一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

日本酒三昧の〆は、青丹彩ビル地下の酒空間「酒商・のより」を選んだ。  7/2

2011年07月03日 22時15分35秒 | 私が行く「奈良」こんな店

( Shop&Bar 酒商「のより」  奈良市下三条) 2011/7/2

(つづき) 酒蔵「ささや」で日本酒と大吟醸酒粕アイスを頂いて、情報収集して店を出ると午後3時頃。 子供だとおやつの時間、照り付ける太陽の日射しが、痛いほど強く、三条通りを下って行くと汗の流れを感じた。 それだけ午前中から水分(酒)をとっている一日だけに仕方ないことだろう。

午後3時という時間は、帰るには早すぎる。 今日の最後は、三条通りを少し下ったもう一つの奈良酒の酒空間 「酒商・のより」へ 立ち寄った。

なら青丹彩ビル地下一階の割合広いスペースに 奈良県の11蔵+αの酒がずらり。カウンターの中の女性は、のより社長の奥さんで、こちらの店舗を専任担当している。

驚くのが、この奥さんの日本酒に対する知識の豊富さだ。 そしてさらに驚かされたのが 「実は私お酒飲めないんです。 それこそ一滴だけ」の言葉。

「飲めないのになぜそこまでお酒の酒質や味の事を言い当てれるのですか? それにおすすめの酒まですぐに提供できたりして・・・」 と私は尋ねた。

「香りですね~ ひろがり感とか それからお客さんの反応・感想 そして一滴舐めてみることかな~」

まず私に奨められたのが、萬穣の「ハッカにごり」 初めて見た酒で、なんだか甘くないカルピスみたい。写真は、久保本家の「睡龍」  一緒に奥さんがカウンターに並べたのは「久保本家の新聞記事」とその酒の名前が出て来た まんが「蔵人」

お酒そのものに加え酒蔵の特徴や知識も豊富だし、私ですら知らないことを整然と話してくれ、久々に日本酒で凄い!と感じる人に会った感じだ。

私の横で、まだ新婚に近い夫婦が来店、日本酒をテースティングして夫婦相談しながら気に入って買って帰って行った。その銘柄は、鷹長「生酒」だった。

ここは、奈良の酒をしっかり味わえる、奈良でもう一つの日本酒空間だ。 「閑古鳥」状態(←奥さんはそうおっしゃった)にしておくのは、勿体ないスポット。

清酒発祥の地、奈良の都で奈良酒堪能!  ・・・奈良の日本酒の魅力を他県の人にも是非味わってもらいたいな

奈良の都での日本酒三昧、これにて一件落着~  それにしても今日は、いったい何銘柄飲んだことだろう。 

(寅)

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿