『第3次越冬隊…トラミ隊員』は、今夜もやって来た。
昨日の休日出勤の後は、29日恒例のマージャン大会(1年振りですが)…かつての職場の同僚と卓を囲んでチーポンロン。いつも弱気な『圭ちゃん』が、今年は和了(ホーラ)出来ました…目出度しめでたし。強気の『夢屋国王』は、四暗刻崩れから、リーチ一発ドラ5…親っパネでトップを直撃し、最終的にはトップを奪い返しました^^;
こんな訳でひと晩『第2サティアン』を留守にし、今朝、薪ストーブを焚きに出掛けると…『第2サティアン・テラス』は何物かに襲撃された惨状…目刺しを焼いたペール缶はひっくり返り、折角煮込んだビーフシチューは肉だけが食べ尽くされ、いつも友人『ノロ君』が腰掛けるベンチには「ウン○コ」…これは『第3次越冬隊:茶トラミ隊員』の乱行に違いない。なぜなら、『第2サティアン』の周囲には、彼女の足跡しか残っていなかったのだから^^;
「ネコババ(猫糞)」というものは、猫が「ウン○コ」をした後で、後ろ足で砂をかけ何事も無かったような素振りをすることから派生した言葉であって、乱行の後のお礼に「ウン○コ」を置いて行くことではない。「猫の恩返し」ではなく、これは「猫の恩仇返し」ではないかと、ひとりブツブツ文句を垂れながら後片付けをする『夢屋国王』であります。
いつも家を開けているお詫びに「黒豆」を煮てみました。
『第2サティアン』の得意料理は、薪ストーブを使い時間を掛けて作る煮物…ガスコンロで沸騰させてからコトコトと30分ほど煮込むことを3日ほど繰り返し、美味しい「丹波黒豆」が炊けました。おせち料理という程でもないが、オッカーのひと手間(スーパーからのお買い物ですが)が省けただけ、日頃のお詫びと言うことで献上いたしました^^;
「今日の夕方は、トリモチ(鏡餅)を作る。」(夢屋国王)
「今年、神様事は良いの?」(オッカー)
そう、今年の春にお袋を亡くしているから、年末年始は喪に服し欠礼で…まぁ、確かにその通りでありますが、既に百ヶ日も過ぎており、来年の歳神様を迎える鏡餅なのだからオラは気にしない。むしろ、この1年無事故で稼いでくれた農業機械や米の保管庫(収穫)、井戸(水の恵み)に感謝してお供えをするのだから、むしろ搗くべきと考える『夢屋国王』であります。
山形の催事には欠かせない「玉こんにゃく」であります。
今年、出稼ぎ先のお付き合いで「お歳暮」を頂戴しました。(頂戴しても、お返ししなければいけないから虚礼は廃止した方がありがたい…しかし、地方経済の立て直しのためには、消費活動も重要であるかぁ…^^;)昔から、晦日の家の大掃除とコンニャクによる身体の大掃除…「コンニャクは、内臓を掃除してけっからけぇ(食べろ)!」死んだバァさんがよく言っておりましたっけ。山形の催事には欠かせない「玉こんにゃく」は、醤油と砂糖、スルメの皮(スルメ本体を使うなど贅沢しない^^;)で煮込んで、匂いでお客様を釣る戦略でありますが、『夢屋国王』の原価計算では、3玉100円なら収支トントンから光熱費分が赤字。4玉200円なら暴利であります…時と場所、客筋と目的を見極めて値決めしなければならないのであります。(テキ屋商売も智恵は使わなくてはいけないのであります^^;)
夕刻、薪ストーブで暖を取りながら、ボクシングのタイトルマッチを観戦しておりますと、『茶トラミ隊員』が、モジモジと床下からテラスにやって来ました。心優しき『夢屋国王』は「猫糞」を「人仇」で倍返しにしたりはしません。『茶トラ』の悪さは、寒さとひもじさがなせる技…ちくわとジャンボフランクをご馳走したのでありますが…結局、ちくわ1袋とジャンボフランク2本を礼も言わずに平らげていきましたよ^^;
ストーブの余熱でまったりする『茶トラ隊員』
追記)ただ今、家族揃って、御年越しの食事です^^;
それでは、皆様!良いお年を…