連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

テレビの持込みが許可された!

2020-07-25 | 妻の闘病

療養型病院は、一般病院とは違うのか? 対応がすごく細やか。
コロナで面会は禁止だが、電話での問い合わせは出来る。
「遠慮せずに架けていいですよ」と、言ってくれるのが有難い。
午後だと介護士さんも余裕があるようで色々と話してくれる。

今日は熱が無い。風呂にも入った。穏やかに過ごしているなど、
その日の出来事を、細かく説明してくれるのがとても有難い。
そんな話のやり取りの中で、テレビの持ち込みが許可された。
ほんと? なんとこれは嬉しい! 元気が出てきた証拠かな?
転院以来ラジオもテレビも禁止だったのに・・嬉しいの一言

サイズは19型以下ならOKとの事。小型テレビを買って届けた。
院内には立ち入れないので事務所に預けるようにとの指示。
職員さんがケーブルも繋いで設置までしてくれるそうだ。
「そのままでいいですよ」に甘えて梱包したまま預けてきた。
相撲が大好きな彼女。寝たままで見れるといいねオバサン!


ラジオっていいね!

2020-07-24 | 一人の時間

最近はラジオを聴く事が多くなった。
なぜかホッとするんだよね。テレビとは違う良さを改めて実感。
自然に耳に入って来るので、ストレスを感じないのがいいね。
「聴き逃し」も便利だね。今は公共放送の”昼の憩い”に嵌ってる。
テーマ曲は、古関裕而さん作曲なんだってね。

何もする事ぁないし、机に足を投げ出しリラックスタイム。
寂しいって言えば寂しいけどね、こんな老後?もあるんだろうさ。


辛抱、忍耐、我慢の日々

2020-07-20 | 妻の闘病

未だ明けやらぬ梅雨、もう少しの辛抱? 勘弁してほしいよ。
かと思いきやたった一日だけのカンカン照り、これにも参った。
病院は新型コロナ対策で、妻とは面会禁止の日々が続いている。
何処にも持って行きようのない、この遣る瀬無さは何とする。

顔も見られない事には、症状の変化の様子など知るべくもない。
どんなに心細い思いをしているだろうかと安ずるのみ。
手紙を出せば、介護士さんが読んで聞かせてくれると言う。
ご厚意にすがって何回か写真入りの手紙を出した。
これが簡単ではない。時候の挨拶って訳にもいかないしね。
面会禁止は何時まで続くのか、コロナが憎い、切ないよ。


思い通りにならないのが世の常か?

2020-07-18 | 妻の闘病

突然脳梗塞を発症した妻が入院してから早や9か月が過ぎた。
「6か月経てば家に戻れる」との予定で準備もしていたのだが・・
そんな目算はガラガラと崩れ去り未だベッドで寝た切りの彼女。

遡ってみると、当時入院していた病院から話があったのは4月。
日によって意識が有ったり無かったりで、寝た切りの状態との事。
家に戻るのは無理ですから転院先を探しますとの事であった。
彼女とはコロナで面会が禁止されて以降会えていない状況だった。

本人の様子を確かめる術もなく、病院にお任せするしかなかった。
転院先が決まり4月半ばに転院した。大きな病院で安心できそう。
面会が許されたのは6月半ば。妻に会えたのは110日振り。
と思ったのも束の間、また面会が再中止となった。ガックリ

入院患者にしてみれば、面会が中止になり誰も訪れないとなると、
心理的にも病状にも大きな影響があるような気がする。
ベッドで寝た切りの妻の心情は如何ばかりであろうかと胸が痛む。
新型コロナは感染の怖さと相まって、計り知れない程の失望と
深い悲しみを人々にもたらしている。
これから病状はどうなるのか。せめて起き上れると良いのだが。
車椅子にでも乗り移れたら最高だね。夢を持とうねオバサン!