シルクペインティング

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絵画にも、色々な技法がある。
油絵、水彩画、木版画、
リトグラフ、刻画ｅｔｃ。
先日、美術画廊で初めて見た
シルクペインティングは
色彩が、とても鮮やかである。

現在、フランスに在住する
日本人女性が描いている。
フランスやハワイ等、
日本以外の風景画だ。

シルクペインティングは
その名の通り、白い絹の
布地に描いていく。
ろうけつ染めの要領で
作業は行うらしい。

だから、絵の境目は
白抜きになる。
発色が鮮やかなのは
フランスの染料の
セイかもしれない。

ニューカレドニアへ
行った時に、作者は
この技法に出合ったという。
現地では、珍しくない
描き方らしいが・・・

たぶん、日本で
この技法の絵はないだろう。
布は大きさが自由になるから
絵画には珍しい
正方形の絵もある。

普通は縦長、あるいは
横長の規定の号数だ。
近くで見るよりも、
遠くから見た方が
もっと鮮やかに見える。

店員は最初、絵の話を
しているが、次第に
買う方向へ、強引に仕向けていく。
適当に相槌を打って
画廊を後にする。

シルクペインティングを
あなたは、今までに
見た事がありますか？