連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

病院より厳しいリハビリ

2008-08-31 | 高齢生活・健康
お昼を持って2階へ上がって来たオバサン。「あら 寝てなきゃ駄目じゃないの」 

そんな無茶な。「寝てばっかりなんていられないよ」病人じゃないんだから。

下から2孫(2番目の孫)たちの声が聞こえる。賑やかだな。

下で皆と一緒に食べたいと言う夢さん。
 
「だめだめ、あの子達と一緒なんてとんでもない」オバサン即座に却下。

「それに、階段の上り下りが一番良くないのよ、暫くは我慢よ」分かってるけどさ。   

こんな時は風呂が2階なので実に助かる。それにしてもさ、いかにも寂しいやね。

家に戻って3日目。そろそろ歩いた方がいいんじゃないのかな?。

このままじっとしてたら固まっちゃうんじゃないのか?。あれこれ考えてしまう夢さん。  

少しも痛みは引かない。それに手術後の太股の痺れがひどいのには参った。

退院で泥のように眠りこける

2008-08-30 | 高齢生活・健康
21日間の入院生活から戻った夢さん。ただただ眠い。

我家に帰った安心感からか、昨夜は泥のように眠りこけていたそうだ。

手術から9日目に抜糸。「安静にしているなら家に戻っても良い」との先生の言葉。

これぞ待ちに待った天の声。昨日の午後に退院させてもらった。

「もう歩けるようになった」なんてのは、少しも自慢にはならない。「決して無理はしないように」

先生の指示を守り、当分はベッド周りしか動けない。ただひたすら我慢我慢。

果たして順調に完治に向かっていくのか、今後の展開は全く分からない。

しばらくは面倒をかけることになる。よろしくねオバサンお世話になります。

一週間ぶりの我が家

2008-08-14 | 高齢生活・健康
「たくさん食べてね」おやおやこんなに食べられないよオバサン。

病院食にすっかり慣れてしまった夢さん。何時も通りの朝食なのに、いかにも量が多すぎる。

「お昼はパンよいま焼いてるから」久々にオバサンのパンが食べられる。やっぱり家はいいなぁ。

「ガス代が安かったわよー」ん?? 何の話だ。「1人だと随分違うのね」

オバサン随分嬉しそうだ。女は1人になると楽しいし、長生きするってのは本当らしい。ブルブルッ

オバサンの頭の中には既に未来図が出来上がっているようだ。えへへまだ死なねぇから残念がれ。

オバサン明日からまたマリと二人っきりか。マジで心配の夢さん。

マリじゃ頼りにならないし。「ダイジョブマカセロ 」おっ!マリが喋ったぞ。んな事ぁないよな。  

外泊許可が出た

2008-08-13 | 高齢生活・健康
「外は暑いでしょう?」まったくだな。
 
一週間ぶりに屋外に出た夢さん。日差しのきつさにクラクラ。

有名な大病院を紹介され、行ったその日から入院となってしまって7日が経った。

手術の日も決まった事だし、ちょうどお盆休みだし、担当医から外泊の許可が出た。

迎えに来てくれたオバサンと次男の車に乗り込む。
 
「ドッコイショ」足を持ち上げないと車にも乗れない。

やれやれえらい事になったわい。無理をしたらいかんなぁ。歳を考えなければ。

ただの肉離れとか、筋肉痛などとは全く違うものらしい。 

切ってみなければ本当の原因は分からないそうだ。ここはお任せするしかない。

素人が憶測で書いてご迷惑をかけるといけないので、ここはこれまで。

「マリは俺のこと忘れちゃったんじゃない?」「そんな事ないわよ」オバサンが笑ってる。

家に帰って真っ先にマリの顔を見たが、一瞬尻尾を振っただけ。そんなもんかよ。

MRI画像以前とは雲泥の差

2008-08-04 | 高齢生活・健康
同じMRIでも、新型旧型の違いだろうか?随分性能に差が有るのに驚いた。
前回の病院では、縦横に何十枚もの小さな連続画像が写っている写真を6枚渡された。

今回の病院では、写真を渡されなかったので、あれ?と思ったのだが、
封筒の隙間から覗いてみると、何やらフラッシュメモリのような物が入っている。

整形外科に戻り、先生の説明を聞く段になって、なるほどと納得の夢さん。
画像の伸縮拡大は思うがまま。これは凄い。これを見せられると先生の話も理解しやすい。

マウスで画像の伸縮拡大を繰り返していた先生。「分かりましたよこれは外科だね」
そけいヘルニアの疑い濃厚と言うことで、外科に回るようにとの事。

MRIの画像に見入っていた外科の先生「これはヘルニアとも言い切れませんね」
「MRIの画像だけだと分からないので、CTを撮らせてもらっていいですか?」

先生は水の溜まっている箇所が気になるらしい。どうぞどうぞ何でもやってちょうだい。
CTに続いて、次は超音波測定?をやって見たものの、炎症部位は特定できなかった。

整形外科と外科の分野の入り組んだ、微妙な場所だけに先生も慎重だ。
そんな場所に3箇所も疑問部位があっては簡単に結論が出せないらしい。

「他の先生とも話をして見ますから明後日また来てください」  
痛み止めと抗生物質を受けとった夢さん。もう我慢することはない。さっそく飲むしかないな。

夢さんの両腕には大きな絆創膏。右腕は造影剤の注入失敗でコブのように膨れあがっている。
普通より針が太いので入れにくいだと。ふざけんな少しばかり可愛いからって、いい気になるな。

セカンドオピニオン

2008-08-02 | 高齢生活・健康
「痛み止めは、あまり続けて飲んだら良くないわよ」

オバサンの言葉に従って飲むのを止めてから2日。猛烈に痛みがぶり返してきた。

大腿部を庇うせいで腰は痛いし、頭の芯までズキズキする。

以前よりずっと激しい痛みだ。やはり痛み止めで抑えていただけらしい。

表面上は痛みが軽くなっているようだが、奥底の痛みは増しているようだ。

病院を変えてみようよ夢さん。セカンドオピニオンそれだよそれ。

と言うわけでやってきた整形外科クリニック。ここも隣りの大病院と連携している。

どこもやる事は同じ。レントゲン写真は何の異常もない。さすがだな夢さん。

痛む方の足を押したり曲げたり、しきりに探ってくれるのだが炎症部位がつかめないようだ。

先生首を捻っている。4日前にやったばかりだが、来週またMRIを撮ることになった。

写真を借りてくるなんて夢さんには出来ないです。この際出費の事なんか言ってられない。

炎症箇所が特定できなければ、先生だって手の施しようがないだろうし。

この痛みさえ取れるならば何だってします。どうか先生助けてください。
  

話が違う

2008-08-01 | 家ごはん
 
「おとうさん2個だけにしてね」どうして?三つ持ってくって言ったんだろ?

「〇〇さんに1個あげるのよ、何時も色々貰ってるし」それ早く言ってよ。ったく

到来物のメロンを2孫の家に持って行こうとした夢さん。オバサンからストップが掛かった。

どうせ家じゃ食べ切れないから、2孫ん家へってオバサン言っただろ。

あれっ?もう3個しかないじゃん。「お隣へ1個あげたのよ」はぁ?

最初の話と違うじゃないか自分で電話したくせに。俺は行かないからね、おかあさん行ってきて。