連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

テレビで見たもの食べたがる

2019-01-29 | 高齢生活・健康

大坂なおみの全豪オープン優勝 大相撲は玉鷲が優勝と
テレビに釘付けの日々が一段落した

貴景勝の 千秋楽の一番は一寸残念な結果に終わったが
彼はまだ若いのだから焦ることは無いとオバサンは言う

スポーツに限らず 新しい人達には どんどん出てきてもらいたい
大坂なおみさんを見て思う 血の交流は絶対に必要だな、と・・ 

「今年はまだまだ大きなニュースが有りそうね」そうだな 
何が有ってもおかしくない 世界中にそんな気配がいっぱい

「今日はミートソースよ」「おっ いいねぇ」夢さんこれ大好き
「おかあさんのは美味しいからね」と、ゴマをすっておく

彼女が得意のミートソース ゴマをするまでもなく本当に美味しい 


はい、指の運動しなさい

2019-01-24 | 高齢生活・健康

大相撲初場所11日目、全勝白鳳に土をつけたのは御嶽海
さすが御嶽海!やったね! 途中休場から復帰で、いきなりの横綱戦

ご機嫌で新聞を広げる「ん?意外と写真が小さいな・・」
そうか、勝負は一気だったからな いずれにしても気分がいい

この時間、オバサンは忙しい ガチャガチャと食器を洗う音
ピーピーピー おっ 洗濯も終わったらしい 何もしないけど音だけは感じる

「こんな事でいいのか・・」申し訳ないなと思う気持ちだけはあるのだが・・
お茶がきた「はい、指の運動でもしなさい」爪楊枝が添えてある ありがと

洗濯物を干しに、二階に上がっていく彼女の足音 この頃はゆっくりだな・・
あまり出しゃばると叱られるので、目立たない所で少しはやっている積り

彼女にはよく言われる「あたしが死んじゃったらどうするのよ」
そのくせ何もさせてもらえない 女の牙城は堅固そのもの

甘いもの大好き人間の小生 量を制限されるのは面白くないが仕方がない 


気持の切り替えが早いオバサン

2019-01-17 | 野球・スポーツ

稀勢の里引退を知って、オバサンの感想は如何かな?
「そうねぇ 仕方がないわよね」さらりとした答えが返ってきた

あれほど「稀勢の里 稀勢の里」と、入れ込んでいたように思うのだが
あれは単なる話題づくりだったか いかにも現実主義の彼女らしい

「4,5,6,8 みんな稀勢の里ね どこを見ようかしら」番組表と睨めっこ
「こんなの見てられないわよ」と、勝手にチャンネルを回す あれれ

食事の済んだ食器はお盆に載せたままで、立ち上がる気配はない
まぁ気の済むまで見たらいいさ 「さてと・・」顔でも洗うか・・

背伸びをして障子を開け放つ ガラス越しに射しこむ陽が目にまぶしい
犬のメグは、齧っちゃって傷だらけのママの椅子で日向ぼっこ

寒いからさ、日の当たってるとこ探しちゃぁ、うろうろしてるよ
曇ってる時は炬燵の中が好き 赤外線ってさぁ 頭禿げないよね?・・・
「えっ?この場所?・・」気に入ってるよ、ママの匂いがするから


羊羹ほどには甘くない

2019-01-14 | 野球・スポーツ

相撲が始まる前から「稀勢の里、稀勢の里」と、気を揉んでいたオバサン
勝負がついた瞬間には「あらぁ・・」と、何とも気の毒な落ち込みよう

しかも、3大関が初日に枕を並べて敗れるとは・・・
過去にこんな事があったかなぁ? 波乱を感じさせる1年の始まり

そんな初場所初日だが救いもあった 関脇貴景勝の見事な勝ちっぷり
先場所優勝のプレッシャーなど微塵も感じられなかった

朝食後に広げたスポーツ欄「無残なり・・」今日はどうなるかな?
食器を下げながら彼女が言う「羊羹あるけど食べる?」あぁいいね

勝負の世界は厳しい 横綱の苦悶の表情 大丈夫かいな・・・
「羊羹ほど甘くはなさそうだな」と言いかけたが止めておいた

今日からの復活に望みを捨てていない、彼女には気の毒だからね
「これ美味しいね」とりあえず おべっかを言っておいた


お年玉はママに預けてね

2019-01-06 | 高齢生活・健康

恒例の新年会も終わった 今年は都合で来られなかったのが4人
すっかり大きくなった孫達に10数年前の面影は無い

寂しくもあり嬉しくもあり 月日の経つのが早いのを実感する
今年はお節を注文するのを止めた 昨年の物が不評だった事もある

お節はやはりオバサン手作りのものが良い 皆の意見もそんな所
大勢の分を用意する彼女は さぞ大変だろうと気を揉むのだが

本人はそれ程には思っていないらしい 長年鍛えたワザってやつかな
あの器の数だけ見ても 「大変だなぁ」と思ってしまうのだが

「いいのよ自分のペースでやるんだから」
淡々とこなしていくあの姿勢 余計な気遣いは無用と心得るべし