赤湯観光センター「からころ館」前の足湯
『第3次越冬隊員』の本日の任務は…『第2サティアン』へと続く『ロイヤルロード』から脇道を掘って、「ストックヤード」に至る道を確保すること。そして、このブログでは何度か紹介している「雪中キャベツ」を何個か収穫すること…その後のご褒美は、いつものように温泉で^^;
ところがどっこい、先週遂にガラ系から中古のスマホに変えた『夢屋国王』は、使い方が分からなくて夜中に悪戦苦闘…2度寝のせいもあっていつもよりは大分遅い目覚めと成りました。(それでも7時30分でしたけど^^;)
薪ストーブに火を入れてお湯を沸かし、いつもの『イレギュラーコーヒー』を一杯。朝のニュース番組を見ながら、夜用のビーフシチューを焦がさないように煮込み、朝カレーで体温の上昇を待っていたら、10時を回っておりました…汗をかかない程度にスコップ一丁で道の確保、そして一服。さて、11時、最大ミッションである「雪中キャベツ」を掘り当てます。
最初に掘り当てたのは、取り残しのハクサイでした。
いつもなら、広い畑に目印のサイミ(篠竹などで作った目印)を畝に立てて置くのですが、今年は、準備前に雪が降ってしまったので、秋に昨付けしていた大まかな場所を当てずっぽうで掘るしかありません。(自分で昨付けしていた畑だから、大概分かりそうなものですが、50cmも脇にずれるとその周辺をグルグルと掘りまくることになります。)周囲の建物の位置から畑の隅を割り出し、約90cmの畝幅を5畝分折り返し、概ねこの辺り…まだ積雪50cm程ですから何とかなりますが、これが積雪1mを超えれば、掘り出す雪の量も半端なくなります。最初に出て来たのが取り残しのハクサイ…それでも感覚は60cm程北にズレておりました^^;
遂に「雪中キャベツ」にご対~面ヽ(*´∀`)ノ
さらに掘り進むこと1m…遂に「雪中キャベツ」との遭遇であります。画像のふたつは結球し切れなかった小さなキャベツなので、もう少し東へ掘り進めば立派なキャベツが出てくるはずです。よくよく考えてみれば、スーパーでは関東産の立派なキャベツが200円も出せば買えるのだから、こんな苦労をしている必要もないのでありますが…雪の下のキャベツは、自身が凍りつかないように蓄えたデンプンを糖化して防御しようとするので甘みが増します。砂糖が統制品で高価だった頃は、キャベツを蒸したお浸し(温野菜)がとても甘くて美味しかった…ただ昔を懐かしんでいるに過ぎないのかも知れませんが。流通機構が未発達だった頃は、雪国の貴重な生鮮野菜だったに違いありません。
意外と簡単にミッションを達成した『夢屋国王』は、お隣の町「赤湯温泉」の「公衆浴場あづま湯100円」へ…たまには場所を変え、気分転換を図りましょう^^; 高倉健さんの追悼レンタルDVDを2本ほど借りて、お惣菜で一杯…またか~い…明日は休日出勤なのだからいいじゃないのぉ(´▽`)