連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

七五三

2005-10-30 | 6人の孫
 
「お茶でも淹れましょうかね」「そうだな」

4孫の七五三のお招ばれから戻ったオバサンと夢さん。

神社のお参りからずっと、一日中付き合わされてクタクタ。

「お前も調子がいいな、笑っちゃったよ」「あら、どうして?」

「2嫁のお母さんと、随分話がはずんでいたじゃない」

普段は殆ど、お互い電話をする事も無いお二人さんなのにさ。クスッ

負けちゃった!

2005-10-27 | 野球・スポーツ
タイガース負けちゃったなぁ。悔しいなどうも。

 
ロッテの選手は動きが違ってたよな。若いってのはいいやね。

バレンタイン監督ってのは凄いな。まったくだ、惚れっちまうな。

「ワタクシ ハーナ ターカ ダーカ デス」
 
オイオイ何か言ってるぞ?「鼻高々」って言ってんだよ。
 
鼻が高けぇなぁ当ったり前じゃねぇかよ、外人さんだもんな。
 
タイガースはどしたい?ネコになっちゃっておとなしく寝てんだろ。
 
なんだなぁ、「〇〇フンドシ」ってのは汚ねぇ奴だな。なんだよそりゃ。

金儲けの材料に使うなんて許せねぇ。それを言うなら「〇〇ファンド」てんだよ。

ファンをなんだと思ってんだ、まったく!そりゃ八つ当たりかい?

平常心!

2005-10-24 | 野球・スポーツ
 
何時ものように、連続ドラマを見ながらの朝食。

「おとうさん、新聞見ないの?」からかうようにオバサン。

「後でゆっくり見るよ」思い出させるなよ!

贔屓チームが、日本シリーズで連夜の大敗を喫した。

不思議と悔しい思いはない。

あれだけコテンパンにやられると、かえってサバサバしたものだ。

「今日は早いのかしら?」「あぁ、早く帰ってくるよ」

贔屓チームが負けた時は、お互い口数が少ないオバサンと夢さん。

朝から快晴気分良し

2005-10-20 | 柴犬・マリ
カーテンの隙間から朝陽が差し込んでいる。
起き上がってカーテンを開ける。

「おーぉ!気持いい!」目いっぱい背伸びをする。何日振りだろう? 久々の快晴だ。
「おっ早よう!」階下に下りると朝飯が出来たところだ。

「あら、早いわね?」起こされない前に起きてくるのは珍しい夢さん。
納豆をかき混ぜる手つきも、今朝は軽やかだ。

鼻歌も出そうなくらい、気分は上々の夢さん。
「どうしたの?自分で起きてくるなんて?」

食後はデッキに出てマリに声を掛ける「おっ早よ」「・・・・」返事がない。
空を見上げると眩しい、目がチカチカする。  

「今日は暖ったかくなるぞマリ」「・・・・」又しても返事がない。
何とか言ったらどうなんだ。張り合いがないヤツだなオマエは。
 

いいのかな!

2005-10-17 | Weblog
 
「おかあさん、怒ってるだろ」「えっ?何を?」
「オレ、全然マリの散歩も行かないしさ」

「そんな事無いわよ!マリの散歩は元々お父さんなんか当てにしてないから」
「なんか」と来たか、ほんとにいいのかな。

夢さんが何かやろうとすると、「いいからいいから」とオバサンは言う。
これって全く当てにされていないか、それともオバサンの愛情と考えて良いのか。

夢さんとしては悩むところだ。
世間のダンナがたはどうしてるんだろうな?

あまりにもノホホンとして、オバサンに頼り切りの夢さん。
今夜もグラスを傍らにマージャンゲームなんかにうつつを抜かしている。

もう真夜中、やがて1時になろうとしている。
今日は仕事だと言うのに、困ったジーさんだ。

ほんとにいいのかなこれで?  
これって、もしかして放し飼いってやつかな?

運動会

2005-10-15 | 6人の孫
雨で延び延びになっていた2孫の運動会。

「あーぁ疲れた」帰るなりソファーに倒れ込む夢さん。

朝から立ちっ放しで足が棒のようだ。

ビデオを撮るのに、その都度良いポジションを探して動き回ったのだ。

突然の雨で中断のハプニングも有った2孫の初運動会。

プログラムの変更をしながらも何とか終了した。

帰りは全員我家に集合。夕食の後ビデオの鑑賞会をする事になった。

オバサンも疲れているのに、食事の支度でもう一働き。

食後は頑張った2孫の映像を見ながら大騒ぎのひと時。

「やれやれやっと終わったな」

皆が帰った後ゆっくりとビデオを見直すオバサンと夢さん。

「案外心配するほどの事はないわね」「そうだな元気にやってるな」

普段は見ることが出来ない2孫の幼稚園生活の一端。

どうしても他の子供と見比べてしまうオバサンと夢さん。

寝坊したかな?

2005-10-13 | Weblog
「あれっ?」  どうしちゃったのかな?
もう7時半を過ぎたのに、オバサンが起こしに来ない。
7時半前に必ず起こしに来るのに、どうしちゃったんだ?

そっとオバサンの部屋を覗くとベッドは空だ。
「ははぁ、さては寝坊したのかな?」オニババにしては珍しいな

階下からガラガラと雨戸の開く音が聞こえる。
プッ、今頃雨戸を開けるとは、大慌てで食事の支度をしていたに違いない。

やはり寝坊は間違いないようだ笑っちゃうよな。
トントントントン階段に足音がしてオバサンが顔を出す。

「おとうさん、ご飯よ」言うなりオバサンUターン。
ドコッ、ドコッ、ドコッ、さすがに降りは慎重だ。

カーテンを開けると真っ青な空。おーぉ今日は快晴だ。
これだと仕事の行き掛けに、近くのコスモスを撮れそうだぞ。

早く、早く!

2005-10-10 | 6人の孫
 
朝から4孫(4番目の孫)を預かったオバサンと夢さん。
「おとうさん、ちょっと4孫ちゃん見ててね」  

「4孫ちゃん、ばーばすぐ帰ってくるから待っててね」
一緒に行くと言って駄々をこねだした4孫。

「ほーら始まった」 「早く行きなよ、おかあさん!」 
身体を反らせ手足バタバタの4孫を、摑まえているのに必死な夢さん。

「雨コンコン降ってるから、4孫ちゃんは行けないのよ」
そんな事どうでもいいから早く行けって!ったく

「ばーばドコ行ったの?」「マ○キヨに4孫のジュース買いに行ったんだよ」
「4孫ちゃん(自分の事)のジュース買いに行ったの?」 

「そうだよ、すぐ帰ってくるからね」
「ジュースちょうだいなって行ったの?」「そうだよ」

「オシッコー!」おいおい、いきなり言うなよ。トイレトイレ、早くしろ!早く早く。
ズボンとパンツを脱がせ、急いで便座に座らせる夢さん。

「おー、いっぱい出たねぇ、よかったねぇ」
「ほら、パンツはいてぇパンツ・・・・ん?これどっちが前だ???」
「おーい4孫、パンツどっちが前だ?」聞くだけ無駄か。

「おっ、ほら、ばーば帰って来たよ」駆け出す4孫。
「おい待て待て、ズボンズボン」しょうがねぇチビだな。

「あらぁ、オシッコしたの?えらかったわねぇ」ズボンをオバサンに渡す夢さん。
「おとうさん、パンツが後ろ前よ、ホホホホ」「何がだよ」

「絵の方が後ろなのよ、ホホホホ」「ん??そんなの分かんないよ」
あーぁ、本当に疲れるチビだ。2歳じゃなぁ・・・ 

タコが無い!

2005-10-08 | 家ごはん
「はーい、お待ちどうさま」
運ばれてきた土鍋の蓋を開ける夢さん。
立ち昇る猛烈な湯気。「おーぉ!」感激の一瞬。

「あれっ?」何時もなら、真っ先に目に入る筈のものが見当たらない。
あの竹串が見当たらないのだ。タコが無いぞ!タコが!
「あれーっ、おかあさん、タコは?」 
「今日は入れなかったわ」「えーぇ、うっそだろ!」
「どうして入れなかったの?」「ちょうど良いのが無かったのよ」
タコにちょうど良いも悪いもないだろよ。ったく

「タコの無いおでんなんて、おでんじゃないぞ」夢さんオカンムリ。
「どうして?他に色々入ってるでしょ、我が侭言わないの」
たしかに色々入ってるし、美味そうだけどさ。
だけど夢さんタコが大好きなのだ。
あの串タコを食いちぎりながら一杯やる。これがおでんの醍醐味なんだよなぁ。

「ま、いいっか!」
大根、昆布、つみれ、がんも、こんにゃく、げそ巻き。
後はなんだってぇ、 玉子、じゃが芋・・・・
タコは無いけど色々入ってるしな。

「お母さんも飲むか!」「少しだけ飲もうかしら」
「グラス持っておいでよ、あっ待て待て俺が持って来るよ」
「はいよっ」「ありがとう、少しでいいわよ」

それにしても、もうおでんの季節になったか。
この秋、最初のおでん鍋だな。

早過ぎないか?

2005-10-06 | 6人の孫
「おとうさん、ランドセル買おうかしら?」
「ランドセルって何故?」「今日だけ2割引で買えるのよ」

特別優待とかで、今日一日だけの特典だそうだ。
「だって来年だろう?1孫(1番目の孫)の小学校は」

「そうなんだけど、来年になるともう絶対安くならないそうよ」
「いくら何でもまだ早いんじゃないのか?」

「あら、みんな買ってるわよ」

「ランドセルって幾らぐらいするんだ?えっ、そんなにするのか・・」
「そうよ、だから2割引は魅力なのよ」そうは言ってもなぁ。

「向こうの親の希望だってあるんじゃないのか?」
「同じよ、女の子なら赤かピンクに決まってるんだから」

「じゃ、来年になって高くてもいいのね」
いいのねって俺に言うなよ。俺が買うわけじゃ有るまいし。

「来年になってから、買ってやった方がいいと思うけどな」
その方が、贈る方も贈られる方も良いと思う夢さん。気分てぇものがあらぁな。

「そう、それならいいの」と素っ気ないオバサン。
割引とかポイントって言葉にはほんと弱いんだから。ねっ、オバサン。