その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋探偵(銭金11)

2013-05-26 16:30:53 | 夢屋探偵

「これは銭金の問題じゃない。男の意地だぁ~!!!」
と本日も叫んでおりますが、中々気合が入りません^^;
『夢屋王国』の水田の田植えがようやく終わりました。(とは言うものの、素人の田植機械操作なものですから、欠株や浮き苗などこれからの手直しを考えるとまた落ち込んでしまいそうです。)結婚をする時は、オッカー(当時は、娘さん)には百姓仕事はさせませんと、実家のオヤジに約束したのでありますが、今年は、一人仕事が辛いし、不安だし…朝からオッカーに現場監督(苗箱を手渡ししてもらう作業)を初めてお願いしました。
幾ら強がりを言ってはみても、今年は仕事が億劫で仕方が無く、何でこんなことをやっているのだろうと考え始めると気合が入りません。そこで、現場監督をお願いし、ダレてしまう自分を叱咤激励するには、オッカーの監督が一番と考えたのであります。
周囲の田んぼ眺めると一週間ほど仕事が遅れております。未整理地の田んぼには水も満足にやってきません。他人様との比較し、条件の悪さを怨んでみても何も解決しないのであります。不思議なもので田植えさえ終わってしまえば、また秋を思い浮かべ仕事を始める。単純かも知れませんが、こうして毎年が繰り返されているのです。
そうそう、巻頭画像でありますが、田んぼの畦畔にあった何やら不思議な卵?(実は3年前の画像なんですが^^;)今年、お隣の『善助さん』ちの田んぼとの境界(畦畔)に3個ほど見つけました。カエルの卵でも無いし、サンショウウオなんて我が家の田んぼには住んでおりません。何の卵塊なのだろうと思っておりましたが、どうやらキノコの菌核のようであります。一週間前に見つけた卵塊が今日はキノコの傘が開いていましたから…まだまだ、不思議な世界が『夢屋王国』には潜んでいる。そんな好奇心で田んぼに通い続けないと気力が萎えてしまいますよ。
これから「さなぶり(早苗振る舞い?)」、現場監督をオッカーにお願いし、長女の『有季菜先生』には、苗箱洗いを手伝っていただきましたから、今夜はオヤジの奢りで「お寿司でもどう?」かっかっか、これで夢屋水田は確実に赤字転落でありますよ…とほほ。

コメント
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