暗号生活

言葉の省略や仲間内の隠語
それは、他の人には分かり
難くて当然だけど、自分達の
会話が成立していれば
それで何も問題はないから。

それ以外に人に知られたくない
きかれたくない話をする
必要が生じたら、どうする？
今は簡単に盗聴ができる。
自宅や職場を始めとして
あらゆる所で簡単にされる。

その際、記号や暗号のように
他人には全く分からない
形式で文面や話をする。
それが最も妥当なやり方だ。

手間や時間が掛かる事は、
１回や数回であればいいが
何度も使うには不便であり
煩わしさを伴うものは
根気が必要で苦痛も感じる。

スパイものではなくても
企業の秘密は誰かの目に
触れても分からないように
厳重に保管保存している。
しかし、漏れるのは日常的に
別に珍しくもないし・・・

誰かが、人数が限定されれば
されるほど、裏切り者や
情報を外部に流失する人が
いる事が明らかになってくる。

人は秘密を秘密のまま処理
できるか、どうかと言えば
なかなか難しい問題であり
利害や損得勘定をして
或いは甘い餌を撒かれれば
簡単に転ぶ人間は多いのだ。

暗号生活も秘密の暴露も
表裏一体に近いだろう。
本人が楽しんで行う事が
できればいいという視点
なら、安全とは言えない。