勤続32年目の冬ですからねぇ…。
夏に豪雨災害をもたらす「線状降水帯」が発生するとすれば、冬には豪雪となる『線状降雪帯』(日本海寒気団収束帯)なるものが発生するらしい。確かに、『おやじぃ』の在所では12月の雪の量にしては、数年来の大雪ではあるのだけれど、積雪のピークを考えれば、今のところ『くたま(邪魔)』になる程の量ではないと思っているのだけれど…。しかし、山形県内でも停電が発生し、山形新幹線が運休しているというところを見ると、やはり、集中的に降雪に見舞われている地域があるようです。新潟県内(柏崎市周辺)で車の立ち往生の映像を観ながら、一歩、タイミングがズレれば、友人『ノロ社長』も閉じ込められてしまうなどと話してはいるけれど、どこか緊迫感に欠けているのは、やはり在所の雪に、まだ驚いていないから…。
さて、今年3度目の機械除雪…午前中、順調に作業を進めていたのだけれど、雪の塊に挑んでいたら、突然、手押し式の除雪機が、前にも後ろにも進まなくなってしまいましたよ。遂に、クラッチがイカれてしまったのか…何せ、勤続32年目の御老体ですからねぇ。一昨年は、オーガ盤を電気溶接していただき、昨年は首振りスイッチを交換し、『騙しだまし』使って来たのだけれど、遂に『お釈迦』ですかねぇ…。困った時の農機具屋さん…急遽、電話をしてみたものの、既にメーカー、販売店にも在庫はないとのことですよ。さて、困った!これから先が降雪のピークだというのにねぇ…。昨年も途方に暮れて、親切な自転車屋さんの在庫のスイッチで急場を凌いだのだけれど、その場にならないと、買い替えという決断が出来ないし、買い替えを思い立った時には在庫なし…何とか、友人たちの除雪機を借りて急場を凌ぐしかないか…。
冷えた身体には「なべ焼きうどん」ですか^^;
『立ち往生』してしまった除雪機を理由に、『おやじぃ』も仕事をサボる。(サボる理由だけは、いくらでも考え付くから^^;)別の農機具メーカーに問い合わせてみたら、「お勧め出来ないけれど、修理すれば中古が1台。けれど、部品を取り寄せて年明けになります。ベルト切れじゃないですか?」とのこと。なるほど、クラッチの入り切りで、キャタピラがニュートラル状態で手押しで動くから、クラッチの不具合ではなさそうである…ダメ元でエンジンを掛けてみたら(バッテリーも上がっているのよ…それで直結始動^^;)…動いた!(負荷が掛かるとベルトが緩む…熱で伸びてしまうのかも?)またこれで、何とかなるかぁなんてね。ひとまず胸を撫でおろし、万が一に備えて、『お勧め出来ない除雪機』を仮押さえしましたけれど…。
いや~今年は、中古農機具が次から次へと故障して『立ち往生』…春先のトラクターに始まり、田植え機の車輪脱落、井戸の水中ポンプの故障、潅水用ポンプも故障、草刈り機のエンジン不調etc.…『おやじぃ』さえも経年劣化による体調不良でしたから(笑)
零細農家で、中古機を『騙しだまし』使っているから、ひとつ壊れると次から次へと…『家電アルアル』のような状態の年でありましたなぁ。年が変われば好転するのか、このままズルズルと『往生』の時を迎えるのかは分かりませんが、何とかかんとか難局は乗り切って来れたからなぁ。『折れない強い心』が重要です…しかし、「弁慶の立ち往生」のように、痛いのは勘弁して欲しいわ(笑)