夢華の言いたい放題

夢華の視点から見た出来事や特集

お盆に思う事

2022-08-17 09:09:51 | Weblog
年中行事の1つに、お盆がある。
昔は休みが正月とお盆しか無かった。
だから、まとまった休みに先祖の
供養や遠方にいる皆が集まる機会。
それが、お盆という行事である。

現代の様に核家族化が進んでいない
時分であれば祖父母も同居しており
先祖の話も、人物も身近な存在で
あったが、今では先祖を知らない。
付き合いが無い。そんな事も珍しく
ないから。せいぜい墓参り位だろう。

それより、お盆と言えば浴衣や花火
という感覚の方が強く、身近な
物を連想すれば先祖の供養より
そちらの答えが多いかも知れない。
風物詩は無くならないけれど
人の考え方や習慣は変化する。

お盆だから、特別何かをする。
そんな家庭も少なくなっている。
仏壇や先祖供養という考えより
お菓子が食べられるとか、休みが
長いという現実の恩恵を感じて
生活している若い人も多いから。

語り継がれる事が少なくなれば
何故、それが行われているか
という事も分から無くなる位に
人の関心は薄れてしまうのだ。
余裕やゆとりがあれば先祖の
お陰と言う人も居るけれど・・・

日頃から自分の知らない、会った
事もない先祖に対して何かを考え
感じる事は難しいかも知れない。
人の交流も希薄しており、孤独死
という言葉も珍しくないのが現実。

誰とも関わらず、ひっそりと暮らす。
或いは、一人暮らしと言っても
社交的な人は誰かが自分の存在を
知っており、連絡が途絶えると
気にしてくれる人が居れば違う。

あなたはお盆が来たら、何をする?
先祖に対して思い入れがあるだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする