病院に妻の様子を訊いてみた。変わり無いとは何時もと同じ・・
それでも介護士さんの問い掛けに反応は日々違うという。
意識が確りしている時は、瞬きしたり微かに頷いたりするという。
奇跡は起こるべくもないが、もう一度あの生の笑顔が見たい。
独り暮しに慣れたせいか、段々と生活のリズムが出来つつある。
あまり億劫がらずに何でもやるようになったのは新発見。
食事の準備も半ば楽しんでやる様になって我ながら感心している。
ハイカラな物は出来ないが、腹を満たす簡単な食には困らない。
同じ物ばかり食べているようだが胃腸の調子は悪くない。
齢80ともなれば、量はそれほど食べないし、むしろ抑え気味。
相変わらず苦手なのは掃除だね。雑巾掛け?とんでもない!
嫌いなものは仕方がないさ。掃除しなくたって死にゃぁしねぇよ
画像はイラストACさんから拝借しました。