その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

どんこいしょ…

2024-02-12 09:13:07 | 巡礼

「どっこいしょ」と読んではいけない^^;

「思い立ったが吉日」とも言う…「西国三十三所」「四国三十三所」とまではいかなくとも、山形県にも「庄内三十三所」「最上三十三所」「置賜三十三所」と観音信仰は息づいているのでありますよ^^;
はて、最も手軽な札所は…何といつも出掛けている公衆浴場の近くに12番札所があるじゃ~ないの。今日は天気も良いし、長距離運転でどんよりとした腰の療養と『心の浄化』を求めて、巡礼の旅に出掛けてみますか?(旅というほどの距離でもない^^;)
山門を前にして、傍らには『龍泉の水』なる井戸が…ならば、手を洗い、口を漱いで(この水は飲めませんと注意書き^^;)残念ながら昔懐かしい、手押し式のポンプは壊れていた。(というか、このタイプは、上から水を満たして真空状態を作らないと汲み上げられないはずである。お隣の自噴する水でチョチョイと指先だけを清めまして…)本日お題の『どんこいしょ(井戸)』…昔は、集落内にも共同で使っていた『どんこいしょ(水場・洗い場)』が存在したのである。これは被圧された帯水層からの水であるから自噴する…手押しポンプで汲み上げる水は、帯水層の水であっても『浅井戸』が多く、雑菌が混じっているはずだから、今どきのお子ちゃまは口にしない方が得策ではある。それでもねぇ、水に恵まれない発展途上国では、この「堀抜井戸」と手押しポンプが活躍している。中国には「飲水不忘挖井人」(水を飲むときは、井戸を掘った人のことを忘れないの意)という諺もあるようである。今回の「能登半島地震」の断水の報道を見聞きしながら、『蛇口をひねれば水が出る』という日常に感謝しないとねぇ…などと、既に『心の浄化』が始まっている(笑)


百段ほどの石段ですが…既に足が^^;

さて、こちらは「置賜三十三所 12番札所 湯新山東正寺」であります。何の御利益が…合掌するのは「清純無垢の一瞬を得んがため」…一瞬だけ世俗からは離れよう。(ちなみに「諸願成就」とされている^^;)礼拝のマナーとしては「般若心経」を唱えなければいけないのかい?(何の予備知識もないまま参拝するからこういう結果になる。もう一度、やり直し^^;)「御朱印」は?お隣の本寺に行けば頂けるはずであるけれど、いまさら余計なモノを家族に残さないことにしよう。(と言うか、入口の屋根付き駐車場に止めてあったBMWを見たら、寄進する気持ちも萎えた^^;)世俗にまみれているわなぁ…。
はてさて、こうしてみると遠くに出掛けなくとも、名所、名刹は多数存在するようである。(どうしても、遠くの神様、仏様はありがたく感じるものでありますが…)一方、遠くの東京で行われた自民党のアンケート調査とやらは…回答率23%ですと?「連座制賛成多数」と地元紙は取りまとめている…どこがじゃ!残り4分の3の衆議院、参議院の所属議員さんは、アンケート調査さえ無視(むしろ、答えられない。)という結果ではないかいな。これに怒りを覚えずにどうするね…温和な「観世音菩薩」さえも今回ばかりは「どっこいしょ」と片膝立てて立ち上がるかも知れない。ん~?今朝のお題は『どんこいしょ』だった…折角の『心の浄化』も、また不浄のモノにまみれてしまう。イデデ…腰だけじゃなく、石段登って足にきた(笑)

コメント
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