連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

おばあちゃんの買い物袋

2005-08-31 | 6人の孫
「バァーちゃん、おかえりなしゃーい」

玄関に飛び出す2孫(2番目の孫)と4孫(4番目の孫)姉妹。

買い物袋に目をやり、素早くオバサンにむしゃぶりつく4孫。 

「あらぁー、来てたの?」満更でもなさそうなオバサン。要領のいいチビだ。

「おとうさん、ママはどうしたの?」「買い物だってさ、じきに戻るんじゃないのか」

「ご飯食べていくって言ってた?」「いや、何にも言ってなかったよ」

「どうするのかしらねぇ」「いいじゃないか、ご飯くらい」

「いいんだけど支度があるでしょ、男の人には分からないのよ」そりゃそうだな。

「おとうさん、聞いておけばよかったのに」そんな事知らないよ。

二人に纏わりつかれながらも、ご機嫌そうなオバサン。

それにしても、こいつらはよく喋る。こんなチビでも女の子なんだなぁ。

う~ん、何とかなったな

2005-08-30 | PC周辺・ブログ
また日付を跨いじゃったか。あ~ぁさすがに疲れた。

ホームページの手直しってのは本当にたいへんだ。

今考えると、新しく作ってしまった方が楽だったかもしれない。

それでも何とかリニューアルらしき形が出来た事は出来た。

面白いホームページってのは難しいな。

結果的には何の取り柄も無いものになってしまった。

だいたいね、夢さんお前さんにゃ、小難しいこたぁ無理なんだよ。

見ろよ、オバサンなんか呆れちゃって口もきいてくんないよ。

そりゃそうだよな。昨日の夕方からパソコンの前に座りっきりなんだから。

「目が悪くなっても知らないから」だってさ。けっこうマジに怒ってる。

大きなお世話だ。ほっといてくれよ!俺の目なんだから。

もうこんな時間?

2005-08-29 | PC周辺・ブログ
あらら、もう日付が変わっちゃったのか。

ブログを始めて二日目の夢さん、これを機会にホームページの手直しに奮闘中。

しかし、このブログというのは便利な優れものだ。

これならば日記の更新が楽に出来そう。

こんな事ならもっと早くやれば良かったよ。案ずるより生むがやすしだね。

ところが、これが中々踏ん切りがつかないんだよね。

「やろう、やろう」と考えてる内に半年経っちゃった。トホホ

これで一番の懸案だった日記の更新も楽になったしな、頑張ろうぜ夢さん。

また行くの?浅草?

2005-08-27 | オバ友
「おとうさん、一緒に行かない?」「何処へ?」「浅草よ」またかい!
「明日も出掛けるんだろう?」「明日はお墓参りじゃない」
「今日は誰と行くの?」「〇〇さんと△△さんよ」ぷっ、何時もの3人組か。

今月24日、新線(つくばエキスプレス)が開通した。
在来線のように乗り換えもないし、直線で結ぶので沿線住民には便利だ。
これまで都心へ出るのには、乗換える面倒もなく便利なのは高速バスだった。

所要時間1時間、ただし道路が混雑すると時間が読めないのが難であった。
今度は秋葉原まで快速で35分、浅草までなら30分で行ってしまう。

これでオバサンたちも、勇躍行動範囲が広がったわけだ。
「おかあさん、開通の日も乗ったよな?」「そうよ、今日はね浅草で食事するの」

あっそ「俺は行かないよ」オバサンらに付き合ってらんないよ。
今日は休みだし、一人でのんびりする方がよっぽどいいやね。

イカの刺身が待っている

2005-08-25 | 家ごはん
雨の合い間を見計らって、マリの散歩に行ってきた夢さん。合羽は要らなかったな。

マリの足を洗って毛繕いをしていると、後ろに人の気配。ん?なんだぁ、オバサンか。

「どうしたの?」「紫蘇を取ろうかと思って」どうやら庭の紫蘇の葉を夕飯に使うらしい。

「天ぷらするの?」「ううん、イカのお刺身よ」おぉ、いいねいいね!

「もういいだろ、綺麗になったもんね~、マリちゃん」早くシャワー浴びて飲まなくっちゃ。

「おとうさん、よく洗ったの?」「洗ったよちゃんと、見てみな」夢さんのやる事にそつはないって。

「鉢なんか、中に入れた方がいいよね?」台風が来るってんだから、備えるに越したことはない。

そそくさと玄関に鉢を運び込む夢さん。 

「任せとけって!」この辺りの手際の良さは天下一品。  

終わったとたんに、またまた本降り。おーぁタイミング、バッチリだな。

風呂のガスは消しなさい!

2005-08-23 | Weblog
「おとうさん、ゆうべもガス点けっ放しだったわよ」「ん?何が?」

「何がじゃないでしょう、気をつけないと駄目よ」 

「はいはい・・・」大した事じゃないだろが。うっせーな

「消して寝たはずなのに、朝起きたら点いてたから驚いたわよ」あぁそうかい

「お風呂はね、もっと早く入んなさい、何時までも起きてないで」大きなお世話だ 

「シャワー使っただけだよ」「同じことでしょ、分かってないんだからもう」オバサン怒ってる。

「危ないから言ってるのよ、何か有ったらどうするの?」何かってなんだよ

「もういいから、早く脱ぎなさいパジャマ、洗濯待ってるんだから」 

「おかあさん、新聞ないよ」「椅子の上にあるでしょ、よく見なさいよ」 

ん?おぉ、有った有った。

歓喜に沸き立つ現場

2005-08-21 | 野球・スポーツ
オバサン、ふんぞり返って新聞を読んでいる。おやおや、ご機嫌のようだな。

「おとうさん、“アニキ”が載っているわよ」満塁ホームランを打った前夜のゲームのヒーローだ。

贔屓チームが快勝してご満悦のオバサン。「凄かったよな」夢さんも新聞を覗き込む。

あの歓喜に沸き立つ現場に居合わせた事が、オバサン余程嬉しかったようだ。

「おとうさん、有難うございました」「ん? あぁー」納豆をかき混ぜながら、生返事の夢さん。 

オバサンに感謝されるなんて事は滅多にない。照れくせぇな

「もうマリの散歩行ってきたんだ、早いね」「そうよ、暑くなる前にね」 

「さすが、おかあさんだね」

納豆ご飯に、海苔をのせて箸でくるむ。

「パリパリッ」焼き海苔の感触がなんとも心地良い。

マリの散歩は任せなさい

2005-08-18 | 柴犬・マリ
「今日も勝つといいわね」「そうだな、6時からBS放送でやるぞ」あと2時間か。

贔屓チームが、ちょっと低迷気味なので、気が気ではない夢さん。

2位チームの勢いが、あまりにも良すぎた結果だから、これは仕方がない。

「見たいでしょう、おとうさん」「あったりまえじゃん」 

「マリの散歩、早く行っちゃまずいだろ?」「駄目よ!暑いから可哀そうよ」そうだよな。

「おとうさん、行きたくないんでしょ?」「そんな事ないけどさ」マリが聞いたら怒るな。

「あたしが行くから心配ないわよ、安心しなさい」お見通しかい参ったな。

「おかあさん、疲れてるだろうと思ってさ」「今日に限って気を使わなくてもいいわよ」

黙って行ってくりゃいいのにさ、何時もオバサンに甘えちゃう夢さん。口ばっかりって言われるぞ。

残り物で乾杯

2005-08-16 | 家ごはん
「もうお昼よおとうさん」孫達が帰った後の片付けに追われるオバサンと夢さん。

「もうそんな時間か」朝の内に5孫達が帰って、我家のお盆週間は終わった。

送って行く筈だった3嫁たちも、パパが迎えに来て昨夜の内に帰った。

「お昼、残り物になっちゃうけどいいかしら」余った食材を心配しているオバサン。

「オレはかまわないよ」多人数が帰った後だもの仕方がないだろう。

「冷蔵庫の中にまだ沢山あるのよね」「持って帰らせればよかったのに」 

「暑いから生ものは無理なのよ」暫くは余り物が食事の度に出てきそうだ。

「ビール飲んじゃ、おかしいかな?」オバサン何も言わない。了解って事だな。

「枝豆も残ってるわよ」「いいねいいね、それ出して」「デッキで食べようか?」

珍しくオバサンもビールを少しだけ飲んだ。ホッとしたんだろなお疲れさん。

ホッとするな 

2005-08-14 | 6人の孫
「一気に静かになったな」「ほんとね」孫たちが出掛けて、一寸前までの喧騒が嘘のようだ。

全員が博物館とプールに出掛けた我家に何時もの静けさが戻った。

「お父さんたちも行きましょうよ」と誘われたが、ここは年寄りの出る幕ではない。

夕方までの束の間の静けさは貴重な時間だ、大事にしなくっちゃ。

「おかあさん、お昼何処かに食べに行こうか?」「いいわね」

掃除機を掛けていたオバサン、座り込んで一休み。いささかバテ気味だな。

「じゃ早いとこ片付けちゃうか」夢さんも風呂場とトイレの掃除を手伝う事に。

それにしても今日は暑い。年のいかない孫たちのこと、こんなに暑くて大丈夫かな。