連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

はいはいおっしゃる通りです

2012-12-22 | PC周辺・ブログ
朝から降り続いている雨、暇を持て余している夢さん。孫達は今日は来ないのかな?

「いいのよ来なくても明日どうせ来るんだから」そうか明日はクリスマスをやるんだった。

「おとうさんパソコンするんだったら炬燵でやりなさい」電気代が勿体ないと言うオバサン。

今日は殊の外寒い。エアコンを点け、ヒーターも回したのでは電気代が馬鹿にならないと言う。

自室からパソコンを抱えて和室へ。「ねっその方が暖かいし、いいでしょ?」

「あたしも、ここでやろうかな」レシートと計算機を持ってオバサンも炬燵へ。

「あっちもこっちも点けなくたって、この方がいいのよ」たしかにな・・・・

「お茶でも淹れようか?コーヒーの方がいい?」オバサンなにか楽しそう。  

自然体は楽だし心地よい

2012-12-20 | Weblog
正月も近いので換気扇の掃除を始めた夢さん。今回は羽根はもちろん奥までしっかりとね。

「助かるわあたしじゃそこまで出来ないわぁ」そりゃ無理だよこれは男の仕事だ。

歳を取ったらさ二人で一人前なんだから。お互い出来る事をやればいいんじゃないのか。

おいおい夢さんお前さん心にも無い事を・・・おべんちゃらは良くないぜ。

それがそうでもないんだよ。口に出して実際にやってみると、それが当たり前のように思えてくる。

不思議なもんだね 昔は考えもしなかった事だけど、やはり歳を取ったんだろうね。

かと言って弱気になったわけでもないけど、二人で暮らしてると家事の大変さも分かって来るし。

自分がこうして居られるのは、オバサンに負うところが大きい。そんな事も分かってきたからかな。

「あらずいぶん綺麗になったわね有難う、大変だったでしょ」んなこたぁないやね楽勝だよ。

犬のマリを真ん中に炬燵でくつろぐ。オバサンは機嫌が良い。お互い笑顔がいちばんだね。

立場逆転、夢さんと犬のマリ

2012-12-07 | 柴犬・マリ
飼い犬のマリが脳梗塞を発症してから3週間が経った。
食欲も出てきたし、少しよろよろするものの、歩けるようにもなってきた。
首は傾いたままだし、左側の足が思うようにならないらしく転んでばかりいる。

時々吠えるようになったが、それは餌の催促の時だけで、以前と比べたらずっと弱々しい。
餌は薬を飲ませる都合もあって、朝昼晩3食ともオバサンの手作り。
「今日は魚を入れたのよ」ささ身、肉、野菜、ご飯などなど、オバサンいろいろ工夫している。

「そんなに食べさせて大丈夫?」「いいのよ美味しいもの食べたほうが嬉しいわよきっと」
そりゃそうだなもう一度再発したら「助からない」と先生にも言われてるしね・・・・・・
リビングとデッキを行ったり来たり、この頃は和室まで入って来る。炬燵の間に割り込んでチョコン。

二人とも叱らないし、何をしても「えらいね、よく出来たね」と褒められてばかり。
身体は少し不自由になったが、孫達も周りの皆んなも優しいし、今が一番幸せじゃないのかな。
今朝もオバサン台所で忙しそう。「待っててねぇ~直ぐだからねぇ」 

マリはオバサンに纏わりついて離れない。舌をペロペロ「早くしてくれ~」と言わんばかり
「はいはいおとうさんもお待たせ」せわしなく食器を並べるオバサン。やれやれやっと朝飯だ。
「この味噌汁少し冷めてるんじゃない?」「あらそうかしら?温め直そうか?」いいよもう!