エレベーターで窒息？

何度か、このブログに
「ごうつくババア」の話を書いた。
私の住まいの、非常識で
強欲な大家の事だ。
また、あのババアが
大迷惑な事をしてくれた。

ある朝、エレベーターに乗ると
中は漂白剤のニオイがしている。
あのプールの塩素を濃く
したような臭気のニオイだ。

翌日の夕方、エレベーターの中は
大量に使用した、住宅用液体洗剤の
強烈なニオイが充満して
床の敷物や壁のフェルト部分は、
びしゃびしゃに濡れている。
気分が悪くて、息が出来ない。

犯人は、言わずとしれた
あの、ごうつくババア。
それ以外、誰も考えられない。

エレベーターの扉が開く直前に、
大きく息を吸い込み
呼吸を止めてエレベーターに
毎回乗らなければならない。
いい加減にしろ！

暫く連絡をしていなかった
不動産の担当者に電話をする。
事情を簡単に説明すると、
「困りましたね。
大家さんに連絡します」
「経過報告してよ！」

翌日電話があり、バオサンは
こう言ったらしい。
「インクが付いて汚れてたのよ。
だから、ねぇ。今度業者が来るから」

担当者は、すぐに丸め込まれる。
「業者って、何の？」
「エレベーターの業者じゃないですか？」
「そんなの点検だけでしょ。
ニオイは関係ないじゃない！」

「清掃業者も入っているし」
「ただ、入口に水撒いてるだけよ。
共用の廊下だって掃かないのに。
ニオイが消えれば、いいけど」

年寄りは鼻が利かない。
微かなニオイだろうが・・・
私達には、強烈で
我慢できない臭気なのだ。
ダイビングの免許を持っている
私は呼吸を止められる時間が長い。