
「鳥」の画像はフリー素材ですが…
前日の急激な気温低下で、約束した代掻き作業は寒くて1枚しか出来なかった。確かに疲れは溜まっているけれど、相方『チャオちゃん』の苗だって伸び過ぎてしまいますからねぇ…何とか今日中に残りを終わらせなければいけない。昼ご飯もそこそこに、今日は冬用のジャンパーを着こんで再挑戦、慌てて怪我をしたり、事故ったら元も子もないのでね、始める前に必ず一服。(健康に悪いタバコの唯一の効用でありますよ^^;)子どもの頃に、「キツネに化かされそうになったら、ケッツついて(座って)煙草を吸うとキツネは火が嫌いだから逃げ出す。」と我が祖母は言っていた(笑)
『化かす』キツネはいない(廃屋から子ギツネが出てきたけれど^^;)けれど、やはり『パニくった』時は、心を落ち着けるためにも一服(タバコ以外で差し支えないのだよ^^;)は重要だよね…。
作業を始めると、いつものように『ハクセキレイおやじ』がトラクターの周りを飛び始めましてね、コヤツは時として、車のボンネットの中に営巣してしまうほど『人馴れ』しているから、『おやじぃ』の足元まで飛んで来るのでありますよ。「ツバメ」もまた低空で田んぼの水面上を盛んに行きかっております。余裕があれば長閑な光景ではありますけれどね…。
これは朝仕事…トマトの脇芽も掻き取ります^^;
さて、「ハクセキレイおやじ」の狙いは分かっている…『おやじぃ』が耕運・代掻きした後から驚いて飛び出す「ケラ」を待っているのでありますよ。超低速で走行しているから、行動観察も出来るのですが…やっと、目的の「ケラ」をゲットしたようです。しかし、決して直ぐに食べず、そして持ち帰らず…頭部や胸部を何度も啄んでおります。時には水から出た土の塊に叩きつけている。おそらくは、家(巣)に帰れば、雛がご飯を待っているに違いない。生きたまま持ち帰ったのでは、「ケラ」の脚が雛の喉を傷つけちゃうのかな?そして、最後の強烈な一撃…しかし、強く叩きつけ過ぎて、ポ~んと遠くへ飛んでしまったのでありますよ…あ~あ、今度は機会を覗っていた「ムクドリおやじ」に横取りされちゃいましたよ…残念!(さっさと安全な場所に持ち帰れば良かったのにねぇ^^;)居るなぁ~こういうヤツ…真面目にお仕事に取り組んでいるのに、最後に成果を横取りされるヤツ。家に帰れば、オッカーにどやされているに違いないのである。(勝手な妄想です^^;)
半促成キュウリは、草丈100㎝、果長19cmとなり
はてさて、何とか目標の4枚を終わらせ、『チャオちゃん』と明日の打合せをして帰宅…厚手のジャンバーを着こんでいるのに身体はすっかり冷えていた。明日には「夏秋キュウリ」の苗が届くだろうし、補助事業申請のアルバイト仕事も残っている。働くお父さん…しかし、すべて、売掛金、未収金で運転資金が枯渇しているのよねぇ(笑)
自慢のスナップエンドウもいよいよ終盤戦…上段の果実は小粒になって来ましたよ。(今年も結構稼ぎましたけれど、これまた売掛金で来月まで代金が入らない^^;)そして、『魔の6月』がやって来る。山菜やスナップエンドウと稼げる5月は良しとして、6月は「端境期」になってしまうんですなぁ…夏野菜が取れる7月まで凌がなくてはいけない。それの穴埋めができないかと『実験』している半促成キュウリでありますが、一番果がようやく『オラだの農協』出荷基準となる21cmまであと少し…このペースだと明日には初収穫できそうであります^^;
忙しさに紛れて「側枝」が3節めまで伸びていた…
「吊り下げ栽培」のキモは、「蔓落し」(伸びた主幹を収穫後に下に垂らしていく)とコマメな側枝の「摘芯」作業だと『おやじぃ』は思っているのだけれど、あらら、成長の早い4株の11節目の側枝がもう伸びていた。側枝(子蔓)の第2節目で『幼果』を残してカット…子蔓から出た孫蔓の第2節目でカット…と順次繰り返していくのでありますが、成長スピードが速過ぎて、その内に追い掛けられなくなるに違いない^^;
一方では、ジャガイモの種芋はもう店頭に置いていないし(仕方ない年越しした芽の出たジャガイモを使うかね^^;)…もさもさ(のんびり)していると、小玉スイカやメロンの苗も店頭から消えてしまうゾイ。一生懸命働いても、オッカーへの上納金も待っている^^; そう言えば、『ムクドリおやじ』は漢字で書くと「椋鳥親爺」なんだわねぇ…。「椋鳥」…其の疾きこと風の如く…侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざることオッカーの如し。「椋鳥」の「椋」の字が、風林火山の「掠」の字に見えてきた今朝の『おやじぃ』でありましたとさ(笑)
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