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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

国境封鎖

2020-04-10 04:27:29 | 転職

「親子丼?」…愛情に差のある『親子の丼』

注)後半ヨトウムシの画像が出て来ますので、不得手な方は見ないでください!

学生時代に読んだ比較文化論のレポートに、一夫多妻制社会の記述があり、そうした事例では妻たちが同居していても「竈(かまど)」は個々に持っているという下りがありました。フムフム、嫁姑の問題も「竈」をふたつ持つことで解決するのではないかしら…などと考えたことを思い出す。「お前はどうせ妻を食わせていけるような器ではないから、食事くらい作れるようになれ!」と実のお袋に出世は無いと見切られた息子であるから、お言葉通り多少の料理は作ることが出来るようにはなりました。したがって、オッカーがお小遣い稼ぎのアルバイトに出掛け、不在であったとしても何の不都合もなく暮らしております。しかし、困ったことがひとつ…冷蔵庫の食材を果たして昼に使って良いものか、夜用に取っているのかが分からない。勝手に使って、アララ晩飯がとならないように、気を使わなければいけないので、夜用の取り置きなのかどうかだけは明らかにしておいてとお願いしたのでありますが…。
「冷蔵庫のカツは食べて良い。」と長男『ポン太郎君』がひと言。
しかしである…「カツ一枚では、肉体労働者成人男子2名分のカロリー数が不足するではないか!たくもう。」…結果、カツ丼に仕立てて嵩増しを図るのでありますが、『おやじぃ』の昼食は、冷蔵庫の残りバラ肉を投入し、他人丼。そうそう、夫婦は元々他人なのだから、食べて良いと言った相手は、愛する息子であって、オヤジに向けられたものではないと改めて感じ取るのでありますよ(笑)


おおおお…ハスモンヨトウの幼虫ではないか!

畑の害虫として一世風靡した「ハスモンヨトウ」…デュポン社の「ランネート®」が開発されるまで、既存の殺虫剤が効かず広食性の彼らの被害は甚大でありました。性フェロモンによる誘引試験など、学生時代にお付き合いさせていただいた農業害虫でありますけれどね。耐寒性が低く、越冬出来ないため北日本での被害は少ないとされ、事実、山形に帰って来て37年間、成虫(蛾)も幼虫にも出会っていなかったのでありますが、先日の工事現場の検分中に水路で喘いでいる幼虫を見つけてしまいましたよ。山形県の防除所における発生予察には、ハスモンヨトウの記述がありますから、山形にも居るには居るらしいのですけれどね。(害虫を見つけて喜んでいるのは私くらいなものだろうなぁ^^;)人為的な持ち込みは無いだろうから、幼虫の形態で越冬したことは間違いないようであります。
害虫の根絶に成功した例は、沖縄県久米島の「ウリミバエ」駆除が有名でありますが、昆虫(害虫)には翅がありますからねぇ…国境封鎖しても色々な方法で侵入して来てしまう。そうそう、国境封鎖と言えば、新型コロナウイルスを政治の道具に使って欲しくないなぁ。「オーバーシュート」とか「ロックダウン」とか横文字を並べて、注意喚起するというより、如何に威勢の良い言葉を使って人心を掴むかということに腐心しているようにしか映らないのでありますよ。成功すれば「私が早々に国に先駆けて手立てをしたから…。」失敗すれば「国が私の施策に横槍を入れたから…。」選挙前の彼女の演説は、もう大概予想はつきますけれどね。手柄は昼夜を問わず働いている医療従事者や職員、そして素直に行動制限している国民ではなかろうかなんて思いますけれど…。

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