( 山形正宗「夏ノ純米」)
■2011/8/15(月) 曇時々晴 暑
昨日の夜、黄身を帯びた満月がぽっかりと東側の空に浮かび、その少し右手に打ちあがる花火を庭先から見ていた。 お盆にかかるこの時季の花火は、夏の名残を感じさせる。
ユーミンの「 みじかくて~ きまぐれな~ 夏だった~ Destiny 君はとっくに知っていたよね 戻れない安らぎもあることを~ Ah・・・」 歌詞が似合ってきそうだ。
打ち上げ場所は、先日、土佐街道の話しで触れた高取町の花火大会である。
遠くに打ちあがって10秒以上して音が聞こえてくる。 でも標高の高い我が家からは花火だけは、小さいながらもしっかりと鑑賞できる。
金曜日に思わず飲むことができた「ひと夏の恋」という夏酒にブログで触れたが、今年は、それに限らず、全国の蔵元がかなり頑張って夏バージョン日本酒を出したと雑誌に書いてあった。 私などは、夏の風呂あがりこそ日本酒と言っていた人間なので、もっと早く夏酒に着目してほしかったが。
私だけでも 玉川のペンギンラベルの他、千代酒造『篠峯』の「夏凜」「夏純」「夏吟」と紹介したほどだから 全国では軽く100種以上の夏酒が出ていたのではなかろうか。
今年の夏酒でとても人気が出たひとつが、写真の「山形正宗 夏ノ純米」 これはもう入手不可能みたいだ。 これって俗に言う飲めない人でも「ジャケ買い」しそうな感じ、きっと誘われるのでは。
ボトルに咲く夏花火が、郷愁までも味あわせてくれそうな気がするな~
(寅)
花火のラベルデザイン素敵です。正直、日本酒にこんなセンスがあったなんて知りませんでした。
飲んでみたいと思わせるデザインですよね。
夏は、花火に蛍に金魚それから朝顔。 秋は、紅葉。
日本人の心に響くビジュアルと味が共鳴するような日本酒が理想なのかもしれません。
また色々と紹介ください。(舞子)
今後も日本酒の季節限定酒には注目です。味と共に目でも楽しませてくれると思います。(寅)