女のストーカー

ストーカーと言えば男が女を
未練たらしく、追いかける。
そんなイメージが強いだろう。
しかし、実際にストーカーは
女も男に対して行っている。

一人暮らしをすれば、簡単に
いつでも自分の部屋に異性を
連れ込めると思っているが、
それは単純に自分の住まいを
教える行為になっている。
そこまで考えていないのかも・・・

異性と付き合えば大抵の場合
別れる事が圧倒的に多いし。
それがお互い納得して何の
わだかまりもなくセイセイ
したという感情であれば
何も問題は起こらないだろう。

一方が上手く別れる事が出来た
と思っていても、相手は渋々
応じただけで本心は別れたくない。
そういう場合に、相手の住まいが
分かっていれば、そこを訪れて
突飛な行動をする可能性はある。

女のストーカーであれば、直接
相手の男を力で抑え込む事は
難しいので、凶器を持っていく。

更に、相手を他の誰かに
取られたくないという感情や
よりを戻す事を重視していたら
同じ建物内の別の部屋に引っ越す。
そういう行動も選択肢の中に
入っており、実行されたら不気味！

自分の住んでいる建物の別の
部屋に居る相手、たとえ顔を
合わせなくても、かなりストレスを
感じる存在になってくるから。

住まいは毎日絶えず出入りする。
そこを知られる行動は控えるべき。
更に、自分のテンションが高いと
悲惨な状態になる場面を簡単に
想像しにくいし、自分と他者の
行動は驚くほど違う事を認識する。

実際に頭で分かったつもりで
いたとしても、現実に自分の事
として降りかかってきたら
冷静に対処して、ストレスを
感じる事なく、暮らせる図太さを
あなたは持っているだろうか？

実のある話

親友や友達であれば、所謂
世間話の類よりも色々と
親密な話をするに違いない。

しかし、どうでもいい話。
天気やゴシップ、人の悪口
というのは別に楽しい話題
ではないし、しなくても
聞かなくても、どうでもいい。
そういう分類に当たるだろう。

実のある話、聞いてよかった。
知らない事を知る事ができた。
知識や情報を仕入れて実際に
活用しているから、助かった。
原因が何かよく分からなかった
けど、話を聞いて疑問が解消した。

つまり、その人と会話をする。
その事が貴重な時間を有意義に
過ごすことができて、良かった。

その人だから知っている事、
それがかなり高度な専門知識
ではなくても、全く知らない
人であれば、難解な話は下地が
なくては理解できないから。

顔を知っている人が出会えば
話しかけてくるけれど、こっちは
その人と話す事を歓迎していない。
でも相手は、くだらない話を
延々とし続けて、うっとおしい。
そんな経験はないだろうか？

話す事が好きな人は、相手に
対して、その人の興味関心を持つ
話をする能力がなければ嫌われる。
大人になれば、あからさまに
その事実を相手に告げないだけ。

実のある話を望む人間にとって
プライバシーの根掘り葉掘りが
大好きなタイプは警戒人物なのだ。
本人は、分からないし、その話の
どこが悪いのかも理解できない。

子供は簡単に口げんかで絶交する
と言えるけれど、大人になれば
面と向かって、そこまでしない。
敵を作る事は悪口を風調される
原因を自らが招いてしまうから。

見えないから用心する

あなたは日頃、見えないから
用心する事があるだろうか？
見えるものは、簡単に危機感や
危ないという事が分かっている。

しかし、見えないものは自分が
その事実を知っているか、どうか
それがカギを握っているし。
全く無頓着な人も居るだろう。
実際に知っていたとしても
それが、どうしたと気にしない。

人は気になる事、気にする事が
違う。知らないから、どうする
事も出来ないけど、知っていたら
善後策を立てられるが、それも
どれ位、効果があるかは疑問だ。

例えば、それが即効性もあって
直ぐに被害が出たら、医者に行く。
そして、明らかに原因が分かって
いたら、相手に訴える事も可能だ。
法人であれば、全面的に謝罪する
という形で善意を示そうとする。

けれども世の中には、たった１度
だけの事なのに、その後の人生を
棒に振ってしまうようになる事も
あるのが現実であり、被害をお金で
弁償してもらっても憤りは減らない。

見えないというのは、盲人にとっては
日常生活の普通だけど、目が見える
人間にとっては、全然種類が違う。
目で見えないものは察知できない。
そこで必要なのは、知識だろう。

食品であれば生産地偽造は
食べたとしても分からない。
そして、すぐ体の不調がなければ
永遠に気付かないかもしれない。

人は後ろに目はない。しかし
注意を払っていれば、歩いて
いても後ろの気配は感じる。
スマホに熱中していたら
分からないだろうが、それは
本人の危機管理がないセイだ。

夜道でなくても、ただぼんやり
歩いていたら、恰好の餌食になる。
歩くスピードが速ければ、的から
外れるし、注意を払っている人は
狙われない。単に年寄りだけを
ターゲットにしているのではない。

話したくないのに・・・

誰かが居ても話したくない。
そう思った事がありませんか？
広い空間の中で離れ離れに
居たとしても、話す必要はない。

たとえ近距離に居ても全く
知らない人とは話さない。
それは、ごく普通の行動だろう。

電車やバス、飛行機に乗ったら
隣に知らない人が座る可能性は
とても高いし、だからと言って
話す事はめったにない。特別
気詰まりを感じる訳でもない。

見知らぬ人と話さない事に
人は余りストレスを感じない。
しかし、自分との距離が非常に
縮まった場合、そのテリトリーを
侵略してきたものという認識が
あり、不快感を催してしまう。

たとえ触られなくても見知らぬ
人物が至近距離にいると嫌だ
とか、びっくりしてしまう。
この人、一体何なの？
何故、こんな近くに居るの？

好意を持っている人が近くに
居たら、話しかける人は居る。
これは、絶好のチャンスだ！
今を逃せば、いつ話す機会が
訪れるか分からないし・・・

友達とは違い、顔を知っている
人だと言っても、いつも、相手と
話したいとは限らないから。
避けたい人物、関わり合いを
持ちたくない、最小限にしたい。

出来れば見知らぬ人という
領域に分類して無視してしまう。
顔を合わせる場所や時間帯を
ずらして行動すれば合わない。

こちらが話したくないと思って
いても、相手が同じ意向ではない。
ちっとも、その事に気付かない。
そんな時、自分から一切話さない。
話しかけられても、相槌に留め
会話の文章を言わず、途切れさせる。

あなたは話したくない相手に
どんな風に接していますか？

何を食べてもおいしい？

どんな所で何を食べても美味しい。
おいしいを連呼する。そんな人が
あなたの周囲に居ないだろうか？

本当に美味しいのか？
味覚が発達していないのか？
それは、一緒に食事をすれば
簡単に分かってしまう出来事だ。

人の味覚は３歳までに決まる。
その時までに素材の良質な物を
食べて育った人は味覚が発達している。

逆に、お腹が一杯になればいい。
素材の質よりも量が大事だという
家に生まれれば味覚は育たない。
所謂、何を食べてもおいしい。
ある意味で幸せだと言えるだろう。

特別、食べる事にうるさくない
人であっても、絶対に敬遠する。
そんな店でも平気で食べる。
そして、おいしいと連呼する。
値段が高いから美味しい訳でもない。

素材が新鮮で良いものであれば
ゴチャゴチャ味付けをして
誤魔化す必要は何もないし。
調味料を使用せずに、そのまま
食べても美味しい事はわかる。

結構、食事は相手との距離を
微妙にしてしまう場合がある。
同じものを食べて美味しい。
その味覚が違うと食事を楽しむ
というのが当然できなくなるし。
一緒に食べても不満が残る。

テリーヌのように出てきた物が
何かよく分からない場合でも
味覚が発達していれば、一口
食べると食材が何か分かるから。
目で見て、分からないものを
舌で味わう事で感知してしまう。

好んで入る店、食事にかける値段。
食べる種類や量、場所や雰囲気、
あらゆるものが、味覚のある人と
ない人では全く違ってくるから。
付き合いが疎遠になるのは仕方ない。

どうしても付き合いを続けるなら
無難なお茶の関係に留めればいい。
喫茶店にしても、店のランクは
あるけれど、食事よりも差はない。
よほど不味い店なら閉店するから。