連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

見栄を張らないで程々にね

2016-12-29 | 高齢生活・健康

昨日の内に玄関飾りを付けて鏡餅も飾った。正月準備は完了。
昨年のお飾りは小さ過ぎて文句を言った夢さん。

今年はその轍は踏むまいと、自分が買いに行くからと言ったのだが、
「駄目よ!おとうさんは要らない物まで買うから」とあえなく却下。

「そんな事はないぞ、物事には”程々”って事があるだろ」
「程々って何よ!大きければいいって事はないでしょ?」バカか・・

荷物を沢山抱えて帰って来たオバサンに、少し後ろめたい気持。
「今日は混んでた?」「そうでもなかったわよ」ケロっとしている彼女。

「これはね、お祓いをしてあるんだって」ほー、少し大きめだ。
鏡餅も少々大きめ。程々ってのはね、こう言う事なんだよオバサン。

決して見栄を張るわけじゃないが世の中は「見て呉れ」も大切だよ。
「あーこれはいいね、さすがおかあさんだ」彼女の小鼻が膨らむ。

夜になっての地震には肝を冷やした。この辺りの揺れは震度4。
震度3には慣れているが、4となると体への感じ方がかなり違う。
5年前の震災の時は震度5。こう頻発すると近い将来が・・・不安。