何時もの散歩道、気温は高いが風が有るので、さほど暑さは感じない。
整備された新しい住宅地の脇を抜けて帰路につく。
横合いから出てきた親子連れ、小さな女の子と若いママと乳母車。
肩から水筒、リボンのついた帽子。追い越しざまに女の子と目が合った。
「こんにちは」挨拶されて思わず立ち止まった夢さん。
深々と一礼して、負けずに大きな声で「こんにちは」
恥ずかしそうな女の子の表情。まだ慣れてないな・・・可愛い可愛い。
帽子の庇に指を添え、こじゃれた挨拶を添える夢さん「ごきげんよう」
振り返らずにすたすたと歩き出す。後ろでかすかに「うふっ」とママの声。
その「うふっ」が我が子の成長ぶりが嬉しい、母としての満足感に聞こえた。
家に入る前に駐車場を確認。玄関を入っても誰も来ている気配はない。
オバサンは鉢植えに水をやっている。「おかあさん今日だれか来るの?」
「誰も来ないわよみんな忙しいのよ」暇なのはおれだけかい。
整備された新しい住宅地の脇を抜けて帰路につく。
横合いから出てきた親子連れ、小さな女の子と若いママと乳母車。
肩から水筒、リボンのついた帽子。追い越しざまに女の子と目が合った。
「こんにちは」挨拶されて思わず立ち止まった夢さん。
深々と一礼して、負けずに大きな声で「こんにちは」
恥ずかしそうな女の子の表情。まだ慣れてないな・・・可愛い可愛い。
帽子の庇に指を添え、こじゃれた挨拶を添える夢さん「ごきげんよう」
振り返らずにすたすたと歩き出す。後ろでかすかに「うふっ」とママの声。
その「うふっ」が我が子の成長ぶりが嬉しい、母としての満足感に聞こえた。
家に入る前に駐車場を確認。玄関を入っても誰も来ている気配はない。
オバサンは鉢植えに水をやっている。「おかあさん今日だれか来るの?」
「誰も来ないわよみんな忙しいのよ」暇なのはおれだけかい。