近くやってたな。
VRCのワールドでもこんな作り込まれたクエストあるんだなー。