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適正な数

2018-09-26 09:04:29 | Weblog
人間関係を整理するのは
人生の折り返し地点や現役
引退という節目の時点が多い。

つまり、何かのきっかけで
もう、今までのスタンスを
維持するよりも自分の中で
快適や厳選した人物との関わり
だけで充分だと認識するから。

損得関係や人脈作り、或いは
数が多い事を自慢する事柄は
せいぜい30代までが全盛期だ。
神経をすり減らす事、気を遣う
相手とプライベートの時まで
一緒に居たいとは思わない。

そして、適正なものは数が少なく
絞ってしまう事に不満を感じない
状態になるのは歳月と自分の中の
考え方に変化が生じる時だろう。

強靭と言われる人でも、年には
勝てなくなるし、それが自然の
状態だから、それに抗って生きる
事の方が不自然で歪になってくる。

奇を狙ったり、人工的なものは
どこか、無理をしている感があり
或いは、心の中にすっと入り込む
ような形とは異なり、違和感が
何となく残ってしまう原因になる。

適正価格とか、適正な数というのは
社会では普通に使われる言葉だ。
しかし、自分の中での適正な数を
考えるのは、随分先の事だろう。

色々な事をして満足すれば
それらを手放す事に対しても
惜しまないが、自分の中で
納得がいかない状態だから
欲望や所有する事に執着する。
量を誇るのも、1つの過程だけど・・・

年を取ったとしても、誰でも
悟ったり、数を減らす事が
ごく普通に行われる訳でもない。
その時々によって、住まいや
人間関係、所有物を調整できる
人間の方が快適に暮らせるのだ。
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