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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

一度経験していれば…^^;

2025-05-25 06:36:15 | 巡礼

あちゃ~後輪が外れたぁ~~~!

 一個下の幼馴染み『薫ちゃん』から依頼を受けて、『おやじぃ』自慢のスナップエンドウを収穫しお届けしました。正直なところ、全量買い取りで販売手数料無し…最盛期で少々商品としてダブつき気味の時期だけに非常にありがたいお誘いでした。本来なら彼女の主催する「マルシェ(市場)」に参加して、お客様との会話を楽しみ、反応を確かめることに大きな意味があるように思えるのだけれど、残念、田んぼ作業が立て込んでいて身体ひとつでは対応できません。「納品さえしていただければ、私たちが売るから…。」とさらに背中を押されて納品したというのが本質でありますよ^^; 直売所にも、いつもの定番商品を納品して、お陰様で今期最高売り上げを達成することができました。
 さて、午後からは本田の残り半分の田植え、遅い昼食を食べている間に、長男『ポン太郎くん』に苗を荷積みさせ(昨日は土曜日、本来休みの日ではあるけれど、休出をお願いしましたよ^^;)田んぼで落ち合って作業開始…概ね2時間の作業時間と見積もっておりまして、順調に作業が進み、めでたく作業終了…安堵して、月曜日から田植えをする相方『チャオちゃん』の田んぼに向かう途中で『事件』は発生した。「あ~れ~ぇ~~!後輪が外れたぁ~~~!」…普通ならパニックになりそうな『事件』も、3年ほど前に田んぼの中で前輪が外れるという経験をしているから冷静に対応できましたよ。「なるほど、6角の車軸から固定ピンが外れてしまったのねぇ…。これならば、ジャッキUpして車輪を戻し、応急止めをすれば何とか走行できそうである。」とまぁ、冷静に対応できました。「幸か、不幸か?」…田んぼの中や国道横断中の脱輪ならば「不幸」ともいえるけれど、平な農道での脱輪、そしてケガも無し…「不幸中の幸いである。」と受け入れられる^^;


時を同じくして『薫ちゃん』からメールが…

 さて、良品、バラ詰め、過熟果(グリーンピース用)と3種をお届けしましたが、良品が2個残っているだけで完売のようであります。直売所では、一律200円で販売している商品が、彼女にかかると300円の商品に化けていた^^;
 事情を知らない農家は「何の苦労もなく差益を取った。」などと『商人』の悪口を言ったりしますが、これはオシャレな場所の代金、販売のための人件費、そして何より、彼女のお店の集客力への対価である。『おやじぃ』とて販売手数料20%分は直売所売りより儲けがあり、お客様がスーパー価格よりそれでも安く、値段だけの価値があると認めていただけたならば、「三方一両得」の商いであると『おやじぃ』は思う訳でありますよ。
 『薫ちゃん』には、スナップエンドウの傍らで咲かせた「スイートピー」の花束を持参いたしましてね(下心はございません^^;)「最近、男子から花束なんぞ貰ったことないべぇ…。」なんて失礼な言葉を添えながら…。彼女のオシャレなお店に合いそうな次なる農産物は…「カモミール?」…次なる作戦を練る『おやじぃ』であります^^;


師匠からの『指導』って何ですの?

 はてさて、前日は半袖姿で作業し、今日は長袖に合羽を着ての作業と寒暖の差が激しい日々であります。「今日は寒かったから伸びは少ない?」と『師匠』と定番の測定をしてみたら、半促成キュウリは草丈で5㎝、果長で2㎝伸長しておりました。このペースだと、あと4日ほどで初収穫できそうであります。ところで、『師匠』の『指導』って何でしたっけ?居るなぁ居るイル、こういう輩…成果は全部自分の手柄にする一方で、失敗は助言を聞かなかったからと部下のせいにするヤツが(笑) まぁまぁ、我が『師匠』の場合は、親蔓に身体をこすりつけているから、恐らくは摘葉を行なえ、でなければ、葉先に付いたアブラムシに注意せよと『指導』しているのかも知れないけれど、すべて『ニャ―語』では、出来の悪い『弟子』には理解不能なのでありますよ…。


大相撲も千秋楽…大の里関は全勝優勝なるか?

 今日も一日何とか無事に終わり、寒いのでおつまみは「湯豆腐」になった^^; 我が在所では「田植え」を終えると『さなぶり』といって、ご馳走を食べ慰労する風習がある。語源は『早苗振る舞い』なのだろうか?定かではない。子どもの頃は、手植えだったから、近隣の人々が『大百姓』の田植えの手伝いをし、お礼に酒食のもてなしを受けていた記憶である。女衆には貴重な現金収入源であり、子どもたちには、「蕗の葉」でくるんだ『揚げ餅』などを頂いたような気がする。(女衆への手土産だったのだろうけれど^^;)
 次第に男も女も勤め口が出来て、田んぼ作業も機械化が進み、近隣の人々の手伝いは必要がなくなりました。アナログな人間(おやじぃ)には、アナログな機械がお似合いである。「1か、0か?」「○か✕か?」…確かに二進数や二者択一の世界の方が単純明快で割り切り易い^^; 田植え機械の脱輪は「不幸」と思えば「不幸」な出来事で間違いは無いのだけれど、国道や田んぼの中でなくて良かった、ケガをしなくて良かったと思えば「幸(運が良い)」とも思えなくもない。曖昧な世の中を生きて来たから、結論が明快でなくても何とかなるのではと思ってしまう。「経験」とはこういうときに活きてくるのかもね…そんな(損な)生き方も楽しみ方次第でありますよ(笑)


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