連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

おすそ分け、オバサンは鉄砲玉

2016-11-30 | 庭仕事・花・木

庭の柚子が沢山生った。家ではとても消化しきれない程の量。
切り取るのは夢さん。オバサンは容器を持ってあれこれ指図するだけ。
今年はなぜこんなに沢山生ったのか訳が分からない。

直ぐに容れ物が足りなくなった。「袋に小分けしてどんどん詰めたら?」
どうせご近所におすそ分けするのだろうから、その方が手っ取り早い。
オバサンせっせと袋に詰めだした。「10個?もっと入れてやったら?」
「いいのよこれくらいで」オバサンの頭の中では計算機が作動中。
何処と何処、誰と誰。行った先での話題の事まで考えているに違いない。

「一寸行ってくるわね」すぐ帰るからと出掛けたオバサン。
「帰ってきやしないよ・・」思った通りいつまで経っても戻ってこない。
最初はおそらく〇〇さんの所だろう。あそこに行ったらそらぁ長くなる。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり。とんでもない所にまで届けている。
皆さん本当は「迷惑なんじゃないかな」と、心配になるほどだ。
「みんな喜んでるわよ、男の人には分からないのよ」

まだ随分残っている。しかとは分からないが200個位は生ったのでは?
一昨年は柚子ジャムを作った。今年はその気がないらしいオバサン。
「柚子味噌作ってみようかしら?」さっそく知恵を付けられてきたらしい。


凍傷になってしまった金のなる木

2016-11-29 | 庭仕事・花・木

54年振りという先日の初雪。我家にも思わぬ後遺症をもたらした。
うっかりして屋内に取り込むのを忘れてしまった「カネノナルキ」
育て始めてから20年以上になる大切な木だったのに・・・
毎年花を咲かせるようになってから既に久しい。
最近は年を追うごとに、立派な花を咲かせるようになっていた。

例年は11月に入ったら、夜間は必ず屋内に入れていた。
成長するにつれて、鉢も大きくなり重たくもなってきた。
つい歳にかまけて、横着をしてしまったその報いなのだろう。
今まで見た事も無いその痛々しい姿に申し訳なさでいっぱい。
少し小振りに仕立てようと、花の終わった後に強めに枝を落とした。
そんな事も木を弱らせた原因なのかも知れない。

素人なので対策がいまいち分からない。さっそくネットでお知恵拝借。
屋内の暖かい場所に移動。来春まで慎重に見守るつもり。
下の写真2枚は元気な時のもの。再来年には復活させたい。

 

 


あるがままの姿、自由でいたい

2016-11-28 | トイプードル・メグ

「あれ?どうしたのそれ」出先から戻った夢さんメグを見てビックリ

モコモコの服を着せられ、ムスッとした顔で動かないメグ

「よく着せたね?」暴れて手古摺ったんじゃないのかな

何とか着せたのはいいのだが、固まったまま動こうとしないらしい

まだ外へ出した事は無いメグ「試しに買ってみただけよ」

「着るかどうか分からないし・・」100円ショップで見つけたと言う

「着るようなら、ちゃんとしたのを買うわよ」オバサンここでも合理的

「全然動かないんじゃ駄目じゃない?」ハーネスの時と同じだ・・・

「いやさっき少し歩いたわよ」少しじゃだめでしょ・・・・・

家の中に居れば必要無い事はオバサンも承知している

とても喜んで着ているようには思えない ムスッとした不満顔

人間じゃあるまいし、犬のメグにしてみれば迷惑なのでは?


こんなの着ないからね! だいいち跳んであるけないよ

ここでオシッコもウンチもしちゃうぞ!


オバサンは特売セールが大好き

2016-11-26 | 家ごはん

「今日は得しちゃったわ」開店セールから戻ったオバサンご機嫌。
「これ山形牛よ」普段ではなかなか手が出ないそうだ。
何でも安いのかと言うと、そうでもないらしい。
「人参は〇〇の方が安いのよ」午後からはそちらにも行くと言う。
チラシを見比べては、少しでも安い店をと目を凝らしている。
どこも徒歩圏内の、言わばご近所さん「運動になるからいいのよ」

彼女にしてみれば、ただ安い高いの問題ばかりではなさそう。
あっちで喋り、こっちで喋り、友達と行き会っては長ばなし。
それも買い物の楽しみなのだろう。張切って出掛けて行く。
ゲーム感覚と言ったら叱られそうだが、結構タフなのに驚く。

「焼けたわよ!ほらほら熱い内に食べてね」
一杯飲始めた所に出てきたのは、オバサンお薦めのステーキ。
「美味しそうだね、おかあさんも早く食べようよ」


あたしは出掛けるわよ、開店だもの

2016-11-25 | 高齢生活・健康

「入ってる入ってる」開店したスーパーのチラシを開いたオバサン。
「ちょっと見てくるわね」待ちかねていたように出掛けていった。
とても付き合っていられない・・メグと炬燵でじゃれる夢さん。
電話が鳴った。オバサンのお友達からだ。「えぇえぇ行きましたよ」
「あれ?またかよ」今度は別の人からだ。丁寧に同じ返事をする。

残雪が有るのでG・ゴルフは休み。だが今日は夢さん忙しい。
駐車場や庭に残った雪を片付けなければならない。
灯油も切れそうなので買いに行く。風呂掃除もまだやってない。
今朝はかなり冷え込んだし、動くのは午後からにしようかな?


雪だなんて脅かさないでよ!

2016-11-24 | Weblog

今朝も「緊急地震速報」で起こされた。今回は震度3だった.
天気予報通りで外は雪。辺り一面真っ白なのにただただ驚く。
「どうなっちゃってるのかしらねぇ」オバサンも呆れ顔。
「さぁさぁご飯食べよ」何が有ってもオバサンは変わらない。

食後に炬燵でくつろぐ。メグも炬燵に潜り込んでぬくぬく。
「こんな時、広告が沢山入ればいいのにね」
明日開店予定のスーパーのチラシが入っていないそうだ。
「明日入るのよきっと」カードも作り、行く気満々のオバサン。

我家のこの辺りは関東南部に位置し、地震は頻繁にある。
震度3くらいは驚きもしないが気になる事もある。
耐震基準は満たしている筈だが、こう何度も揺れて大丈夫?
揺れを繰り返している内に「バタン」なんてのは困るよほんと。


米露の世界外交や恐るべし

2016-11-23 | 高齢生活・健康

「今日は祭日だから2個ね」朝のコーヒーにはお茶請け?が付いてくる。
何時もはチョコ1個だが、今朝はサービスだそうだ。ハハハありがと。

新聞の1面トップには、「トランプ氏TPP離脱を明言」の文字が躍る。
3面には、ロシアが北方領土の国後・択捉にミサイル配備の記事。
トランプ、プーチン両氏とも日本の阿部首相と会談したばかり。
その直後に日本式で言えば「まるで冷水を浴びせる」かのような発言。
日本の「甘ちゃん外交」は完全に見透かされているかのよう。
ジワリ ジワリ ジワリと日本の国力が衰退していくような嫌な予感・・・

オバサンの携帯が鳴った。近くに住む二男からだ。
家族で出掛けるので「一緒にどうか」との誘いらしい。
オバサンがこちらを見て目で訊いている。顔の前で手を左右に振る。
「行かない行かない」この寒いのに、家でゆっくりしている方がいい。
「ありがとう、また今度ね」とやんわり断っているオバサン。

「メグも居るし、あたしも忙しいのよ」それでも誘われた事は嬉しそう。
「おとうさん暇なんだから行ってくればいいのに」大きなお世話。

 


オバサンの肝の太さは何時もと変わらず

2016-11-22 | 高齢生活・健康

枕元の携帯がけたたましく鳴った。「地震だ!」直後に激しく揺れ出した。
水のボトルが激しく落下。急いで机や本棚の周りを確認。「大丈夫そうだ・・」
「これは相当大きいな・・」震度3はしょっちゅうだが、それより揺れが大きい。
直ぐにテレビを点ける。アナウンサーの声が緊迫した状況を伝えている。
「また福島か・・」何とも言えない無念さに胸が痛む。

オバサンは起きた気配が無い。地震に慣れ過ぎているのは少し危ないぞ・・・
カーテンを開けて外を見る。薄暗い中どこも電気は点いていない。「俺だけか・・」
外が明るくなった。やがて階段を下りて行くオバサンの足音。いつも通りの時間だ。
食事の時間を見計らって階下に下りて聞いてみる。「知ってたわよ、震度4だって」

テレビはどこも地震のニュースばかり。さすがに朝のドラマも中止。
「地震はどうしようもないでしょ?」自然の力には勝てないとオバサンは言う。
「今日は晴れるからやっちゃわないとね」ご飯を食べながら張り切っている。
「今日で大きいのが終わるのよ」カーテンの洗濯はまだまだ続いているらしい。
今日は何も予定が無い夢さん。丁度良い折りだし部屋の掃除でもするか?
肝心な、それこそ「ここいちばん」の時にしか、君の出番は無いと心得るべし。


ファンは熱狂していたパートⅡ

2016-11-21 | 野球・スポーツ

シーズンは終わったのに何を血迷って、しかも昔の話をと思われるでしょうが。
暫くご容赦あれ。下位低迷チームのファンのやるせなさを。

2005年9月15日(木) 東京ドーム 対ジャイアンツ戦。
初回に5点を先取してそのまま終盤へ。マウンド上は背番号54ウィリアムス。


「根性無し!」の象徴のように言われていますが、こんな時もあったのです。


あの年、ファンは熱狂していた

2016-11-19 | 野球・スポーツ

大相撲九州場所真っ盛り、テレビ画面に空席が目立つのは何故?
この季節ストーブリーグの話題も、ちらほらニュースになり出した。

我家では、スポーツの中で、やはり一番夢中になるのが野球。
近年は球場に足を運ぶ事も無くなったがあの頃は違った。

あの頃とは、贔屓チームがリーグ優勝した2005年の事。
東京開催ゲームのチケット確保に血道をあげたものだった。

小生もオバサンも、まだ若く(笑)それなりのパワーもあったあの頃。
今では夜遅くの電車に揉まれる勇気は無い。11年の歳月や恐るべし。

2005年8月20日(土)阪神対ヤクルト試合開始前。
懐かしの選手名が並ぶ神宮のスコアボード。ファンにはたまらない光景。
HR(ホームラン)AV(打率)にも注目。金本、ラミレスのHR争いが面白い。
この年タイガースは2位ドラゴンズに10ゲームの大差を付けて優勝。

 
熱狂ぶりは昔も今も変わらない。ゲームは4回1対1で伯仲。


勝利を確信早くも風船の準備。


勝利を祝って人も風船も狂喜乱舞。