Civ5マルチプレイレポ、前回分からの続き。
前回分 → Civ5 BNWマルチプレイ11人戦(10) ~ 世界大戦へ ~
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カオス。
状況としては概ね、
オーストリア・ケルト・アステカ・ソンガイ連合軍
vs
エチオピア・ポーランド・シャム・エジプト・インドネシア連合軍
の4ヶ国対5ヶ国のガチンコ対決なんだけど、
ケルトとポーランドは裏条約でもあるのか直接やりあってはいない。
アフリカでの争いはアフリカでだけに留めておくということか、
所詮植民地域での代理戦争に過ぎないのか。
ポーランド軍が攻めてきたことで、
アステカ方面の全部隊をオーストリア本国へと戻した。
全力で当たらないと国家存亡の危機だ。
アステカ方面のエチオピア軍は・・・ミギー、いや、ケルト、ぼ、防御たのむ。
孤立しているソンガイについては、悪いが頑張ってくれ。
オーストリア 「ポーランドを引き込むなんて、エチオピアのばかやろう!」
エチオピア 「苦渋の決断とかぬかして先に他大陸を引き入れたのはそちらだろうに。」
日本 「オーストリアがなくなってしまうのか。」
シャム 「誰か悲しむ人いる?」
西沿岸部から上陸。
まずい。
ガレアス船・長剣士・弩兵・トレブシェットで構える我が軍の布陣に対して、
フリゲート艦・第1次大戦歩兵・ガトリング砲という陣容。
「君がウィーン沖で見たポーランド軍の印象を語ってくれぬか。」
「彼らの参戦は未曾有の一大事件かと。例えるなら・・・
大国が仕掛けてくる近代兵器による武力に対し、中世の兵士が剣や槍を武器に戦うことに似る。
「これはこれは、ならばもとより結果は見えているではないか・・・。」
「はい、近代兵器の圧勝かと。」
なんていう茶番が脳内で展開されるぐらいにはやばい世代格差。
まああの漫画も結局は近代兵器側が圧勝したんだけどね・・・。
主力歩兵ユニットが長剣士と第1次大戦歩兵じゃ3世代違うぞ。
14世紀のハイランダーが1914年ドイツ軍陣地に攻撃かけるぐらいの無茶。
ライフル兵はおろかマスケットすらまだこっちは配備してないんだよ!
戦闘力が21対50って・・・。
しかし地の利はこちらにある。
やらなければ亡国だ、ならば戦うしかない。
やってやるさ!
ユニットの性能差が戦力の決定的差ではないことを教えてやる!
沿岸では敵のフリゲートの砲撃に晒されるので、
本土中央部にて弩兵、トレブシェットによる防衛ラインを形成。
敵の陸軍ユニットは第1次大戦歩兵とガトリング砲しかいなかったので、
フリゲートにさえ気をつければ射程ではこちらが優位。
質の差を弾幕で埋める、撃ちまくれ!!
また国家存亡の危機に際して出し惜しみはできないので、
将来の世界遺産用にとっておいた虎の子の大技術者を投入して英雄叙事詩を建築。
世代差をユニット性能の底上げで少しでも補うようにする。
大商人も消費して戦費を捻出する。
現在ようやくマスケットも研究中。
この期に及んで陸軍の技術を後回しにしたのには理由がある。
航海技術の開発を優先させて、先ほどの大商人で生み出した金貨で
インドネシア海峡を守っていたガレアス船x4隻をアップグレード。
秘密兵器、フリゲート艦x4隻艦隊が完成である。
これで少なくとも海に於いてはポーランド軍と質的互角!
前線に突っ込ませると、本土南方にてフィレンツェ沖海戦が勃発。
2隻沈められるも、相手にも相応の痛手を与えた。
いいぞ、これで少なくとも質は同等の海軍が出てくるという警戒心を煽れた。
ポーランド軍は、五月雨式に陸軍を海上輸送することはできなくなった。
少なくとも護衛の手間とコストが必要となる。
ただでさえ他大陸からの輸送なので、
これで本土防衛戦における物量では勝てる公算が大きくなった。
消耗戦に引きずり込んで守り切ってやる!
4対1以上の弾幕射撃で敵の数を減らし、遂には最後の一体を海際に追い詰める。
ワハハハハまるでダンケルクだな!!
圧倒的じゃないか我が軍は!
ポーランド軍、なんのこともあらん。
首都ウィーンが内陸に奥まった地形だから守れた。
もしこれが沿岸都市だったら、フリゲートからの沿岸砲撃で容易に陥落しただろう。
ジーク・オーストリア!!!
連合軍チャットでも朗報を伝え、同胞たちの戦況を伺う。
オーストリア 「こちらポーランド軍に対し優勢、残存兵力を置いて引き上げていく。」
オーストリア 「どうやら植民地にはされなさそうだ。ポーランド軍が片付いたらそちらに支援に行く。」
アステカ 「ケルト、スコータイの周りのエチオピア軍はなんとかできる?」
ケルト 「ちょいきついな、向こう優勢。」
アステカ 「OK,全力支援する。」
ソンガイ 「こっちはエチオピア軍とエジプト軍が引いた、この先生き残れそう。」
各地から悪くない報告。
ポーランドとインドネシアとエジプトが一斉にあっちについたときはやばいかなと思ったけど、
あれ、意外とぬるい?
それともやっぱり俺がポーランド軍をタイマンで崩したことが大きいか?
ワハハハハ、技術は遅れててもやはりワレが盟主なり。
この大陸の覇王となる存在である。
みんなも多少楽観的になり、相手国に和平を提示する。
オーストリア 「我が国土からポーランド軍は撃退された、もしポーランド軍がオーストリアを食うのを待ってるのであれば、それは無駄な時間に終わる。」
オーストリア 「和平が良いと思う。>エチオピア連合へ」
ソンガイ 「9月は終わったんだから目を覚ますのだ。この大陸で井の中の蛙になりたい人がいるのかな。」
アステカ 「このままぬくられても面白くないしね。団結して他大陸に対抗するのが良いと思う。エチオピアさんはどうお考えで?」
エチオピア 「うちは交渉のテーブルに着かせるためみたいなこと言われて宣戦布告されたから、テーブルにつく作業中です。」
あがきおるな、どうやらまだ戦争を続けたいようだ。
まあ戦争は始めるよりも終わらせる方が難しいというしな。
その継戦意欲もいつまで保つか。
もはや主導権は我々にある!
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