一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

今年の『恵方呑み』の酒は、ご縁を感じた飛騨高山の搾り花「深山菊」 2/3

2016年02月04日 01時05分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「深山菊」限定酒しぼりたて生 )

 

■2016/2/3(水)

今朝のMBSラジオ「ありがとう浜村淳」での浜村さんの出だしのセリフが圧巻でした。

「今日は大晦日 そして明日は元旦!! 」 (暫しポーズ) と言ったら皆さんびっくりしはるかもしれません。 でも陰暦では今日節分が大晦日、明日は元旦なのです。だから遠い貴族の時代、この日に厄を鬼に見立て豆まきで厄払いをするなど・・・」

運気の大晦日と聞けばどう過ごすか 結構大事に考える人も多くなると思います。 周りに聞くと「豆撒き」する軒数が、年と共にどんどん少なくなっているようですが、翌日「立春大吉」を迎える為にもバレンタインデー以上に大事にするべき行事だと私は思っています。

そして私が、15年も前から行っていた「恵方呑み」が、なんだかそう遠くないうちにブレークしそうな予感もしてきました。恵方呑みに使う日本酒は、当初10年間は地元奈良・葛城の「梅乃宿」紅梅でしたが、5年前からその時に直感で一番ピンと来た日本酒を歳徳神に味わってもらう酒として選定し、銘柄を替えていくことにしました。

毎年、その年の恵方呑みの酒を何にするかが一つの楽しみでもあり、結構悩ましくもありなのです。 以前も書きましたが、開幕投手を誰にするか悩ましいプロ野球の監督のような心境なのです。

昨年(2015)の節分が「山の壽」(福岡)、一昨年(2014)が「李白」おろち(島根)、その前年(2013)が「鬼剣舞」(岩手)、その前(2012)が「篠峯」(奈良)その前(2011)が「梅乃宿」一番汲み その前(2010~2001)はずっと「梅乃宿」で紅梅でした。

今年の恵方呑み候補にあげていたのは 「ちえびじん」(大分)、「富久長」(広島)、「伝心」(福井)、「深山菊」(岐阜)、「羽根屋」煌火(富山)の五酒

 

昨年12月前半まで今度の節分は「羽根屋」煌火にしようかとほぼ決めていたのですが、阪神百貨店で珍しい飛騨高山の舩坂酒造が出店、蔵人の信田さんから彼が姉妹店 平野屋本陣 花兆庵の女将さんの息子さんだと聞かされ、その出会いをK先輩に報告した際、「本当にご縁ですね。その出会いは必然です」と返事が返ってきたものだからこれが、将棋で言う角が効いたような状態で、今回(2016)の「恵方呑み」の酒は、飛騨高山の銘酒「深山菊」(みやまぎく)となりました。

岐阜の酒は大好きで、私にとっては恵那の「鯨波」、養老の醴泉「無風」に次ぐ 酒米ひだほまれの酒になりました。本日節分にお気に入りの猪口に注ぎ、「南南東」に願い事と共に一献。 コクと旨みを感じつつもすっきりした少辛口の味わいは、呑み飽きしない味わいでした。

 

飛騨高山一の名旅館と評される 平野屋本陣「花兆庵」は、良くTV取材され、つい先日もTVで紹介されたばかりだそうです。 もてなしの宿NO1にも輝いたことがあり 舩坂酒造という酒蔵まで持っているだけに 今度は、節分の夜を旅館で迎えられるお客様には「深山菊」の恵方呑みでもてなすというのもいいかもしれないと思いました。 酒蔵がたくさん集まる、いにしえの郷・飛騨高山で恵方呑みってとても自然な感じがして素敵に思えるのは私だけでしょうか。

そんな理由で、もし飛騨高山での旅館で恵方呑みを始めるなら「花兆庵」が一番最初であってほしいと願ってしまいます。

今から2年半前、季節は真逆の残暑厳しい8月でしたが、酒蔵直営レストラン「与平」にて飛騨牛のすき焼きで美味しい深山菊を頂いた記憶が蘇ってきました。tp://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/7f79867e3c8d9d4e790efebac78cb5ff

 

ご縁を感じて 恵方呑み きっといいことありそうだ。

 

 http://blog.with2.net/link.php?1601745

(寅)



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