２０代３０代が１番

人生８０年と言われているが
ここまで寿命が延びると
問題や弊害が多くなっている。
つまり、身体の寿命と臓器の
寿命が一致しないからだ。

生きているだけで歩く事も
食べる事もままならない
状態で、ただ寝ているだけ。
それが、その人にとって
幸せなのかと言えば疑問だ。

身体の衰えを感じる事なく
色々な制限に捕らわれず、
意欲や将来の希望を思い描く
２０代３０代が１番人生で
いい時だと私には思える。

個々のライフステージは
異なるから、一概には
言えないと言われるかも
知れないが、心身共に
充実した年齢と言えば
２０代３０代は無理がきく。

日本は特に年齢の点で
若い方がいいという風潮が
根強くなっているのは
諸外国と意識の違いだろう。
若さの特権がなくなれば
自然に消滅するけれど・・・

成人を迎えて法律的にも
大人の仲間入りになり
いい意味でも悪い意味でも
自分が責任を取らなければ
ならない状態を迎える。

親の同意は不要になり
身軽に自分で何でも
出来る状態が、人によっては
歯止めの効かない具合に
作用する時も出て来る。

しかし、人生は、誰が
何を言ったとしても
自分の為に生きる目的が
失われてしまえば、もはや
それは、もぬけの殻だ。

希望と意欲があれば
積極的に何事も前向きに
取り組んでいける。
しかし、何かで躓いて
しまったら、立ち上がれるか
どうかは、その人次第だから。